太陽風ДζΨΠ∀3(ホームページ)へ …*  増殖“日記小説”  日記 1 2 3 4 5 6 7 "New"       2021.01.28 11:42 更新


日記 7

 

2005年10月13日木曜日

金木犀か銀木犀の発露、 匂いの源泉をなんとか見つけ、どれほどもものか確かめたい、そんな衝動が頭をもたげ、どっかり居座る。  きっと単純に、匂いを頼りにしてはならないと、真っ先に思う。   末端に本質を侵出・発表しており、本体に近づくに従いますます存在・気配を稀薄にしておるに違いないから。  それは、本質に迫りかけると。さり気なく遠ざかって行き、無視すると足音を忍ばせて近寄って来る。  まるで、女かΘΘΠΠ〜に違いなかろう!。  漂い つつ風に流され、路地を縫って進む、あるいは屏に沿って漂う。  濃密な、生き物の官能を直撃する狂おしいものであるが、簡単に遭遇できない。  萌え立つ秘めやかな生への覚醒である。  よしんば、金色の粉雪を散らした雨上がりの路面を歩いても、その片鱗を吸うことができるばかりで、その香に包まれ圧倒されることはない。  幸せは、不意にきっぱり訪れる。  一言半句を探り、散文を繰って散策をしている時、秋雨煙る石畳を上っている時などである。   いずれも、何かしら思惟は現実を離れ、羽ばたいている思惟の飛躍の最中。  人生混沌の秘密に肉薄、”理性もまた奔走する一種の情熱である”果たしてそうか!?、などと想いを蒸らせているとき。  もしくは 気持ちのよりどころ・自由を満喫している刹那である場合が多い。  どこからか、目に見えぬ縞模様のように流れてくる。  塀や垣根、碁盤目の道を縫って、あるいはそれらの上を飛翔しやってくる。  全身を貫き軽やかに過ぎる。  満ち足りた充足の余韻が 、実にうれしいことのように想う時である。  艶やかなしっかりした葉陰に、枝にくっつき泡立つように、零れるように 密やかに密生している。  『花にも精子がある。』  きっと、こんな言葉を想い出す。  バーミヤンで豚肩ロースの特製貝柱ソース、海老春巻き、台湾鳥骨鶏「ウコッケイ」のスープ を食す。  竹編みのような、籐いすに感心。  主菜は仕上がりが毎回異なり、妙に楽しみでもある。  ソースがほとんど無かったり、シャキシャキのタマネギが見あたらなかったり。   夕闇がずいぶん早く浸食する頃になり、秋景色を求めて出掛けた散歩の帰りは真っ暗。  澄み切った空に浮かぶ白い雲と、銀色の半月を追いかけて帰還。  小ぶりの赤い柿(≠富裕、次郎、平田)の皮を剥き皿に盛る。  渋?だろうか、黒っぽい細かい粒がとても多い。  熟した果汁が浸み出ている、種の周りはスルリとしたモンに覆われた状態で避ける。

2005年10月14日金曜日

扉のない本棚のような、たくさん段が細かく仕切られた白い棚に手を伸ばし広口ビンを掴む。  マグカップに不揃いの褐色の砂糖(Ala PERRUCHE)を数個投入。  褐色の濾紙を取り、貼り合わせ部分を折り曲げ、3つ穴のある楔に嵌め込む。  ”小田急特選焼き海苔”の筒缶からブルーマウンテンを破砕器(メリタ電動ミル)、に”ほどよく”零す。  小気味よいうなりと身震い をちょっと、逆さまにしコンコン叩く、良い香が流れる。  キャップから褐色に均等になるように願って零す。  キャップを白い棚の直立体に被せる。  注意深く沸騰を周りから滴下。  俄に生まれた熱いこんもりは、みるみる間に形を失い、絶望の跡を曝す。  (0) Microsoft Office 2003 Editions アップデートプログラム Service Pack 2 -  2005-9-27 をインストール後に、不具合が発生。  ※:Service Pack 2 以前の全パッチ実装では、起こらなかった新しい問題。  (1) FrontPage2003(11.6552.6568)SP2 を起動。  (2) デザインモードで、Wordpadからテキストをペースト時に エラーメッセージを表示。  (3) 『テキストコンバーターC:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\TextConv\HTML32.CNV を起動できません。』続行。  (4) 改行が、<p> </p> ※:Paragraph(段落)に変換されてしまう。  複数の環境で同じ問題を確認。  回避策といえば、今のところFrontPage の”コード”編集モード経由でカット&ペーストを行うこと。

2005年10月15日土曜日

朝は、テーブルロールパン、(レーズンロール - ベーカリーモリ、山の湧き水を100%使用、手作り)が愉しみ。  起き抜けの情熱を阻害するものが一切無く、歓迎するものばかりである。  もっちりとして噛みしめる毎に仄かな優しい甘みが広がる。  止めどなく美味しい 、食べ過ぎがとても心配。  オーブントースターで注意深く焼くと、さらにホクホクとした香ばしい香に感心できる。  これが、山の湧き水のお陰などと想像すると、しみじみ幸せな気分になれる。  プチトマトを断ち、森永アロエヨーグルトを取りだし、サラミ を切り取る。  トマトの清冽と爽快は、ラテンの空の如く活性をくれる。  石井スポーツで買った OPINEL ナイフでリンゴの皮を剥き、4つに切り蔕と核を切り取り皿に盛る。  Venezuela Bitter を本棚から取る。  ダージリンの赤、解放、歓喜を愉しむ。  昼は、鰺のタタキを胡麻ダレで。  夜は、梭子魚の干物を焙り、 精悍な牙を確かめ酢橘を切る。  この愛すべきフィッシュイーターを愉しむには、心構えがいるんだ。  剛健にして繊細な身は焙って、とても堅い骨をそろりと丁寧に外し、直ぐに食すべきなんだ。  鯵は、少し置くとほくほくした味わいを楽しめるが、梭子魚は異なる。  味海苔(ニコニコ海苔 - 極)を忘れずに取り出す。  小さい真っ赤なトマトを切る。  朝食のようなものになる。  マカデミアナッツの濃厚な破砕を愉しむ。  麦こがしは懐かしい 、が買ったばかりの袋に打たれた賞味期限は昨日、(−.”−;)  。  CHATEAU LYONNAT - LUSSAC-SANT - EMILION。  気に入った文体、尊敬する哲学のような寛容、親和に包まれる。  渋くて美味しい 、夕食らしくなる。  

2005年10月16日日曜日

Sonny Rollins/ THE BRIDGE いわば、永いこと壁面の棚で眠っていたのを、やっと認識できたで嬉しい。  涼しい風に頬を撫でられ手が伸びたん。  天上的な安堵、解放、緊張捨棄、自由奔放をくれる。  屈託なく飄々とさっぱりした奔放、燦々と陽を浴びたある感覚は、目眩く発想でもあり、高揚であり、歓びが迸る。  遠大澄明な宇宙空間や、飄々と闊歩するは、時々、フォーレやドビュッシーを想わせる色価が浸み出す。  時として、『ΣГЧΔΘ、ブハァ〜…*』とリードの解放咆吼は、明晰であり嬉しい挨拶でもあり、 ( ゚ o゚ )驚く、感心する。  抑制のある、通奏律の草原をザクザクと開く。  爽快を越えた絶頂が連綿と連なる。  鬱屈や、殺戮、暗鬱、閉塞、偽善、虚飾、独尊の片鱗が皆無で、すばらしいぃのだぁ〜*。  ゆったりと、悠々とほとんど静止した深閑の瞬間があり、澄み切った気配が満ちている。  繊細な危うい気質が透けて見えるのに、豪放、無垢、洒脱がちりばめられている。  撓めのある電気弦は、高層のような吐息を吐きかける。  こんな深閑、明晰な気分は初めてだ。  Jazzはある日突然、霧が吹き飛ばされるように明快に感じられることがあり、不思議な魅力がある。  そこで変わった己の内面を深く感じ入り、あれやこれや考えつつ過ごす楽しみがある。  第一印象がハラハラと払い除けられ、別世界の甘美を感じられる瞬間、あるいは土地勘を得た如く、全容と深淵を見たと感じられる瞬間、何ものにも変えられぬ、ふつふつと込み上げるヨロコビに包まれる。  これは情緒反応に過ぎない、刹那のはかない感傷に過ぎないと打ち消してみても、更なる野望と展開が拡がりワク!〜*、ワク!〜*。  Sonny Rollins(Ts)、Jim Hall(G)、Bob Cranshaw(B)、Ben Riley(Ds)、Release Date:Jan 30, 1962。

2005年10月28日金曜日

アミノ酸が結出し白く粉を噴いたように見える昆布を2枚、浅鍋に投入。  蛇口の下で金笊を目にもとまらぬほど素早く振り、1食分の米を洗い(≠研ぎ)、重く感じたとき炊飯器に。  早くガスコンロと鍋で炊けるようになりたいものだと、時々想い出すが果たさずにいる。  やはり手軽に使えるタイマーが必要なんだ。  白菜、春菊、大山豆腐 絹の極み、擂り胡麻(黒)、酢橘など湯豆腐の材料を仕入れに出る。  サラミ、イクラの醤油漬けも。  ご飯が炊きあがる頃、浅鍋の底に広がる黒きもの を一瞥、長ネギをざくざく切り投入、掌で木綿を賽の目に。  真の”豆腐岩”の出現。  胡椒と塩をちょっぴり投入。  サラミの深淵、混沌、喝采と、白きもものの浅はかな執拗との、”対位法” を愉しむ。  白き物は、ほかのものとはくっきりした違いがある。  画像受像機で見た、天平 の一口餃子 は大変な興味を感じた。  喉ごしというか口で弾け、広がる口福は充分想像できた。  Picasa v2のすばらしさに浸る日々だが、Google Earth をセットアップした。  Picasaは凄く便利だが、とてもPCに負担を掛けるるようだ。  3つのファイルを順にダウンロード、最後のファイルを実行したところで、インストールが開始される。  八王子をフォーカス、東にパンすると、見覚えのある建物が、そっくり並んでいる、車も見える。   買ったばかりの、SalifF KeitaとYoussou N'Dourを毎日聴いている。  その楽しみなひとときには、ダージリンのキック と酩酊・緊張緩和はきっと備える。  レコード棚に近づくと、頂からアンデス高原の香が降りてくる。  お寺で嗅いだことがあるような、天上的なおとぎ話の中の出来事である 。  遠い見知らぬ国の儀式が想われる。  時として精神が研ぎ澄まされ、希望が開けるようなエッセンスである。  ラベンダーを刈り採ってその枝のまま置いている。  緑は後退し、 とてもよい褐色に見える。  時々、棒状の葉、カラカラに乾いた灰褐色が落ちてくる。  この剥き出し放置状態以外、なかなか良い方法が見つからぬ。  手にとって、指先で砕く時、薄緑を見る。  試しに、茶碗に入れ、沸騰を注いでみた。  見知らぬ国は失せた。

2005年10月29日土曜日

雨の降る日には、ゆっくりと降りてくる。  何かの拍子に、鼻先を過ぎりエキゾチックな一撃を見舞う。  ΘΘΠΠ〜・ネコの棚に立ち選んだ、SalifF Keita とYoussou N'Dour を毎日聴いている。  ゆったりとたゆたうコーラス、鼓、弦は実に心地よい。  たちまち捉えられ、燦然と弾ける弦、散りばめらる色彩、足下を絡め取られる躍動に幻惑され連れ去られる。  天上的な地平は、ひそやかだが全身的な悦びがこめられている。  弾むような、前のめりの拍、底抜けに明るい希望にあふれた哀愁のボイス、斉唱。  憂愁が消え、心臓がはためく、駆け出したくなる。  精神も、心、魂、四肢なにもかも解放され、澄明に浄化されてしまう。  一切の有象無象は減形し霧散する、新しい思惟がめきめきと立ち上がり明晰に覆われる。  止めどなく押し出してくる広くて厚くて深いものがある。  ♪の魅力の根元を探している愚かさに、ふと我に返る。  動物の皮か木、竹の楽器。  乾いたコラ 1 2 の音は、広大で平穏、燦たる感興を散りばめている。  簡素と無窮により、神経の抑圧がことごとく霧散する。  静穏な金属打楽器は、控えめであるが、一瞬で何かが激変し、耳の奥に浸み入る余韻・沈潜・安堵をくれる。  世界いっぱいに、澄んだ力強い、気稟ある澄明を漲らせ、広がる。  甘美な気遠い熱い晦瞑になかへ、錘 のようにゆっくりと沈んでいく様を見とどける、歓びがある。  Salif Keita/ Yambo  - 新譜は、まだ手元にない。 

2005年11月5日土曜日 

朝は、ジャガイモをスライス、塩の海(イスラエル)をパラリ、電磁波炉に閉じこめる。  Boursinチーズ、ミニトマト、牛乳を取り出す。  キラキラした横殴りの陽を浴び、落ち葉の音を聴き西方の喧噪、汚濁、汚染領域に侵攻する。  緩やかなカーブの坂道を愉しんで、風を切る、滑空する。  重金属の飛沫を吸ったり吐いたり、する機械、装置、そして人。  TOWER RECORDから降りる、アスリートフット に立ち寄り、スニーカー 白、と帽子鍔長 色(#9E9485)- COLUMBIAを購入。  10年ほど愛用した帽子も、Sunとマークがそっくりの、COLUMBIAであった。  後部のサイズ調節部分のプラスチックが折れてしまい、ザックの”リボン?”を切り取り、縫いつけて固定サイズで使っていた。  河や山での釣り、にはきっと携帯した。  忘れた時は、はやる気持ちを押さえ、途中で取りに還った。  ”釣りクラブ”での既定の帽子は、一年近く被らず我が儘を通した。  今でも使えるが、額の部分が汗で変色している。  もし、アウトドアーでの写真があれば、いつもこれがあったはずである。  だから、帽子で、時期や場所などをたどることは無理。  一時期、ワッペンを縫いつけていたのを想い出したが、何であったか、動機も特に秘す。  スニーカーは、ほどよい軽さ、フィット感、吸い付くような地面のグリップがすばらしい。  EDDIEBAUER でシャツを探す、パンツを購入。  小さなミケねこの卓上カレンダーも。  LUPICIA でダージリン夏を、サンジェルマンでシナモンドーナツをゲット。  気に入ったCDの収穫は、なし。  西日の映える河で、黄色い重機が長い鼻を伸ばし、折り曲げ川底を削っているのを見る。  地底でハタハタ、 太刀魚(近海)、CHO-PAN(≠F. Chopin)、noir - 明治や甘栗を確保。  ハタハタと太刀魚を焼く、『パチパチ』いい音がする。  いい飴色になった、ハタハタはとてもサカナ臭くてすばらしい、皮からいい脂がしたたり落ちる。  太刀魚(近海)は冷凍もんでなかったので衝動買い。  銀がいい色に焼けると嬉しくなる。  卵にもほどよく熱が通って、ホクホク。  繊細な白身に、酸橘をチュ…*。  画像受像機が、そら豆さんが華奢な腹部をよじっている様を映し出す。  きっと、右半身をぐっと張り出す。

2005年11月17日木曜日 

ご飯が炊きあがった頃、底いっぱいに暗褐色が広がり這っている鍋に点火、小松菜を洗い葉っぱの部分をちぎって投入、胡椒をガリ!ガリ!。  重く白き大根おろし器を取りだし、力を込めて破砕、おつゆたっぷり。  大山豆腐 絹の極み、を掌で立方体に、そっと褐色に。  味海苔(ニコニコ海苔 - 極)を忘れずに取り出す。  酸橘がなく、柚があったのでしっかりした小皿の醤油に絞る。  春菊の茎を半分断ちまとめて、透明の澄み切った沸騰に。  白き物を、小皿の柚のたれに触れ、ハフハフ頂く。  淡い一筋のソロと、ホクホクした白き物のユニゾンは、世界を満たす。  細部を無視すると遅かれ早かれ、全体に復仇されるもの。  めいめいの主体と属性は弾け溶け出し、減形し一斉に発言する、全てが一点に集中し圧倒的な個性を吐露する。  旺盛な活力の犇めいている気配があり、喚起力をもたらしてくれる。  円は完成した、ムイ・ビエン(すばらしい!)。  富裕柿の蔕にOPINEL ナイフを差し円錐に切り取る、皮を剥き4つ割り、皿に盛る。  美味しいリンゴが姿を消した。  おつゆたっぷりの富裕は、とろとろしっかり、しみじみと甘い。  大粒のむっちりの甘栗、かっては歓びの行為であった皮剥きは、今は虚しい、そして大変美味しい。  手をのばすと、マカデミアナッツ の入った透明の広口。  海流と風、太陽、海鳥の支配するアメリカの西海岸、そそり立ち切り立った崖のような高台に、軒も庇もない木造の建物があるらしい。  建築哲学は、”この土地が荒らされる前の元の生態系に戻す。”  荒涼・孤高の海へ滑り落ちずにとどまった断崖の上の、チャールズ・ムーア作『シーランチ』  これだけで、酒が研磨され、音楽で旅ができる。  厖大な清浄に精神が洗われる。 

2005年12月19日土曜日

矢野沙織/ Sakura Stamp たいぶ前に聴いたアルバム(1st)は、引っかかるものがなく、それっきりになっていたが、気持ちに余裕があり、乾いた時にでもしっかり摂取してみよう。  この発表(3rd)は、ちょいちょい聴きたくなることがあり、そのたびに新しい発見があり感心している。  手垢にまみれてしまった傑作が、生き生きと蘇りつつ、精気に満ちた情熱+疾走感で目眩く絵巻を見せてくれる。    勿体ぶった”ため”は見あたらず、華奢な身のこなしのような呼吸から、律動・エモーションが生まれるようである。  自作では、瞠目の息遣いと展開、起用転結、スリリングがさらりと余裕をもって発表される。  蜜のような、メープルの歓喜が残る。  矢野沙織/Parker's Mood -Live in NY (4th)はまだ聴いていない。  Savoy、なんと嬉しい懐かしいロゴだろう。  大きな富裕柿をしばらく食べずに置いておいた んだ、どうなるか観察する、毎日見ているのだが。  熟した富裕は、また更に果汁が溢れ、昇華された味がした。  皮を剥く時に手に果汁が付いてしまう。  大根の美味しい時期である。  白の磁器おろし器を取りだし、輪切りの皮を剥き、白の小皿の上で素早く擦る。  仄かに緑の”みぞれ”は美しい。  美味しい、樽仕込醤油との調和・出会いを愉しむ。  ピリッとした根菜のアルカロイド、不可解なうま味に感心する。  

2005年12月20日日曜日

灰干し秋刀魚の開きを焙る、尾頭を断ち背から。  いい色に枯れ引き締まり、思いっきり反り返っている、パチン!と弾け身が迫り出している。  仄かに青みを残した皮、綺麗に骨が外れる。  件の脂 どな見あたらず、ホクホクした歯ごたえ。  ここで、酸橘が準備されているべきである。  特に、湯豆腐は木綿に限る、そして柚や、ライム、レモンでもなく、酸橘醤油で完結する。  これだけで、危うい繊細の極致、みごとな調和が生まれる。  豆腐の些細な執拗は霧散、白き物は旨きものに変貌する。   えも言れぬ崩壊と解けるような感触、新しい味にびっくりする。  一陣の清風、たおやかな香は事を一変させてくれる。  ベーコンパイを2つに断ち、オーブントースターで焙る。  いいにおいが、朝であることを教えてくれる。  美味しい、ちっちゃなミニトマトもきっと忘れずに並べる。  森永アロエヨーグルトのない朝は、それでまた別の新しい朝である。  朝日新聞紙の 匂いがないことも同じだろう。  遅いお昼は藤田で、昨日はガストでリブロース - デミグラスソース。  昼過ぎの風がとても冷たい、逃れられない・無用の冷気に不満が募る。  真っ新の朝の冷気は、よく引き締まっていてほどよいお湿りがあり、鼻先を 擽りりつつ精神を高揚させてくれる。  横殴りや真っ正面からの目映い照射を浴びる進行・侵攻は、まったく静謐に満ちているが、気分は”♪、〔`。´ 〕”に満たされ幸せである。  いい一日にできそうだと想わせる、嬉しいそそのかし・暗示がある。  開いてしま った昼下がりの北風は、とても疲労があり、投げやりですらある。  乾いた酸化体は戦いを挑む高揚だけをもたらす。  八王子東急にあった、”洋食亭ブラームス”は、なくなった、グランデュオ立川6階 1 にあることを知る。  ホクホクの ”和風ハンバーグ”は、やはり健在だろうか?、西方に向かうことが多く、北方に行く動機、そして機会がすっかりなくなってしまった。

2006年1月1日日曜日

ベーコンを2枚、極く少量のサラダ油をたらり、熱したフライパンでジュージュー、焼き色とその音を楽しむ。  じゃが芋をほどよく薄く輪切りに、透明の膜でぴっちり覆い、 刑場・電磁波炉で短時間で激しく熱する。  いつも、このときちょといやな気持ちが過ぎるが何だろう?。  恐らく電磁波炉という潔くない、UFOのエネルギーを想わせるものを、自ら用いた行い!?。  仄かなえぐみとホクホク、ねっとりの 混沌の侵出を讃える。  イスラエル岩塩をまじないほどパラリ…*・…* - 塩の海。  味の違いは甚だ実感できずにいるが、合理的な使いやすい容器と、 なによりかわいい形、連想をかき立ててやまない総体がとても好きだ。  味の違いの有無を鼓舞する、発想力の欠如した勢力 (?売公社の亡霊)への明確な反発を覚える。  ゴラン高原の荒涼、置き去りにされた諦観、やむなく生まれた熱っぽい暗鬱の昇華を摂取。  マカデミアナッツをぽり!ぽり!、ダージリンの赤き褐色、沈潜・静謐 を湛えたマグカップを備える。  鮮紅は明澄な夕陽のように輝き渡り、閃めきに底深さがあって見とれずには、いられない。  山羊のチーズ - SOIGNON の野生の匂いを摂取、息絶えようとする黄昏の一瞬に燃えくるめく光栄のその一瞬なん!。  ナッツ - 癖のある匂いを見舞うアメリカ産、再び特異なビンの蓋を開くことなく棚から 長いこと動かず。  人影の少ない荒涼感さえある通りを北へ、引きしまった北風は静かで心地良い。  バーミヤンで、遅い昼食。  おつゆたっぷり、しゃきしゃきのキャベツはとても良い歯ごたえ、特異な甘みを愉しむ。  海老は透明な飴色、プリプリを楽しむ。 - 海老野菜炒め。  あつあつをハフハフと頂く、いろいろの歯ごたえ味の出現、うま味と歯ごたえの目眩く調和・饗宴がしみじみ嬉しい。- 海老春巻。

2006年1月2日月曜日

夜は、冬野菜と一夜干し。  地を這うように四方に伸ばした葉は、とても緑が深く、厚い、”寒締め・ちちみ”ほうれん草。  果たして期待どおりなのだろうか?。  鍋ににも、そのまま重ねて入れ てみる。  深鍋で茹でる、冷水に曝した後で、やっと赤い茎をもってそろえる事ができる。  小さな専用のフライパンで胡麻を炒り、小さなすり鉢であたる。  夏の信州で、『これ山椒の木なのよ!。』と教えられた擂り粉木は未だ無い。  雑木林で見つけ採ってこようかな。  赤き茎はしっかり仄かに甘く、たちまち臓腑は呼応する。  清浄と燦たる収穫の賛歌である。  香ばしい、確かな豊饒のエッセンスが流れ出す。  小ぶりのうるめ鰯の干物は、よく締まっていて、いい歯ごたえ。  魚のうま味は過不足なく、精緻な調和を持ち、深藍と銀は精悍で美しい褶曲を誇示。  ほかに求めようのなく、絶妙に苦くて臓腑に饗応する。  飽きることのない 、素直にして深淵なるうま味に、いつも感心。  料理の神髄は、深みのある単純さが至境なのである。  できれば、無駄なく生のままいただきたい、人間の作為は全て自然に対する反逆である。  動機によりこれは、賞賛を惜しまぬ創作であり、芸術になりうるのさ。  いうなれば、料理はそれが目的でなく手段であり、もっというと必要悪であろう。  何かと気分の飛翔や更新、高揚、沈潜を求めて聴くJAZZ、猫の棚に綺麗に?、並んでおるわ。  ほんのちょっと足を伸ばし、食材を調達。  京野菜 上鳥羽 - 九条ねぎはとても長い、ほどよい太さたっぷりの白き茎。  藻塩、阿波尾鳥、ほうれん草 、空芯菜の新芽。  白き粉を噴いた暗褐色の昆布を鍋に投げ込み、4倍に膨らんだ頃、アゴ出汁のパックなどを投入、煉獄の炎で煽る。  アゴの粉末パック は、サラリと切れのよい、しっかりした圧倒的な豊饒の出汁がとれる。  晴朗の波頭を激しくジャンプし、鰭をいっぱいに広げ滑空する肢体は、引き締まった粘りがあるのだろう。  ハゼの焼き干しのすばらしさはよく目にする、いつか試そうと思いつつ果たさずにいる。  清浄の砂地をより更に砂らしさ発揮する背柄、小さな目 、穏和な顔、愛すべきとても魚くさい奴なんだ。  ねぎのひげを切り落とす、胸が空く。  長きものをざくざくと断ち、柔らかきものの皮を外し、煮沸の池に投入。  胡椒をガリガリ、薄口醤油をトクトク。  青臭さが、まったり仄かに甘きものに変遷、半円の透明体がほどよい歯ごたえ。  背黒イワシの干物、柔らかい内臓の希有な豊饒の苦み。  藻塩は、朝のゆで卵。  とろりとした 茜の黄身に出来た歓びに、パラパラ。

2006年8月1日火曜日

郷里から送ってもらった種なし西瓜を切る。  キッパリと、メリメリ、パリッ!、小気味よい音が楽しみ。  いつもはグレープ・フルーツ用の、ギザギザのあるスプーンで種を外しながらの、ゆっくりしたものである。  かってが違うので、ペースがとても早くなってしまう。  そ して、種なし西瓜をゆっくり、味わう贅沢な時間がすごせるようになった。  明治プロビオヨーグルト・LG21を好んで食べていたが、売り切れに遭遇。  タカナシヨーグルト・GG!を試しに食べてみた。  タカナシは前に”GG!”でないものを、好んで食べた時期があり、そのときの味が蘇り嬉しい。  どちらも、食べ続けると、それが美味しいと感じるようになり、欲するようになる。  不思議であるし、食習慣と味の記憶・味覚形成のメカニズムの一端を体感したようなんだ。  切手が張られた団扇が消印なし、付箋付きで郵便受けにあった。  説明書通りでは、いかんらしい。  もう一枚、記念切手を追加、ポストへ。  大きな美味しい吉野川西瓜、着いたよっ、…*。  ドトール・コーヒーのポイントが、\7,000ほどになってい ると教えられる。  そうなんだ、ずいぶん月日が流れたんだ。  いつもの、ブルーマウンテン・ブレンド(豆)を貰ってみた。  どうも、現金で購入しないと、炒れる意欲と賞味にまで影響がある。  W・1m足らずの白い多段棚の定位置に、『心此処にあらず』の面持ちで静止。  ポイントが貯まる、≠田丸わけだ。

2006年8月2日水曜日

西方の紫たなびく山端の向こうに、灼熱の丸い物が退き、新しいページが開かれる。  好ましい風が頬を撫でる頃、顔を洗いいそいそと出掛ける。  殆ど出掛けるためだけの行いに、とんでもない欲の付録がくっついている。  いっそ、食餌なぞはキッパリと、目的でなく手段であうるぞよと言い切ってみたい。  そして時間をかけ、英知を傾けることに空しさを覚えることから、解放されたいとも。  自然に逆らうことが芸術であり、楽しみであるならそれはそれとして、料理は目的になり得る。  既にしっとりとしたものが、首筋を掠める。  雑木林に近づくと、天空から大音響が降ってくる。  沸き立つような 複雑な多重リズム、2拍のユニゾンにも感じることがある。  微かに生き物の息遣い、Prestissimo、無遠慮な爽快、偽善で無い贈り物・自慢話、蝉の姿は見えず。  美しいのではなく楽しい迷惑、あたりを睥睨・掃射・突き抜けた発表。  とても終焉の断末魔とは感じられず、心軽 やかに・穏やかに松林の下を通り抜けられる。  場所が変わり、アーチストが入れ替わり、提供する楽興も重なりつつ変化する楽しみがある。  トウモロコシやトマト、インゲン豆、カボチャ などの畑を横目にすり抜ける。  雀のユニゾン・発表の無い竹林の脇を通り、 明るい街道に出る。  植え込みにバイシュクルを立て掛け、光輝に吸い込まれる。  翠の麺、ゴマだれ、海月、茗荷、海老の夏。  バーミヤン、翡翠麺の冷やし中華、海老とアサリの酸辣湯(タイ風)、海老春巻き。  還りは、甲州街道の頂からとてもゆっくりした斜面を南に下る。  松林は暗く静謐を保ち、 ささやかな昆虫の合奏を背に急いだ。  『ぞうとわたくし』、声に出すと楽しさがいっそうくっきり 。  しっかりしたメッセージと起承転結の備わった、実にすばらしいタイトルだ。  素直なタイトルであるそして、ホクホクと可笑しさが込み上げる謎を考えてしまう。  ”わたくし”でなく、”わたし”だと、『王様と私』のように平凡、空想・飛躍の歓びがない。  ”ぞうさん”でなく”ぞう”であるため、心身の一体感が伝わり、とても新鮮・ぶっきらぼう・真実性をくっきりさせる。  ぞうさんがとても好きであり、謙譲の心が溢れている。  自分との途方もない隔たりに、ちょっぴり動揺したようなんだ。

2006年8月20日日曜日

100万光年の彼方・第七銀河にある基地での、作戦の展開中・佳境の絶頂に、ふいに雨音で呼ばれることは、大いなる歓びであるだろう。  ”パラ♪〜*、パラ♪〜*”、 あられを撒き散らしたか、カラ…*カラ…*と悪者の高笑い、トタン屋根を激しく打ち付ける乾いた甲高い挨拶。  きっと前線・気圧の凹野郎が、疾風・垂れ込めた暗灰の雲 どもを曳き連れやって来た前哨、大粒の俄雨。  ”ポト!…*・ポト!…*”、地面を叩く鈍く所在ない隠ったもの、本降りの本格的な長雨の序奏。  ”シャ…*・シャ…*”、交通機関が 巻き上げつつ激しく地面に打ち付け、轍を曳き駆け抜けるもの、不躾な、忌々しい騒音。  雑木林や校庭の植木をしとどに濡らし、重く枝を撓らせ無音で漂い、密かに流れて一切を覆い包み、どこまでも進入し、じんわりと冷やし精気を奪う霧のようなもの。  大きな里芋の葉っぱや、草木、川面に当たる優しいもの、いわゆる雨垂れが一番。  青い星の雨は森羅万象を洗い流し、地面に吸い込まれ、とても好ましい起点を提供し新しいページを蘇らせる。  前日に麦のめぐみ・プチロール・胚芽食物繊維 - Pascoや、全粒粉入り・ダブルソフト・小麦胚芽発酵種 - ヤマザキと、明治プロビオヨーグルト・LG21、美味しい牛乳が準備された朝はすばらしい。  とても滑らかで、ほどよい固体感の絶妙の柔らかさ、さっぱりした酸味と仄かな甘みは無類。  爽快感が常にありしかも後味として残る、LG21。   丸っこいパンを電気炉で焙る、ホッコリといい香りが食欲を煽る。  凸の黒く焦げたのをナイフでそぎ落とす、簡単!、楽しい!。  片手小鍋に水を適量、ゆで卵を作る。  頃合いを見て、火を止め、更にしばらく置く。  その想いと期待はたいてい霧散する、とろりとした山吹色の半熟の黄身は出現しない。  ドロリ〜*、と流れ出か、殻にへばり付いた白身を剥がし憑かれた、己に愛想が尽きるのどちらかに決まっている。  数日、作成の意欲がどこかへいってしまう。  じゃがいもを茹でてみるんだ、仄かなえぐみとホクホクした歯ごたえ、とても体に優しい愛すべきもの。  お昼は近海もの銀色の太刀、太刀魚を焙る 、これは何時もあるのでなく時々棚に出現する。  幸運にも見つけた時は、逃さず籠へ。  透明の身は真っ白に、銀色の皮はとてもいい褐色に、 酢橘をチュッ、…*。  淡白でいい脂、柔らかいのを皮と一緒に。  紫蘇の南高梅でコントラストを愉しむ。  =(・。.・)= は、この骨はきっと残すんだ。

2006年8月21日月曜日

食事は、その後のお茶をもって完結するようだ。  が、目的や情熱はデザートやダージリンにとても傾いているだろう。  Digitally Imported Internet Radio > Mostly Classical の提供音楽も聴きたくなる。  その目的である食後のダージリンは、ストレートでなければならない。  蒸らしは絶妙を目指す、これはいつでもそうしなければいけない。  ねっとり舌にまとわりつくホクホクした歓び、スプーンを差し込む時の手応えはしっかりした嬉しいもの、タカナシ・素材の焼チーズケーキ はアルミの器に。  音楽は、選択の思惟のない偶然の楽しみが付いてくる場合はひとしお。  これは期待とか賭けとは無縁の、新しい思惟の喚起・飛躍・衝突に関する。  ゆったり として、急かさず・ダラダラしない・慄然とした気分を呼ぶ物が好ましい。  気分に沿ったテンポの弦楽合奏か、イタリアオペラの抜粋が好ましい。  ホーンアンサンブルの水上の音楽は、スピード感を持った 澱みのない、草原の風のテンポでなければいけない。  緩やかな章は最小限に、かつ適切な頃合いに置かれているべきだ。  河面を渡る風は時として向きを変えるが、総体としては常にさざ波を絶やしてはならぬ。  CDの背が並ぶ棚の前に佇んでみるが、わくわくするような気分起こらない。  そんなときでも聴きたいJazzはきっとあって、すばらしい 高揚も充分想像できる。  でも、朝は古典でありたい、何故か?、たぶん習慣?。  澱のない真っ新の心身は、活性の準備が未完であり、安息や闘争のいずれも退ける。  ダッチオーブンの料理は、焦燥と解放、抑圧と加圧・加熱、酸欠の賜物であり、大変すばらしい産出に感嘆してしまうが、自宅で朝ではどうも。  鬱屈と解放、邀撃と沈潜、アドレナリンの奔流の閉塞音楽は、オペラ劇場のロビーの展望のような、のびのびした朝陽の射す白い時間に許されぬ。  ヴィオラ・ダモーレ協奏曲を聴く、再び夢路を辿ることも、そしてたくさんの風に遭遇するために野外に飛び出すことも 、ままなひととき。  目から鼻に抜ける弦奏は、大きな鼓を描きつつ気ままに推進する。  息を潜め・駆けめぐる・跳躍があり・思索がある。  そそのかされたつもりで、部屋の掃除を始める。  殻をしっかり閉じた 近海・新鮮アサリを見つけたとき、じゃがいもを食す。  頭上の棚の缶を開け、仄かに酸っぱさを持つい美味しい匂いを嗅ぎ、既にほぼ定形に切りそろえた昆布を1、2枚取る。  鍋に 暗褐色の切れを投入、ステンレスボールに塩を投入、アサリを浸し半日放置。  鍋底を覆うほどに戻った、黒きものを確認するのも楽しい、爽快は過ぎる。  ナイフでじゃがいもの皮を剥き、大きな賽の目に。  沸騰した鍋に、アサリを投入、ざくざく切ったネギも、胡椒、砂糖、薄口醤油を適量。  アサリの吐き出す塩分を含む、透明な琥珀色のスープの味付けは難しい。

2006年8月31日木曜日

雨の夕暮れ、バイシュクルで出掛ける途中、『ワー・ァー、……ォ』、『ウ〜*、……ゥ』腹の底から絞り出すようなよく響く、怪奇の世界からの怨念の隠った、2匹の動物の鳴き声が耳に入る。  耳慣れた叫び・発表であり、思わず聞き入ってしまう、子供の頃は戦慄が駆け抜けるものであった。  春先の、東風の吹く、きっと前頭葉の頭痛が鈍く頭をもたげる夕暮れから始まった。  真っ暗闇の、有象無象が暗躍・駆けめぐる屋外の絵巻。  イギリスでは、この類の発声をしないらしい、何とも表現の貧困な、未開のアトランティス地方の猫どもか。  情念のたっぷり、満身の力の隠った、すばらしい闘争が繰り広げられているに違いない。  どんな生き物、形相か想像するが、とてつもないものを考えてしまう。  小雨の中 、道端で、黒に大きな白の水玉と、灰色のトラが90cmほど離れ、向かい合っている。  大柄の水玉は半身を曲げ、トラは腰を下ろしている。  双方とも大きく口を開けている訳ではなく、ほぼ閉じている。  穏やかなお顔で、恐ろしく奇っ怪な叫びを放射している。  姿は、ご近所さんの長閑な立ち話の風情。  気になりつつ、妙に感心しつつスーパーへ。  トビウオの干物、珍しいものであり、癖の無い魚なので籠に。  いいものを 買ったので、ホクホクで帰還。  途中、トラちゃんがスタスタ家路を辿るお姿を見かけ、しばらく見送る。  お疲れのご様子でもなく、何かを振り払うでもなく、雑念を捨棄した静謐な学者がキャンパスを過ぎる風情に見えた。  スタ…*、スタ…*、……!と、きわめて軽やかにしっかりと歩行する、ゆっくりでもなく、かといってとりわけ急いている様にも見受けられない。  丸顔はきりりと引き締まり、雑念は見受けられない。  自信たっぷりに、己の信ずるまま、感じるまま軽妙な足取りにブレは無い。  丸顔をリラックスさせ平穏・静謐を全うする。  背と四肢をスッ…*と伸ばし、軽やかに進む、歩きのもっとも綺麗な生き物。  まだ青さを残し、丸顔の大きな瞳。  ロースターから煉獄の刑を終えた、精悍の面影を救出し皿に。  件の大きな胸びれ・翼は、ぴったり胴に張り付いている。  しっかりした飴色の身、棒の様な体が断ち割られている。  焙ると、パチンと爆ぜた、いいぞ!、…*。  とても魚臭くて 奥深いホクホクのうま味が跳躍・浸透、満足しました。  あたらしい味、うま味の発見がたくさん詰まっていて、得心の広がる口福の展開。  休日の朝、ゆっくりと 戴きたいようなもんであった。  青臭さが消えた、リンゴが愉しみな時期になる。  =(・。.・)=のこない夜更け、押し寄せる気配に息を止める。  沸き立つような、合奏が窓越しに押し寄せる。  昆虫の果てしない演奏、会話、メッセージの送出。   生き物の生命力のしたたかさを思い知る、止まることがない。  近いものも、遠きものも呼応し、牽制しつつ躍動している。  総体は、広大なユニゾン、だんだん強く・弱く、波打ち・盛り上がり、ちょっぴり速く・やや遅れ、一体の生き物。  この星を覇する企み、旺盛な賛歌・喝采・エネルギーの転成。  星降る夜、西に月が傾く頃、ぴたりと静止する。

2006年9月26日火曜日

冷たい雨、草木が濡れ頭を垂れている。  カーテンを曳き明かりが暗闇を切り裂くと、きっと光るものが、サッ!、…*と駆ける気配がする。  黒い生き物が空間を走る、まったく静寂のままである。  魚の頭や尻尾のあった植木鉢の皿は、綺麗になっている。  ざらざらの舌、薄くて仄かに赤きもので、樹脂を浚ってしまうんだ。   『ドンッ!!』、床窓に生き物がぶつかる音で驚く。  お供えものが、いつもより大きなものであり、それをすっかり忘れ、……に没頭中、2体の野獣が闘争中に窓にぶつかったのだ。  休日などで行動の進行がずれてしまたっときは、窓を開けても光輝の中や背後の闇に生き物の気配はない。  きっと失望しつつ、還ったのだろう。   今日は冷たい雨、きっとこない。  美味しい粗食を目指す、しかし満足するとどうしても粗食とは思えなくなる。  一時間前に鍋に昆布を投入、もっと前が望ましいが、夕食はご飯が炊きあがるのが一時間、だからたいていこうなる。   毎回、コップ一杯の米を炊く。  半丁の豆腐で湯豆腐を作る。  これはシンプルであるほど、奥深い嬉しいものになる。  うまくいったと思えたときは、ホントに幸せである。  昆布と豆腐だけであるが、材料と炊く時間に気を配る。  どうやら酢橘よりも、柚のほうが格段の調和を醸し出すと思う。   酢橘は梭子魚に、ライムはステーキに。  醤油は、フンドーキン - 吉野杉樽三年仕込醤油もいいが、ヤマサ -丸大豆醤油が旨いと感じるときもある。  どうやら柚の、秘めたる底深いキックとの調和に謎が。  でなければ人物の大いなる誤謬だ。  包丁をよく研ぎ、きゅうりを薄切りにする、まな板からコロコロ転げ落ちる。  斜にすれば転がらないとは想うが、ままならぬ。  ボールで塩を塗ししばらく置き、塩を洗いぎゅっと絞る。  黒酢と砂糖、味の素でつゆを作る。  これもやはり、シラスなど魚っけは排する。   酸で充分傷みつけられた胡瓜が、不憫であろう。  酸味の案配がうまくできれば、明日も美味しいからたくさん作るんだ。  Glenn Gould/ ☆□You Tube Search : /Glenn Gould.com/ Expanded Edition - Bach: Preludes, Fughettas, Fugues を聴く。  速度・テンポ゚に揺らぎ ・伸縮があり、独自のくすんだ響と相まって別世界に遊ぶことができる。  飄々とした横顔や、眉間に刻みを入れた深い表情、僧のように佇むお姿、いずれも繊細の極致の神経と超絶技巧は隠されている。   このカナダの宝は、演奏中に発声、その他雑音を発する。  これにきっと驚く、しかしこれが待ち遠しくさえなる時、もう一切が見えなくなっている。  棚一段 の半分をしめる、不思議な”雑音”の収まったディスクを眺めると、項垂れてしまう。  語れない、聴くしかないようだ。

2006年10月22日日曜日

UA/ CURE JAZZ/を聴く。   蜂蜜色のボイス、喘ぎは芯があり、よく響き、少し鼻に 詰まり、ぐずったようにさえ感じる。  語りのような発表は、不思議な浸透力があり、無垢な野生ののびのびした官能に、深く進入されてしまう。  澄明なアルトは、地平のあらゆる生あるものの魂に迫る。   激しく鼓舞し励まし、静謐と安らぎで満たす。  耳に残り、ふとした折に脳裏で蘇生し、狂おしく髄を揺さぶる。  前のめりのシンコペーション、アフリカンビート。   ハモンドオルガンが戦慄・煽情・諦観の和声を轟かせ世界を睥睨する、直立の蜂蜜は降り注ぐオゾンをモノともせず、なだらかな肩で上昇、たおやかなボリウムの腰で歌う。  照葉樹林のモーリス・ラベル、 エルサルバドルのイーゴリ・ストラビンスキー。  不思議な妖気・パワー全開、惜しみない疾走である。  バルブを流れる気流、ちょっぴり軋む。  ラベルは、難解・斬新・奔放であるので、期待とか心構えをもって立ち向かい摂取に及ぶ姿勢は、慎むがよかろう。  いかなる既成概念も 排除されなければならぬ、もはや有害ですらある。  遠くから来た友人にお茶を炒れる時のように無心で、そして繰り返し聴くのがふさわしい。  迸る知性を機知と精緻で覆い隠し、情緒たっぷりの音の絵巻にしたモーリス。  イーゴ りは完璧を無上の歓びとする合理性を備えるので、風やそよぎと思われるささいな響きを見のがしてはいかん。  天空に聳え、洛陽を浴び燦たる輝きを放つ宮殿、構築・形成される空間を見極めるんだ。  皮膚にしたたかに絡みつき、浸食するのに任せる。  熟した赤き柿を味うんだ。  気がつくと難解に思えたものが、絢爛・燦たる長大絵巻であることに気がつく。  それから、天空を自在に飛翔するヴォイス・リードの流麗をじっくり堪能するね。  ゆったりした流れに立ちはだかり、上段に振りかぶり、ずんずん浴びせられる歓びがあるだろう。  回を重ねる毎に、少しずつじわじわと魅力・すばらしさ・歓びが実感できるんだ。  そして、 大理石の構造物をも想わせる、よろこびの精緻・剛性・冷徹さを放射、辺りを包む寛大さ・凄さに満足しました。

2006年10月23日月曜日

菊地成孔/ 野生の思考、菊地成孔/南米のエリザベス テーラー を取り出す。  まったく影のないリード、透明であり、端正であり静謐に流れる。  粘り着くバンドネオンの渦流、激しい幻惑を放射する。  気負いをいっぱい背負った耽美の弦楽、架空の樹林を吹き抜ける。  あらゆる爬虫類や、昆虫、蝶、蜘蛛の饗宴の活動・牽制・生殖・ざわめき・闘争。  虚飾が消え深淵があらわれ、色彩と絢爛が次第に表出する。  展開・闘争・抱擁、研ぎ澄まされた清冽が立ち上る。  亜熱帯のジャングルの宮殿、大理石のテーブルに横たわる。  石柱に太い蔦状の樹根が絡みつき、風が吹くときっと締め上げる。  そして、Art Ensemble Of Chicago/Brigitte Fontaine / Comme à la Radio を聴きたくなった。  構造物の端を回り首を振った途端、目に飛び込んでくる眩しそうな視線、臆する 様に捻った華奢な肢体。  両手にきっと自信の収穫物を得意げにホクホクとずっしりとぶら下げ、直立したポーズ。  真っ直ぐ前方に投げる視線、キラキラした歓びに溢れ 、陽に焼けた頬は尖っているようだ。  風雨に曝された白っぽい木の桟橋に、キラ〜*キラ〜*揺らめくの反射光輝。  白い地面に長い影を落とした通りが背後に。  ちょっと照れているようでもあり、泣いた後のように妙にサバサバしているようでもある。  立像全体から、天上的な波動が放射されているよう。  いろいろな声が発せられたのだろう!。  全世界の時が止まった一瞬である。  歩を進めようとして、目に見えぬ豪腕に肩を捉えられ、足首を掴まれ竦んでしまった。  それぞれ時を隔てた幾つかの光景が、幾重にも重なっているようだ。  思わず駆け寄りたくなる衝動を 、懸命に押しやらねばならない。  『…………ん!。』  引き締まった風、ピーチカラーに包まれた陽だまり、秋は果樹の稔り。  清冽な酸味と甘みが迸る、ゆっくり噛みしめると、ひとつの楽しい思いがきっと過ぎる 。  紅玉、いつもの棚にあることが稀まれであるため、満たされることはない。  そして、楽しみであるんだ。  冷たい雨、最後の銀杏がパラパラ、病葉が吹き寄せられた舗道。  柔らかく熟した黄の丸いコロコロは、つぶれて得難い匂いを提供する。  乾くと不思議と、白き跡を地面に残す、やはり踏まないように。  これは、炒ると黒い焦げ目がつく。  戴いたものを食べたことしかなく、何年も過ぎたので味はうまく言えない。  そのときも、胸がいっぱいだったので、やはりいまでも舌よりも記憶が先に駆けめぐる。   ”黒浅の麦こがし”を転ろがしながら、戦略を練りながら南へ向かったんだ。

2006年11月1日水曜日

東京に住むようになった頃、それから数年を経たずいぶん前の頃。  文庫本をポケットに電車に乗り中野で降りる。  ブローウェイセンターの階上に行き、昼食を摂ることも。  丸井前の銀行を通り過ぎ、白い暖簾を潜りガラス戸を引き定食を食べる。  お澄ましにきっと、三つ葉と柔らかくて白く扁平の玉子が泳いでいる。   通りの向かいのジーパンショップなどを覗き、再び銀行の脇の入り口から降下、すこしドキドキしつつ地底に降りる。  薄暗いホールの扉を押し開き、轟くサウンドのキック、コーヒーの匂いを受け生き返る。  自然にスイッチが入り、ちょっとした緊張とほのぼのした安堵に包まれる。  引っかかるものがあったときは、専用の枠に掲げられたジャケットをさり気なく眺め、覚えようとした。  Herbie Hancock/ Speak Like A Child や、Blue Mitchell / Blue's Moodsは、そのころ好きになったアルバムである。  この頃Jazzは殆ど、難解のままたくさん眼前を通りすぎて行った。  分厚いカバーのコレクションは、黄土色の台紙にタイプライターでタイトルやアーチスト名、曲名などが克明に記されていた。  入り口近くの衝立風に、新しく購入したレコードが架かっており、 購入直後は順に選ばれていた。  Keith Jarrett/ ”Somewhere Before/ My Back Pages”のシンコペーションが耳に残り、アルバムを詳しく知ろうとしてS君に尋ねた。  そのときに”ケイチ”と読み、鼻で笑われ悔しかった頃。  後で、Yさんに訊けば良かったんだと臍を咬んだ。  あの頃はとても難解であり、不愉快極まらない代物、そして何処か引っ掛かりがあり、惹きつけられるものであったJAZZ。   天井に埋め込まれた白熱灯の照明、両突き当たりに大きな傘の付いたスタンド、白い布風の傘から淡い優しいものが放射され、扇状のスポットは直射でひときわ明るく満たされたていたんだ。  大音量でも爽快な、刺激の無い響音を広い空間に提供していた。  アルティックのマグニフィセント、A7を赤松?のエンクロージャーに収めたシステム。  中低域のジョイント帯で、バックロードホーンとパッシブコーン間の位相捻れがもたらす独特の音に魅惑され没頭していた。  明らかにJazzエッセンスでなく、明快の極致の緻密な圧倒的な全開サウンドに魅了され ていた。  痩身・精悍な顎髭マスターが夜の部に現れ、ネルドリップで丁重に優しく、シンプルな小ぶりのカップにコーヒーを炒れる。  大編成のいわゆるメ インストリームをとてもよく選んだ。

2006年11月2日木曜日

ブースにはいつも、黒のふんわりしたものを着た方が静かに座っていた。  きっと学生・バイトなんだと、かってに想っていた。  曲を頼むとゆっくり顔を挙げ、血の気のない白い顔が見えた。  背後に手を上げ素早く盤を取り立てかけた。  そっと息を吸い込むような気配で、下に視線を落とす。  きっと本を読んでいたんだろう。  おっとりしながらもどこか大胆な気配があり、稀なエネルギーを放射していた。   大音量のJazz♪でかき消されたか!?、声の記憶がない。  床に立て掛けたレコードを取り、トーレンスのターンテーブルにレコードを乗せ、柔らかい布で2回撫でる。  回転が落ち着くと 、並んだプレイヤーをスイッチで切り替える。  覗き込むとマランツ#15(珍しいコレクター出力回路方式)が見えた、トーレンスにはSME、オルトフォンSPU-GTが 、これは変わることがなかった。  マイルドにして極めて個性的なサウンドが提供されていた。  胸よりちょっと高いカウンターの下、作りつけの隙間状の棚に丸い金属のトレイが収まっていて、速やかに そして静謐に取りだしそして収めるんだ。  カウンターの端の柱、顔の高さに紙切れが貼ってあり、スピーカーの向こうから出てきためいめいが、きっと出勤時間か!?何か書き付け る。  背筋を伸ばし、さり気なく辺りを見渡し、やがて視線が動かなくなる。  カウンターの対面の壁にもたれていると、音もなくやって来てミルクが必要かどうか尋ね、暫くすると砂糖ポットをそっと下た。  土曜の昼過ぎ、超越的意欲を秘め 喧噪に降り立つ。  蒼白な荒涼とした街を訪ね、地下への入り口に貼られた紙切れで閉店を知る。  3年ほど通い、始まりは知らず終わりを見送った。  ふすぼった意欲を携え、西方に戻った。  系統的にJAZZを捉えれない頃、 知ったばかりの好みのアーチストをキーに徐々に範囲を拡げていき、闇雲にどんどん聴き囓った。  西洋の古典とはまったく別の次元にある、魂と体・皮膚を揺さぶる魅力が、次第に解ってきたような気がした。   とても残念で悔やまれるのは、西洋の古典のJazzアレンジをとても気に入って、聴き続けていたこと。  振り返り必要悪と感じ、そしてなんだかずいぶん遠回りをしていた痛恨の思い。  ボーカルとJAZZギター、ビブラフォンが好きでなかった。  そのころ耳にし、そしてちらっと見たたジャケット、トラペットの炸裂するメロディー、ラテン風のコンボのポリリズムは未だ残っている。  しかし未だにアルバムが特定出来ないでいる、そのことが妙に気に掛かるアルバムがある。   きっと当時の感興と魅惑、難解と想えた部分に再会出来るような気がする。  ボーカルは、Abbey Lincoln/ Talking To The Sun/ R2 79635 などでが初めて、良さが解った気がした。  希望、自信、愉しみ等が、渇いたストイックな静謐な叫びや柔軟自在な語り。   辛口の酒のように好ましくおもえた。  だんだん好きになっていくアーチスト、曲をそれぞれ振り返ってみると、興味が尽きない。

2006年11月3日金曜日

未だディスクを少ししか持たなかった頃、それは得心のコレクションでなかった 。  机や壁に立てかけた100枚ほどのディスク。  やがて数が増え、駅前の”……レコード”から貰ったレコード専用の段ボールを床に並べ、区分し始めた頃も変わりはなかった。  不明な部分・不納得なさらに謎の多い 、些か苛立ち・焦燥感をもたらすのでもあった。  魅力的な希望のある謎ではなく、苛立ちの不明解がもたらす類のもの。  コレクションは何度も入れ替わり、今その片鱗はすっかり消えている。  新しい音楽(フリーJazz)を絶大なる情熱・誠実でもって、聴かせてくれる人物に出会えたことは何ものにも変えられ ぬ。  第一に、FreeJazzから受ける感興を基本・核心に置き、Jazzを判断出来るようになり、すっかり展望が開けた。  そして対極のメインストリームや、ポップス的Jazzの類も把握出来た気がする。  それぞれの良さ、目指すもの、目的・スタンスが考えられる気がした。  陽が落ち、無彩色の界隈 にポツポツと人工照明が点り活動を始める。  熱かった路面に水が打たれ地面の匂いが立ち上り、ささやかな風が起こり、あたりに闇が這いまわる頃、ふらりと足を運んだ。  淡くてキラキラした宵の散歩、余熱が解され代謝される爽快。  アベリア(ハナゾノツクバネウツギ の、白いホーンが吐き出す甘い香りを吸い、なだらかな坂道を辿る。  階段下の扉を開き、真っ暗の空間を経て、更に扉を押し自由艦内に体を滑り込ませる。  精悍な髭を持つ物静かな人物は、鋭利な視線と柔らかい放射能を分泌していた。  軽やかな身のこなしで、かち割りを運び、爽快なグラスをそっと置いてくれた。  斜の天井の隅に抱きかかえられ思考・巡航に入る。  澎湃に澄明にあてどなく、精神を飛翔させてくれる。  今聴いているこのアーチスト、曲、サウンド、叙情詩がすばらしいと感じ、時の流れや己の人生をあれこれ振り返り、そして音楽の不思議を深く考えるんだ。  音楽、Jazzは特にそうだが単純から 構築、複雑、爛熟、破壊・爆発 ・創造、爛熟、洗練、再び単純に戻る原則があり。  この複雑の渦流に巻き込まれ、混沌に奔流されていると感じる時が幸せである。  リード、特にアルトサックスやテナーサックスのジャズ 奏者は、サウンド・音色・息継ぎなどで、個性を容易に発揮できるので幸せである。  最初に感心したのは、Sun Ra & HIS OMNIVERSE ARKESTRA/ DESTINATION UNKNOWN/ ENJA 7071-2 秩序ある無秩序があり、その簡潔、純粋が、集団化と平均化の悪夢である。  秩序が迷路であり、新しい出会いの連続である。  破壊的に思える響音は、何ひとつその心配がない。  はるかに微妙で精妙な、なにげなく奥深い魔力。  木を眺めて木になり、壁を眺めて壁になるばかの 、西洋古典音楽を軽蔑・絶望・捨棄することもできた。  明快に嫌いになったJazzは、再び聴くことはない。  己の人生・人生観が変わらない限り。  つい先ほどまでは、何とも何とも想わなかったサウンド・曲が、いまはすばらしいと感じ、はっきりと捕捉できたと思える瞬間、その不思議・秘密に惹かれる。  内面・精神・魂で何が起こっているのだろう。  ”博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 1964・英=米とも違うし、嫌いだったMicrosoftのWindowsVista に何時のまにか、惹かれてしまっているのとも違う?。  英知よりは本能、頭脳よりは心臓、強いて言えば生まれながらに備わった資質の働きである。  永きにわたって広く好まれてきた古典はその点だけで、感心する。  媒体が介在する点では、文学も音楽も同じである。  一瞬の音や、活字の断片が感動をもたらしたのではない。  連続性、強いてイメージで例えれば、地殻深くたゆたう巨大な記憶の海の波動との呼応・交信のよろこび。  宇宙の果てまで拡がる、時の流れが奏でる響き。  『理性もまた、奔走する一種の情熱である。』   音楽の感動もまた、狂奔・疾走・衝突する理性の賜物なんか?。

2006年11月20日月曜日

ナイフ(OPINEL)を研ぐ、気分 が切り替わり、精神の過熱、髄液の澱み、苛々が流され霧散する。  薄黄緑、滑らかな泥岩との強い摩擦で、金属の細かな粒子が溶け出し、有彩色の黒みを帯びた縞を 吐き出す。  リンゴや柿、キューイフルーツ、トマトなんでも果物を食するに、欠かせないもの。  研がれ本体が外気に曝されると、直ぐに錆びる本物の側面があり、布巾でさっと撫でる。  何回か新しく購入を繰り返し、数10年、愛用している。  刃幅は柳の葉となり、ますます使いやすい。  郷里から、段ボール一杯の大和柿を頂いた。  陽に焼けた実にいい色、あっぱれな野趣が溢れる、ちょっとしたキズ跡が好ましくそしてすばらしい。  掌にずっしりと重い、大きい(L80。φ70)。  『尖った先を少し残して、風通しの良い所に干すこと。  ……、甘い干し柿になりま〜す。』  言われたとおりに剥く、そして東の物干し竿に吊した。  吊している間ずっと、=(・。.・)= が付きまとい、なにやら叫ぶ、『……ヤ、……ァ、……*』。  レースのカーテン越しに、撓んだ竿の作品を眺める。  綺麗に薄く、切れ切れに剥いた皮が山盛り、感心。  いい用途が思い付かず、調べるのもなんだか気が引けた。  60個、明るいオレンジ色のすだれ、一気に秋を迎えた気分。  なんだかとっても、わくわく、ホクホク嬉しい。  小さなフライパンきっと 、目玉焼用に買ったもので”皮むき胡麻”を炒る。  絶えず煉獄の火炎の様子を調整、絶えずパンを揺すり、返す。  香ばしい美味しい良い匂いが立ちこめ、飴色になった頃煉獄から逃走。  小さなすり鉢を取りだし、専用の小さな擂り粉木(≠山椒)で擂る。   何か恨みを込めようとするが、何も浮かばない、きっとスイッチが切り替わっており果たせぬ。  いい香りで満たされる、これはそのまま食卓へ。  未だ緑の浅いほうれん草 、2束を茹でる。  金ザルに空ける時、もうもうと湯気が立ち上り視界が遮られる、いつもちょっぴり緊張する、スリリングで楽しい。  茹でたてのお浸しは、実にうまい。  少しでもポパイに近づいただろうか。  すり鉢の擂り胡麻をちょんちょんと、さらに醤油皿にちょっと。  柚のある湯豆腐は、しみじみと幸せである。  あれこれ試した中では、大山豆腐 絹の極みが一番、くどさが皆無でするするとすすむ。  一歩引いた所にあっぱれな得心の味わいがあり、歓びが待ちかまえている。  白きものの、存在そのものがしみじみうれしい。  口に運ぶ度に、色褪せることなく、変わることなく繰り返される、実に不思議でさえある。  時々、目先の変化をと、春菊を 入れてみることがあるが、後になってきっと、あれはくどかったと思うんだ。  完璧な白き立方体は、一切の虚飾・添加・助奏を排す。  毎日のこととて、飽きることなど微塵もない。  そのことが全くもって、真実の証であり、嬉しい限り。  ボジョレーヌー ヴォーの一本を、すっかり忘れていた。  まあ、それだけのもん、なんだが。  だいたい想像は、ついているんだ。  舌にピリリ、溌剌と元気のいい香り、アンバランスな抜けの良すぎる味わい。

2007年1月3日水曜日

100万光年の彼方にWarp、第7銀河の基地での作戦の佳境の最中、唐突に呼び戻される。  重い頭をもたげ宇宙艇から離脱、『チチッ…*、!!。』野鳥どもの発進・飛翔を見送る。  朝はライ麦顆粒入りパンを、焦げ目を多めに焙る。  でなければ、発酵酵母パンかバケット1を厚切り、何れもちぎって、Boursinチーズを平スプーンで擦りつける。   酵母は生で、しめやかな香り・静謐。洗練された清冽、おっとりした仄かな甘み、纏わり付くホクホク。  耳まで・も・が・はすばらしい。  豊饒は充分満ち足りており、不作法な摂取過剰な慎む。  全粒粉入り・ダブルソフト・小麦胚芽発酵種 - ヤマザキと、明治プロビオヨーグルト・LG21、美味しい牛乳 など得心の美味しいものが 、前日に準備されていた朝はすばらしい。  パリッ!、ホクホク、ねっとり、幸せな食の行い。  薄切りソフトサラミにライムをチュッ!、…*、醤油をチョン!。  電磁波炉から、激越の牛乳の入った磁器カップを取り出す。  ぬるくなくかといって熱過ぎない、絶妙は今回も失敗したようだ。  意欲に満ち、口笛を吹きながら扉を曳き、先客と鉢合わせたことは、一度にあらずしばしばである。  きっと横長板に覆い被さり あちこち突起を押さえることに躍起になり、『チ……ン!、できたよっ!。』を聞き逃し、そしてすっかり忘れていた。  失敗だとしても、この時の冷ややかな白き液体様には、とてもとても。   バナナの美味しい食べ方は未だみつからぬ。  小ぶりの薄皮蜜柑が棚から、消えようとする心配・憂い。  たいていは、バラでなく透明の膜の袋に入れられている。  紅玉を刻んで野鳥の食事を作る。  傷んだ薄皮は、丸ごと枝に作った金具に射しておく。  何かに擦れて色を失った ・名誉の負傷のある強者、これは大いなる楽しみ・期待であって、きっと皮はとても薄く、そして房との間の白き物も甚だ少量である。  とても剥くのに苦心が、バリバリと活きよい よく音は発しない、そして大変美味しい、甘い。  果汁の根源体は、蜜柑色からますます朱に近づきつつあるようなんだ。  誰かの唇を想わせるが、いきなりやっつける。  清冽が弾け、甘露が じわり・遠慮なくあたリを包む。  赤グレープフルーツを2分、両掌で圧縮、はみ出た果肉もフォークでグラスへ。  じっくり味わおうと卓に運ぶが、直ぐになくなっておる。  もみじの歌?、このよからぬとんでもない 、思いつきをできるだけ遠ざけ、シューマン、ブラームスを聴く。  穏やかな洗練された響き、調和と・奔放・流麗な時間を楽しむ。  野獣の咆哮や、黒い森の囁き、眩しい平原をそよそよ撫でて滑空する風が聞こえぬか?。  黒き椋鳥と 瞠目のウグイスたちのご訪問。  とびきり熱い、夕焼け色を湛えたダージリン。  大きな白き磁器になみなみと湛え君臨する、赤みの濃い黄昏色を勉強机に運び、なみなみを口づける。  このときにキックがあるか !?・ないか!?、本日の占い。  新ルル - A錠、アリナミンA25、タケダ - ビタミンCを一錠ずつ。  肩の痛み?錠は、まだ見つからない、そして零錠。  PATRICA KAASを取り出す。  ギリシャ彫刻の精緻・白眉と北国の滑らかな膚、高い鼻が睥睨。  きっかけは、Yさんから戴いたCD、そのときの状況・心情を想い出そうとするが、 悉くくっきりしない、無念。  これは、すばらしい!と、すっかり忘れていたボイス・サウンドを一日中聴く〔≒1日中山道〕、何枚か聴いたら飽きてしまった。  西方に向かい、新たに仕入れよう。

2007年1月4日金曜日

世界を見渡すと、真っ暗に覆われ、針は下に垂れている。  外界の風に吹かれていないので、食欲のお知らせが遅れている。  世界の時間に合わせるために、コップ一杯の米を炊く。  梅干し とご飯とのコラボレーションは無類、考えるだけでやっぱり、ツバが湧いてきた。  縮れ菠薐草を茹で、皮むき胡麻を炒り、すり鉢であたる。  掌で長茄子漬け をまな板に押しつけ、良く切れる包丁で皮を4面そぎ取る。  美味しい梅干し、切り干し大根煮、”コニコ海苔 - 味海苔-極”を取りだし熱風で煽り、魚か肉を焼き、遅い夕食。  ワインは、習慣でなく思いつき、気まぐれでフルボディを、サンテミリオン が好きなんだ。  食後の甘口白は、とっくに色褪せてしまった。  ヒレステーキは、米国モートン岩塩&スパイスガーリック風味、ライムをチュッ!、体の芯をジンジン。  グレープフルーツ用のスプーンのギザギザを押しつけて割り、甘栗を剥く。  ただ両手がふさがってしまい、横長板に並んだボタンをあちこち押さえ、発想の佳境に埋没する休日には、片方が捗らない。  大陸の お方は、同じようにやるんだろうか?。  『=(・。.・)= の手を借りたい』とは、これ?。  HTMLのソースを眺め、気に入らない部分・冗長の類を片っ端から削除する。  ほとんどCSSに関わる部分、フォントと配色、誤謬は皆無。   原因は、HTMLを見ながら編集せず、油絵のようにどんどん思いつくまま、自在にデザインモードで削除・編集・ペースト・追加を繰り返してきたこと。  収穫は、20〜40%の減量と表示時間の短縮。   テキスト(=HTML)のみで数MBのサイズ、大猟の歓び。  古い長く使用しているファイルはたいてい痛恨も多い、そしてダイエットの歓びも同じく。  フォントは、MS PGothic からLucida Sans Regularに変更。  ついでに、ソースが見やすいように改行(≠コード)、スペースの編集を行っておく。  少ないコメントの挿入も。  実に気分がいい、高揚する、達成感に包まれる。  きのこやアサリ採りのような発見の感興が次々に出現する。  採取のコツやテクニックもシンプルで個性が発揮され、果てしなく深淵がある。  アサリと異なり無念であるのは、発見・収穫物は己の拙い遺産であること、そしてその場ですぐさま新たに制作しなければならぬこと。  己の目で誤謬の有無を確かめられる、これは実にありがたいことなんだ。  ブラウザーで確認するときのわくわく・ひやひや・ゾクゾクに埋没、3度の食事が疎ましい。  前から気になっていたファイルを、次々にやっつける。  そして、日付が変わり、宇宙艇でぐっすり、100万光年の彼方の第7銀河へ向かう。  目覚め快調、すこぶる意欲満々。  大方やっつけたので、これからはゆっくりじっくり気ままにやるのサ。  野鳥の訪問・飛翔を時々脇見つつ、粋のダージリンのエーテルを摂取、小さきもの達を待つ。  4日間、一歩も外界に侵攻せず、 HTML制作と音楽摂取に耽る(性交≠成功は皆無)。

2007年2月28日水曜日

干物の焼き方について一度、訊いたことがある。   毎度のこととて、皮からか?、身の側からか?、考える。  明快な教えは還ってこず、ますます迷うことになり、今日まで試行錯誤が繰り返された。  『皮が綺麗に仕上がるから……。』と謎の教えであった。  丸く開かれた干物を、地底の壁面のショーケースで見た。  どうやら、白身の鯛のようだ。  瑞々しい菠薐草を茹でる、大きな鉄鍋を準備する。  水から開始する、沸々と活気のある音を合図に、竹の長箸でひっくり返す。  先ほどのぱりぱりの新緑は、ぐったりと撓む。  大きな鍋を布巾で掴み、金ザルに空ける、もうもうたる湯気が視界を覆う。  手が切れそうに冷たい流水に、赤き茎の緑をそよがせる。  皮むき胡麻を、小さなフライパンで煎り、いいにおいを小さなすり鉢であたる。  山椒の擂り粉木が欲しいと想うが 、きっと忘れてしまい未だ手に入れず。  信州の山間の土産物屋で、見かけたのでこれを手がかりに。  前夜に、白き粉を噴いた黒き四角を浸した鍋を、火炎で煽る。  大山豆腐・”絹の極み”半丁を、掌で縦2分、横4分し、そっとひたひたの昆布に乗せるように進水させる。  キャベツをちぎって投入。  青首大根漬けを採り出し、輪切りに、特有の辛みと歯ごたえを噛みしめる んだ。  きつね色に焙った、昭徳の天日干し・連子鯛を、手でちぎり堅い骨を外す。  甘い頬の身、薄いいい色の皮、飴色に焙られた身。  魚らしい仕打ちに引き込まれてしまう。  類のない緑の溶けるような歯ごたえと仄かな甘み、茹でたてに限る。  果てしない寛容と慈悲に参る。  キャベツと白き立方体は柚・醤油で戴く。   グイッと捕まり、したたかに打ちのめされる。  休日の朝のために、お気に入りの酵母パンをきっと準備するんだ。  良く切れる包丁でキャベツを糸状に、これを極少量のバターで程よくしんなりと炒める。  仄かに甘く、あっという間に消えてしまう。   酵母パンを専用のそりのある刀で厚切り、粘りのあるしっとりの歯ごたえ、喉ごしをホクホクと得心の時間で戴く。  捕捉したネットリの喉ごしで心を掴まれてしまう。  『ムイ・ビエン、…*、 (^ ^)』  ひろさきや・山ぶどう&ブルーベリージャムを忘れずに。   ねっとり舌にまとわりつくホクホクした歓び、スプーンを差し込む時の手応えはしっかりした嬉しいもの、タカナシ・素材の焼チーズケーキ はアルミの器。

2007年3月31日日曜日

石ころの如く、ごつごつした形に美味しい、嬉しい味わいがある。  ナトリウムのしつこさに捕まって、我を見失って・溺れてはいけない。  Parmesan・-砕いたチーズ・パルメザン-/ ユニオンチーズ製、チェスコ販、まろやか・チェダーのひとくちチーズ/ 雪印。  ぷるぷるしたものが、唇に触れる歓び。  清冽(寒天)が溶解し、漉し餡の寛容に溶け、新しい天体が生まれる。  いっぱいに幸せが広がる、とろける・水ようかん/ 安曇野食品。  JUJU CHAPTER TWO(アフロポップ・Jazz)沸き立ち激しく噴出する情念、ビョウ・ビョウと風を切り疾走する魂、極彩色の礫を撒き散らし跳躍する観念、これらをすべてを覆いつくし・飲み込み一体の推進体となり闇をひた走る。  バタンガ > Batanga Flamenco、ラテンの陽気な弾ける闊達、コロコロと転がる言葉の放射、剥き出しの憂いに一日中〔≒1日中山道〕浸る。

2007年4月11日水曜日

昨夜、日頃使わない両掌の圧縮力を駆使した搾取で、採取したグレイプ・フルーツ(赤)の清冽ジュース。  ぐっと飲み干した卓効があり、低気圧の襲来による頭痛は、退散しました。   夜更かしで好きなことに没頭したときは、体と心の均衡・調和は、難しいようです。  遅い朝の日は、明治プロピオヨーグルト・LG21・”特許取得・リスクと戦う乳酸菌”(MediumBlue)か、明治プロピオヨーグルト・LG21・低脂肪(LightCyan)に、”ひろさきや・山ぶどう&ブルーベリージャム - 秘境白神山地の恵み山葡萄……”をスプーン1個を乗っける。  断層に乗っかったとろりとしたものを、そろりと切り崩し、白き物と一体で口に運ぶ。  不思議な・形容し難い満足がある、それをささいな疑いで毎度確かめる。   白の冷たくて清冽、甘い深紫のプチプチをカム歓び、あぁ……っ!、美味しい〜*。  つかの間の短い幸せ!。  綺麗になったカップを、箱にポーン!。  銀行の向かいのお店で朝早く手に入れる酵母パン、ずっしりとして充実、重い。   独特の匂いを吸い、しっとりした柔らかき厚切りを程よくちぎる。  何かやっていたら、きっとやめて真摯によく噛みしめ、よく転がしていただく。  2度と再びオーブンに閉じこめることや、べたべた無塩バターを塗りつける不躾は、厳しく(己に)禁じている。  食料庫・冷却可(≠書庫)から、ベーコンスライスを2枚取りだし、横に2分、熱きフライパンに胡麻油を敷き、グリーン・アスパラも同じく2分、ジュー・ジュー。   細くて頼りないのが、束になっている、きついゴムバンドを外してやり、そのあたりを刀で断つ。  音を楽しみ、『ん ぁ〜〜*、〜〜!』と反り返るやんちゃを窘め、素晴らしい溶変・色に感心。  不思議な・形容し難い(≠生業)、匂いが漂う、そしてそれが好ましいものに変わっていく。  何故・何時からベーコンとやらは、テフロン・コーティングのフライパンにもくっ付くのだい !、? ?…。  ”反り返るやんちゃ”を、専用のぶっきら棒付き平板で押さえる似た光景を、どっかで(外資系ファーストフード店……??)で、たまたま目にしてしまった事を思い起こす。  一瞬、ささやかな戦慄が走ったような、己が頭を押さえつけられたような。  幸せなことに、こんな経験は一度しか想い出せない。  バレーボールの授業で、何を想ったか思わずボールを蹴ってしまった時。  TN(TNT)先生が烈火(…*、??)の形相で駆けつけ、そして 巨漢の厚い掌で軽く頭を押さえてくれた。  ちっとも痛く無かった、一瞬の”新しい心労”が、体を駆け抜けた。  地面近くから太い幹を四方に、伸びやかに拡げた桜の脇、映写機の投影空隙[ ]が中二階の壁面に目立つ体育館の前。  この桜は、更に高台にある小学校に通っていた頃、何かの記念で植えられたような気がする。  日曜や休日、夜は公民館であるから、皆が集まった。  部室があり、壁面は白・青のシャツ、新しいボールのゴム匂。  きっと別の先生の号令で校庭の 石をてんでに拾い、ニセアカシアの下に集めた。  石拾い時間に、進入を拒む長方形の空き地がポツンと。  よく整備され目立つ土のコートを見る度に、大切な聖域で起こした事を悔いた。

2007年4月12日木曜日

空隙[ ]は、極稀しか、使われるのを見たことがなかった。  暗闇で何かの折りに想い出し、振り返って見上げがっかりしたんだ。  強力パワーの機械が運び込まれた時だけだった。  桜の枝を手折る、粘りで懸命に阻む、大方花弁は地面に。  幸せなのは、大好きなTN先生だったこと、難しい年頃を存分に真っ直ぐに過ごせたこと。   思いつきでは試したり、実験をしてはいけないこと、特に”人物”の心・気持ちを。  解ったつもりでいたが、それこそが違っていた、…*。  緑に焼け跡の色合い・事故にちょっと興奮。  痩身の幼生は、青臭く・柔らかく潔く料理させてくれる。  両面焼きは、除く。  極小粒納豆をこねくり回す、これは実にたのしい、そして佳境の時に時間を喰いやがる。   何故?、極小かは、本人がよく感じている。  差別化・先端イメージへのササヤカナな、マチガッタ期待。  この、葛藤を大げさに堪能する、毎食時(稀な外食は圏外)。  ねとねとのへばり付いた発砲ポリプロピレン・ケース+芥子をどこ(分別)に捨てるか?。  言えませぬ!!。   タンパク質(グルテン)が白さを帯びた頃、グット抗力が応えてくれる。  面白く愉しくて気持ちいい抵抗を感じ、止まらない・くっきりしたお知らせが無い、それくらいにして、…*、!!。  渾身で踏ん張る、たくさんのグルテンに満足 、グルグルを停止。  帯状に表面を覆う白き物をハフッ!、ハフッ!、ケースから直に口に運ぶ。  美味しくて手のかかるやつに感謝。  パンに乗っける、不躾・不作法はこれからもきっとしない。  Parmesan・-砕いたチーズ・パルメザン-/ ユニオンチーズ製、チェスコ販 (Black)、まろやか・チェダーのひとくちチーズ/ 雪印(Burlywood)。  何れも皆、しっかりした底面積で自立なさり、氏・素性・ビジョンを発表される。  成分や製法などの属性を、さりげなくそしてもっとも目立つ場所に、書いておる。  (Black)さんは、頂きに開閉システムを提供する優しさがあり、そして美味しい。   ホクホク囓った途端たちまち、ささやかだが明快にそれと解る重厚・洗練が迎えてくれる。  だから、店頭の棚からお姿を消すことしばしば。  人生の要諦なんだらうかしらん…*。  ダージリンの赤き褐色、沈潜・静謐に感心する、そして要諦を少し囓る。   ”一杯の茶のためには、世界など滅んでもいい。- ドストエフスキー”  たちまち、足先から・体中をジンジンさせ解してくれる、キックでよどんだ気分を高揚・更新・加速させてくれる。  ドストエフスキーはえらいです。  うるめ・ヤマジン・トレイ(中)にするか、背黒・目刺し(小)か、件の回廊壁にへばりついた、冷ややかな棚で立ち止まる。   背黒・目刺し(小)には楽しみが付いている、炉で焙ると試しに外すのやめた連を貫いた竹、結わえた藁の焦げる匂い、新鮮な懊悩が、一瞬遠い日に連れて往ってくれること。  ここでは、野外でぶっきらぼうに、遠慮なく竹の焼ける匂いに出会うことはない。  これは、夜の分。  (中)、(小)双方とも持ち帰り、己の腹で確かめれば、遊歩道もずっとスムーズに。  巡航ミサイルの帰還、着艦、 艦のピットで赤き褐色、沈潜・静謐を制作の瞬間に、この”赤き褐色、沈潜・静謐”の買い置きが切れていることに気づいた(≠築いた)。  もう少ししてから、歩兵で向かおう、イラン(≠iran)もんまで、購入せんやうにするんだ。  レッドグローブ・チリ産を、”毎年衝動買”い。  この夏果物前の、危うい季節に 唐突に登場する、名前もおどろおどろしい、実は己の頭・既成概念がそうなんだが。  しかし、”普通のぶどう”の半額、素直に美味しいと言えない・書けない己に、がっかり。

2007年4月15日日曜日

優しい男達の山遊びの映像を見て、”クマ笹茶”を想い出し、そして”笹餅”を欲し、獲得しておいたのを、白き食料庫・冷却可からとりだし。  四角の箱に閉じこめ、極超短波をめったやたら浴びせる。   頃合いを誤(謝)ってなならぬ、幼い頃からつちかった勇気を出し、一切の動き・働きを停止させる。  鐘の音を聞き逃したら、もう一度”閉じこめ”の憂鬱を繰りくりかえさんといけんがな。  白きミルクカップを取りだし、心持ち、ぐったり・ジンジン、いい汗をかいた 天晴れなヤツを、そろり取りだし、口に放り込もうとした。  んが、無い!、…*。  フォークが見あたらぬ。  こころもち小さめの、程よくザラザラ・すべすべを具有する、木製の柄が失せている。  ”ひろさきや・山ぶどう&ブルーベリージャム - 秘境白神山地の恵み山葡萄……”を堪能した余韻を残す瓶に、入れて置いたんだ。  4つ割りの紅玉やつがるを頂くには、すこぶる重宝している。  綺麗な、さまざまの柄が楽しめ、回転加工の柄を掴み微妙な重みの掛かりで向きが解る。  長く愛用すると、木と鉄の合体部から崩壊する。  いい友達だけども、めったに開けない(!?)引き出しからスペアーを。   粳米の団子・塑くい、笹の匂いはしなかった。  この、激しく大気が駆けめぐり・上昇し・かまわず衝突しやがる春の終わり。  隙間を見つけては、ヒュー〜*・〜ゥ、ヒュ・〜*・〜ゥ、そして、ビョウ!・〜*、ビョウ!・〜*、囁き、そして叫ぶ、南風がやってくる頃。   疾風・ハヤテの如く天空のワイヤーを揺り動かし、その遥か上空、銀に輝く威圧をうまくスルリと交わす狡いヤツ。  前頭葉の鈍い痛みも一緒に。  モノが疾走する、心と気持ちが隔たる。   羽虫やせせらぎが、せわしなく活動の準備を整え。  菠薐草は高くなり、畦道は、ナイフ(OPINEL)そっくり、青き節くれだったそら豆がスベスベの顔で天を仰ぐ。   天を突く緑の鞘を、ポン!、折りよじると青匂い・背が凹んだのが、白い内綿から零れた。   夜を待たず草道を歩みながら頬張ったら、慣れない味だった。  実験に失敗したエジソンはちょっと後悔、帰ってミミズを堀り、缶詰の空き缶に入れ竿を担いで夕陽に向かって急いだ んだ。

2007年4月16日月曜日

露地育ちの苺を見つける、さやかな・大切な楽しみ。  白き食料庫・冷却可を覗き、美味しいデザートに刺さっているか確かめたんだ。  デザートには刺さっておらず、念入りに目を凝らすと、緑カビを全身に纏ったチーズがこちらを向いた。  そろり救出、Boursinチーズの変容に深く感じ入る。  白と緑のカワイイ紙箱に入り、遠い国から飛行して 来た、なのに申しわけないことを、…*。  美味しいモンを後に、大事にし過ぎた。  嘘、忘れていたんただ。  青(ブルー)チーズでわないから、足踏み開閉にポイッ!、〔”歩一”、ん、…*、 =(・。.・)=、(^ ^)??〕  ”ねっとり舌にまとわりつくホクホクした歓び、スプーンを差し込む時の手応えはしっかりした嬉しいもの、タカナシ・素材の焼チーズケーキ はアルミの器に。”、この発掘はうれしかった。  正しい・妥協のない・頑として譲れない、”クマ笹”茶。  山に登り、ごろりと腰を下ろし、食後の充足・”精神が弛緩した気味に見えた”、黙りこくった刹那、慇懃に立ち上がり、スタスタと藪に入り込む。   足カックン攻撃を誘発させないように、心する。  件の、”クマ笹”を手折って帰還、熾火から薬缶を取り、投げ入れる。  アルミ・軽合金のカップに注ぎ、ハフ!・…*、ハフ!・…*、惜しそうに吸うんだ。  決して忘れていたんじゃないことを、風体で表し皆に振る舞う。   これだっ!、…*。  火の始末の映像は、他に最優先で準備するのサ。  夕方、食材の調達にスーパーへ、ベティさん・ブリキのきんぎょ、そっくり、甘鯛の一夜干しを、見つけるとすかさず確保。   刻印が大きな日付値だと、ホク〜*ホク〜*、もったいなくても即刻・猶予なき執行!!、を。  身はとても綺麗な飴色に焙れる、厚い皮はきっと斑に黒点が広がるんだ。  そして、ホク!・…*ホク!・…*、いい歯ごたえ、パリッとした皮膜が生まれ、得難い香ばしい旨味。  堅い頭の骨、したたかな正しいレジスタンスの骨、これは丁重(≠低調)に説得を続け、時間を配し隠している!?白き旨身を提供願う。  ライムをチュッ!。  どうして、大型超店の、とても見やすく・取りやすい傾斜棚(ヴィーラント舞台風)には、絶やさずスダチ・酢橘を揃えないのだい!!。

2007年5月10日木曜日

ときどき想い起こす、とっておき・貴重な興味尽きない”楽しい光景?!”がある。  艶やかな、明るい陽に焼けた薄茶がかった房州竹林を抜け、笹の生い茂る急勾配を這い登る。  風に揺れる木々の囁き、ムッとするナトリウムの粘り、海草の朽ちた匂いを微かに運ぶ。  照葉樹の明るい光、木漏れ日がゆらゆら揺れるとても狭い山道 。  ゴツゴツした根っこ、すべすべした淡い褐色の樹木のトンネルを潜って、海風の騒ぐ方に進む。  遮光された小屋、人物が背を屈めやっと向きが変えられる。  海に突き出した 高い断崖の狭いテーブル岩。  動かなくなった、作り物の黒いもの、羽毛に覆われている。  ”さりげなく”ぶっきらぼうに、平らな岩の上に投げ出されている。  しっかりした、合金ワイヤーが丸く拡げられ、そろりそろり伸びている。  先が鉤に曲がった長い、鷲のような嘴を持つ、立ち上がり黒い光沢の翼を拡げると人に近い。  日が昇ると沖に向かい、食餌に耽る寡黙な超動物海鵜。  いつものように、安息のため我が巣に戻り、濡れた黒き羽根を休める。  金で縁取りされた眼孔を拡げ、あらぬ方の仲間の呼びかけに呼応したか、羽ばたき飛び立とうと水掻きのある鋭い爪、屈強な足を踏み出した。  あぁ…*。    やや低めの松が点在する湖畔の林にうずくまる人物、大きなY字の網を携えている。  ほの暗く、天空が青く暗い。  目を凝らすと湖の葦の向こうに、尾羽根と足を水面から突きだした青首が数羽、夢中で食餌中。  待つこと暫し、星があちこちで瞬き始める。  ハタ…*、ハタ…*、首の長い飛翔生物が、渾身の羽ばたきで頭上を過ぎる。   少し経ってからまた天空を影が通過する。  頭上通過を見計らい、Y字を力いっぱい真っ直ぐ放り上げる。  Y字の開いた部分は、ナイロン糸で編んだ網。  不躾な・噴飯をくらった青首は、 飛翔平衡を奪われ失速、羽ばたきもがきに急遽変更、緊急着陸。  砂を蹴散らし急接近した暖かいものに、持ち上げられ袋に押し込まれる。

2007年5月11日金曜日

南北に走る水道があり、南は東に邁進する黒潮に侵され制覇され跡形もない。  北は、西に折れるあたりで、朴葉の島で行方を阻まれている。  降雨の度に夥しい土砂を掃き出す河が、この水道の西に幾つも注いでいる。  ひとつには河口にたくさんの葦が群生 した浅瀬が扇に広がり、いくつもの砂州が点在している。  製材所があり特徴のある塔のようなものがあり、太いパイプは震えながら小屋に突っ込んでいる。  朝夕サイレン鳴らし、近隣に時を知らせる。  開始と終わりは特徴のあるトーン、低く始まり尻尾も低く閉じた。  少し時間をずらし、燈黄のボンネットバスが砂煙を蹴たてサイレンの方に向かった。 夜は、一筋の光のワイパーが天空を旋回した、さらに南方に立つ灯台である。  河口から北に海岸線を辿って行くと、やがてゆっくり西に括れた砂州が 伸びている。  この砂州は倦まず成長を続け、北端は途方もない砂浜が広がっている。  夏、焼けた大粒の砂をこいで進むため渚までの往来は、難儀する。  この突端を子供の頃、近所の友達と探検した。  一歩一歩を砂が絡みつき、靴の中に入り込み苦しめた。  足が棒のようになり、激しく喉が乾きひどく疲れた。  この行軍の体験は、似たような映画のシーンなどで繰り返し甦り、ビョウビョウと風を通わせた。  また濃く深い碧の流れも一緒に刻印された。  ところどころ魚・荒野・鳥・河・海の写真を挟んだ本、超大叙事・叙情詩を噛みしめながらめくる時。  体を掴まえ引きずり込み、優しく揺さぶる濃く深い碧の流れが出現、燦たる歓び・畢竟の愉しみをくれた。  今でも、お気に入りのシーンの海の色はひとつである。

2007年5月12日土曜日

括れの西側は、ゆったりとした入り江であり、 長い歳月を掛け干拓を行なったため、精緻な石組みの上に強固なコンクリートの堤防がぐるりと囲んでいる。  堤防はみごとな松林・防風林でさらに強固になっている。  地面から渾身の反りで踏ん張る松林が、遠くの先端まで ゆっくり弧を描き伸び、次第に黒い帯に替わる様はいつ見ても感心する。  月明かりが影を投げる松林を進むのは、無上の喜びの独占であり、救済の無いキッパリした寂寥に満たされた、悲嘆の歩みでもある。  広い松林の背後にびっしり葦が覆う浅い水道が伸びている。   脳天から熱放射を浴びる頃、近づくと人影で、さっと一斉に向きを変え避難、視界から退く小さな細長い魚。  まれな速さに変わりが無いか、橋にさしかかる度に足音を潜めた。  真っ直ぐ細長く伸びる松林の帯を遮る格好で、円形の船だまりが作られている。  この丸坪船だまりを囲む松林の延長を、遮る格好で窓の少ない建物がある。  土台はしっかりしたコンクリートで不思議が詰まっていた。  背伸びをし、窓から覗き込んでみると、大きな黒カタツムリが這い蹲り、ウンウン唸っている。  いけないものを見てしまったような 、きまり悪さで退き振り返ってみると、3すじの電線がずっしりと垂れ、遥か遠くからたくさんの電柱を辿ってやって来て、軒下の白い碍子に掴まれ、手繰り寄せられ、引き込まれている。  特別な建物らしい、ますます惹きつけられる。  日頃は特殊建物に棲む、黒色カタツムリ・強力な動力排水ポンプで、水道に集まった汽水は押し出されている。   吐き出しは見たことのない濃い海色、白く気泡を生み強力に捻れ憤怒・激越がとぐろを巻き、猛烈な速さで海水に紛れ込む。  たくさんの牡蠣がびっしり付いた石積みが、潮汐の具合でドーンと出現することも。  深い碧を湛えた水面には、竿を出すことを躊躇させる尊厳があった。  黒色カタツムリの棲む特殊建造物から少し隔て、道路を兼ねる堤防を潜る水門があり汽水水道と海は通じている。  引き潮時に誰かの手により 、引き上げられ開かれた水門を通り、汽水はヨロコビのさざ波をおっ立て海洋・紀伊水道に帰っていく。  水門の汽水側は、丸い池が築かれていて、堤防の内側に沿って何処までも伸びる汽水道につながっている。  丸池は深くなく、初夏のいい風が吹いた昼下がり、イナッコなどが全力で回遊できる広さがある。

2007年5月13日日曜日

蒸し暑い晩夏、裏の川で採ったドジョウとザリガニの尻尾を空き缶に入れ、 そっと住み処を抜け出す。  月明かりの薄暗い道を走る。  自転車の明かりのさらけ出す丸い輝点、長く伸びる白黄の世界をズンズン追いかける。  件の水門を左手に見る高座に駆けつけ る。  星降る夏の深夜、竿とラインと錘と鈎の仕掛け・脈釣りをする。  松林越しの明かりを眺め、あれやこれや人生の根本原理に想いを巡らせていると、 ドキッ!とさせられる。  ワク!〜*、ワク!〜*、ではなく戦慄が髄を貫く、電気が走る。  いきなり、スッ…*と、ラインが張り、握った掌にゴンゴンとした燦たる挨拶・牽制があ り、不届きな略奪の衝動がある。  なるものか!と、気を取り直し攻勢に転じる。  ぐいっと竿を煽ると、ギューンと逆らう敵愾心・ネオシンジケートの手先の頑張りがあ る。  一瞬で発光・核分裂、エジソンは銃座に定位。  ゴクリと遠慮を飲み込み””、殺戮の刃を抜く””。  熱いものが全身を貫き・満たす、鼓動は駆け足に手は小刻みに振るえるよう。   竿先を月明かりに翳し後方の土手、枯れ草の上にどさりと落とす。  駆けつけヌルヌルしたヤツを掴む。  すかさずグイグイと腕に巻き付く、このネバネバしたやつを、葦の葉を敷き詰めた籠にねじ込む。  太いうなぎが釣れた 。  ゆっくり 平静を取り戻す、殺戮の情念と歓喜の混沌に満たされた思惟は、己とネバネバへの憐憫・絶望に変わっている。  殺戮の言葉が、脳裏でザワザワと音を立てる。  これを振り払おうと、また人生の根本原理の思索に入ろうとする、風を感じる余裕。  松林の向こうから明かりを振りかざし、長ストロークエンジン音をたなびかせ、やってきて静止する。  目を凝らすが、月明かりが松に遮られよく掴めない。  影が水門の端にうずくまり、長い棒を下ろしているようだ。  一切が暗闇に吸い込まれ動きを停止、長い!?時間が押し出される。   突然、長い棒が石火の俊敏で引き上げられる。  一瞬、銀色らしき生き物が薄明かりで押さえ込まれ、悲痛・絶望を天に問うている。  長い時間を掛けて、宇宙の根本原理を明かす前に、やらなければならないことを知覚した。  家畜とかの飼料 用の麻袋が翻り、バタバタ跳ねる音が聞こえる 、まばらになり聞こえなくなる。  再び静謐・感興・緊張の闇時間が押しやられる。  木漏れ月明かりの下で、影と棒、麻袋が素早く数回、目にも止まらぬ素早さで翻り漁を果たす。  能の舞台の飛翔のように、冗長・無駄が見あたらず、職人技を見たと思った。   1時間ほどのことであった。  そして来た方角の反対、西方に伸びる堤防にくぐもったエンジン音を曳きずり残し、去りがたい情熱を置いて没した。

2007年5月14日月曜日

木漏れ月明かりが広がったころ 挑発待機を諦め・去りがたい心を気持ちで宥め、蚊に刺された足首をさすり、竿を畳む。  ザリガニ匂い手のまま、ねぐらに急ぐ。  ナイロン糸で編んだ長めのタモで、水門の[ ]を通る黒鯛を 待ち伏せる者あり。  何の憂いもなく甘い潮の流れに導かれ、短いトンネルを潜り侵攻した。  そして怪しからぬ障害感触で反射的に踵を返し、来た海側に戻ろうと鰭を激しく掻いた。  が、未経験の外力で上に引っ張り上げられた時の、水中生物の瞠目・憤怒は充分知っている。  だから生じる待ち伏せ不意打ち の卑怯、良からぬ企み・無上の愉悦・享楽は、未だ試していない。  潮風に吹かれ手を翳すと、ザ……の体臭が立ち上るような。  小鯛ささ漬け-(海)若狭小浜風を見かけ、さっそく賞味する。  コップか・太茶筒7分目弱の米を、片手深金網ザルに投入。  蛇口の放射水勢を浴びせながら勢いよく・まんべんなく揺すり、粒が水分を気にいるほど吸い、 ぐっと重く感じたら完了。  電動炊飯器で毎食作る、ガスの火炎で鍋を煮立てる方法に、限りない憧れがある。  停電時の用心ではなく、スタイルが好きなのですわ。  ままごとの延長です。  ガス炊飯器を調べてみたら、”コップか・太茶筒7分目弱”でもだいじょうぶなのが見つかりました。  これは、平日用に、贅沢な気分・時間を楽しむ時は土鍋で。  連休などでたくさん炊き、余ったものは茶碗一杯分を極超短波照射箱に閉じこめ、激烈を浴びせ固体内分子摩擦を強制、ホッコリ穏やかに清潔ないい汗をかいたのを。  ホクホクの炊きたてご飯、お焦げはまだ出来ない。  点てたての薄茶色の有田焼茶碗、梨地に薄青と白の環がたくさん 。  覗くとスズメノテッポウを 、痩身尻尾の白い耳長うさちゃんが飛び越えている。  味海苔・極み・ニコニコ海苔、極小粒納豆・おかめ納豆も忘れずに。   旬のはしりの笹漬けは、一尾半身に削がれた、いつもの半分ほどの大きさ、厚み、酸が極薄で、あっという間にひと箱消えた。  エッグタルト - ベーカリーモリ を頂く、クーッキーの船はポリポリと、内容のネットリが混然一体で砕かれ、溶け合い吸収される時の歓喜は、すばらしい。

2007年6月20日水曜日

微かに内側に反った銀色の板に並んだ、黒いボタンをあちこち押さえる。  次々に湧き上がり・押し寄せ・並びはじめる思惟を活字に変える。  冷蔵庫色の扉を開けることも、コップを持ってポットに湯を貰いに行くことも忘れている。  グレイプフルーツの赤道を目指し”錆びない包丁”・チタン合金を差し込む。  ダイヤモンド・クイックシャープナーで研いだばかりだから、吸い付くように白く・鈍く光るものは降りていく。  毎度、指がターゲットになっていないことを祈り・確かめてしまう。  窓際の壁と白い多段棚の隙間に手を伸ばし、きっちり収まっておる重いもの。  薄黄緑を帯びたコンニャク風の形の泥炭・砥石の頭を押さえ外に倒し掴む、蛇口の下までご足労願う。  ポトリ・ポトリ滴下する 雫で摩擦熱を取り去り微粉を流す、”錆びない包丁”を押し当て懸命に研ぐ。  しかし相当丁寧にやっても刃先はいっこうに輝きを増さない、いつもは暗灰色の研ぎ液が生まれるのだが、鮮やかな薄黄緑の液ばかり生まれる。  微細に削られているのは、一方的な不平等、砥石ばかりである、”錆びない包丁”は悪びれることなく、平静である。  この平静野郎の刃先を、銀に曇るクイックシャープナーでそっと撫でてやると、あっけなく輝きを増し、銀に曇っていたのが黒く汚れた。   淡い黄色の半球を両掌を組み加減に挟み圧縮する、迸る淡いピンクを帯びた果汁を皿で受けコップに移す。  はみ出た果肉はフォークで果汁と一緒に、休日の朝のささやかな贅沢・キック。  この一杯はとても元気な気分をくれる、暫く口が清冽にしびれる。  銀色の板に並んだ黒いボタンをあちこち押さえ、活字生成に耽っていると、  いつしか同じCDを繰り返し聴くようになってしまった。  熱心に曲を追っかけて摂取することなく、浴びている、じわじわ身体に浸透しとても心地よい。  CDを交換するのが面倒と言うより、心身に深く浸透しているこの現実 から離れがたくなっている。

2007年6月21日木曜日

サウンド、カフェインのように心身を覚醒させ高揚し続ける快楽・悦楽、桃源郷はこうであるまいか!?、と想わせる。  終わるとリモコンをポチッ!、初めから開始する。  一日中こんなことをやっている、食事と水分の摂取・タンクの解放時 、 そして郵政大臣の手先の類の訪れの、一時のみ机から離れる。   冷蔵庫色に前日愉しみに収納している内容・きっと美味しいものを失念している。  この倦まず絶えず提供される響き・音楽・言語への埋没は幸せの絶頂である。  遠い日のことが連想される。   屋根裏でブラームスを聴いておった、農家の階下の幼き御方は眠るのがお仕事とて、少し音量を気にかけておった。  自作の解放に近いバスレフスピーカーをハイパワーアンプで駆動。  地方のNHK放送局放出の部品を使用した自作アンプ。   白い碍子を貫く太い真鍮製ナット、積層板の腹に張られたプレートには、1.5Kvの文字。  正月の寒い朝、スナップスイッチを起こした途端プスッ…*、嫌な匂いが立ちこめる、シャーシーの裏を覗くと電解コンデンサーの弁が割け少し液漏れが。  電車に乗り駅前の……電機で、高耐圧のを入手、2階に上り中央の応接セットにどっかり腰を下ろし、メーカーの 出来合いのサウンドを、憐憫の表情を押さえきれず聴く。  還ると恒例の”ラインの黄金”を聞き逃さないように、アンプを蘇生させる。  前段部分は、フライバックトランスを使った高周波点火を実験、ツィターを焼き切り断念、シリコン整流器、バッテリー平滑の直流点火を最後まで愛用、上京時に決別。  ブラームスでもバルトーク、シェーンベルク、ストラビンスキーでも階下の幼き御方は安息のご様子である。  ブルックナーを止めて出掛けようとした途端、あぁ〜*、階下から小さき御方の鳴き声が。  んぁ~*、ちょっぴり恥ずかしく嬉しかった。   おそらく意味も無く?、あっしのクラシック一辺倒サウンドを子守歌に親しんでくれていたのか!。  あっしも上京してもまもなく、……会館でショパンの生演奏中にこっくりこっくりやったことは数回、良い音楽は睡くなることを確信犯的に実践、思いの外成功。

2007年6月22日金曜日

知り合ったばかりの同行者(名は特に秘す)は、呆れたと想うが取り立て言及も 、そのそぶりも見せなかった。  そのことについての確認もしなかった、だからこうしてことある事に亡霊のように現れ苛んでくれる。  あれから、数十年あのときの驚きは、時々鮮明に想い出す。  塀に沿った緩やかかな傾斜の道を歩きながらであったか、堅い木が剥き出し、彫刻風の装飾、荒いミシン目飾りの皮のシートに座り、アッサムに砂糖を二杯も入れぐるぐるかき回し恥ずかしげもなく、自慢げにJAZZの話を持ちかけていた時であったか。   『私は、一枚のレコードをずっと繰り返し聴くのが好き』と、聞かされた。  自分にはとんでも ないことで、それは自分にはとても我慢できないと、話の終わりを待たずに意見を吐いた。  ちょっと寂しそうな表情が一瞬見えたような気がした、その時は訳が解ら なかった、気持ちの余裕がなかった、何か世の中を変える勢いで世界を睥睨・斜視していた。  相変わらず自分大好き・空自信過剰・向こう見ず・目的突進の恥多き そわそわしたせっかちな・いらちな日々を送っていたと想う。  思いやりとかの言葉そのものを、捨棄しようと念じていたか、第三国的不正弾劾に傾倒・まちがい甚だしい仮想敵の造出に明け暮れていた、それも表情に一切出さず。  きっと、日常の言動・目つきがそのものであっただろう。  当時の少ない写真、毎日洗髪整髪無しで寮の門に突っ立ている、痩せた顔が語っている。   人間、振り返ってみて初めて解る・理解出来ることがあると、手遅れになって気づく。  そうでなければ、苦しくて・辛くて・生きていけない。  バイトのJAZZ喫茶で、チェット・ベイカーが好きで繰り返し聴いているのだろうと、勝手に決め込んでいた。

2007年6月23日土曜日

数年前に壁面一杯の音楽カセットテープ棚とCD棚とを入れ替え、テープを□32x36x52cmの段ボール箱2個に詰め、隣室の 隅に置いていた。  棚の最下段の出し入れが容易に出来ないばかりか、何を置いたのか見えず、困っておった。  先日、ディスクトップPC2台、ディスプレイと一緒に専門者に引き取って貰った、9,000円 をお支払いしました。  玄関まで運ぶのに持ち上がらず、同じ段ボール箱を内に折り曲げた”橇”で運びました。  もっと 早くやればよかったと、ちょっと広くなった部屋を歩き想いました。  この最初の一台は、OS/2とWinをマルチブートで使い、更にメインのHDDを瞬時に引き出し構造で引き抜き・差し替えが出来るも の。  当時、国内のPCメーカーのディスクトップを凌ぐ性能がうれしかった、半年ほどで抜かれました。  600K円程の買い物であり、CPUとメモリー、ビデオカードは徐々にグレードを上げ2倍近くのクロック・容量にして最先端を愉しんでいた。   真夏の秋葉原を俳諧し、パーツやソフトを物色し続けた。  BIOSを貰いにビルに入り、ずいぶん待たされたり、ファンが止まりCPUが熱暴走する局面に出くわした。  DOS起動でビデオカードのドライバーを頻繁にアップデート した。  OSの再インストールそれもさまざまなドライバーなどの順番がある、ややこしいもの。  仕組みの理解が不十分・英文マニュアルと首っ引き・それぞれに時間がかかる。  休日ばかりか、ほとんど連日不毛の作業・苦難と闘っていた。  振り返ればOS/2に振り回された 、まっただ中を過ごし、時間と情熱を注ぎ込んでいた。  IBMの組織の嫌なところは少しづつ実感するが、働く人々と製品自体には愛着を失うことがなかったのは、実に幸せ だと想う。  IBM製のPC、AptivaとThinkPadにOS/2が標準プリインストールされなくなっても、秋葉原駅前のキャンペンガールや幟の表情に余裕と明るさがあるのを観たときは、ほんとに安堵した。  IBMがMicrosoftに同じやり方で返り討ちにあった格好だが、雄一の救いは、ずっとMicrosoftのWeb開発がJavaScript=DHTMLとBasicScript(Bill_Gates好み)が併行して進められたこと。

2007年6月24日日曜日

あれから、めっきり足を運ぶことがなくなった、想うところがあり、”肉の万世”で得心の昼食が最後になった。  それ以降は、PCとは冷めた接触が続いている。  想い出は全て頭の中にあるので、PCが無くなることで、当時の情熱を振り返ること出来なくなることはなく、良いワインのように浄化・昇華されているようだ。  Igors Stravinsky/ バレエ「兵士の物語」 のCDが相模原から宅配されました。  除隊された若き兵士が、郷里に還る話です。  あっしの頭の中では、ちょっと寂れた民家に立ち寄り水をご馳走になるシーンがあり、『……やっぱり、故郷の水が一番じゃ〜*』と老人に言われ、なんだか吹っ切れ元気に歩を進める、というもの。   夏になるときっと戴く・食すもの、水ナス 漬け、ふじっ子煮-竹の子めかぶ-期間限定。  美味しいデザートは、クリーミーキャラメル - Kobe Chef Club:神戸シェフクラブ、横濱チーズケーキ倶楽部、まめかん-升善。   思い切ってふらりと街道方向を目指し、バーミヤンへ、とりあえず三種盛りと五目冷やし中華を。  ぷるぷるの海月はやはりどこか可笑しいと想う。  ひとくち分の麺を引き出し、海月・千切り卵焼き・〃キュウリ・〃ハム・海老を乗っけて戴く、スープは辛く・酢っぱ過ぎず絶妙の味に感心。  緑翠麺の登場はあるのかしきりと気にしている。  てんや の稚鮎天とプチプチザルうどん。  ライムをギュっと絞り、酢橘も同様に、これと極上醤油と合わせ、醤油差しに入れ、グリーンアスパラと、ベーコンの”ジュ〜*・ジュ〜*”にチュッとやっていただく。  アーチー・シェップの圧倒的な元気・活躍が確認出来るソースがとても愉しい。  ホールに響く反響が気になるかも知れない。

2007年10月25日木曜日

はなぞのつくばねうつぎ(花園衝羽根空木・アベリア)を切り取り、広口ビン(米国産ピーナッツの空きビン)に挿す。  特に雨が降った日などは、とてもいい甘い匂いが溢れる。  嬉しいのは、とっても気分が落ち着き、そして何かに唆されるような魅惑も誘惑の感興が興る、暫くしてそれがこの白い小花の分泌する分子であると気が付くこと。  マーケットに食料を調達に行く、 特に入り口から始まる八百屋部門は、山積みの果物・野菜が毎日と言っていいほど変容する。  総て入荷状況が季節・旬の影響を素早く受け 、品揃えに表れる。  日本中の畑の様子を想像する楽しみがある。  棚に積み上げられた元気な蜜柑の色も濃さを増してきている、しかし未だまだ熟していない。  いつからだろう!?、子供の頃は蜜柑はとても冷たい北風と一緒にやって来た、圧倒的な季節の到来を思い知らされた気がするのに、それがなくなった。  柿もたくさん並び始めた、四角さを帯び、十字の凹があり真ん中がきっと黒い凸がある。   いずれも陽に焼けて誇らしげに見える。  渋柿とそっくりの砲弾型のを買う、きっとこれは暫くすると棚に登場しなくなる。  焦げ茶の粒状の物(タンニンが沈潜?、これがない色の薄いのはきっと渋柿)がたくさんある、ちょっと嬉しい。  リンゴは紅玉は少し早いようだ、真紅のもりもりしたのや、肩の盛り上がった薄緑につぶつぶのあるのが登場。  茄子は終わりに近く、小ぶりのおいしいのに変わっている。  見るだけのアケビも。  ぶどうは甲州やマスカットが登場し始める。   小松菜やほうれん草、冬キャベツがとても元気。  北海道産のソイを見かけたので、ゲット!。  調理をやってくれ、鱗を取り頭と内臓を取ってくれた。  初めてのことである、今まで自分でやっていた。  玉葱と一緒に煮た、生姜を買うのを忘れた。  買ってもきっと、残りは使い切れずに棄てる。  むっちりしたホクホクの白身はとても優しいお味。  玉葱はお出汁を吸い、あっという間にお腹に収まる。  洋梨”ラ・フランス”は未だ熟していないのを買った。  イガグリ頭そっくりである、ユーモラスであり、とても絵になる形。   ぬめぬめした感じは未だなく、堅くとても剥きやすい、パサパサしたラテン民族がとても食べるような代物にあらず。  ほうれん草を2束茹でる、 皮むき胡麻を炒り、小さなすり鉢であたる。  キャベツを千切りにする、よく研いだ専用の和包丁は吸い付くように良く切れる。  ザクザクといい音がする、楽しい。

2007年10月26日金曜日

フライパンに少量の水、”岩塩&スパイス・ガーリック風味”をパラリ!。  焦げる寸前を見はからって火を止める。  卵を落とした時は、余熱でそのまま暫し待つ。  甘くて美味しい、生よりもたくさん食べられる。  ハンバーグをフライパンで焼く、中央に凹みを付け火力に充分気を配る、両面いい焦げ目を付ける、丸く盛り上がってとてもいい焼き色。  更にレンジで中まで充分過熱する、ほんのり赤みを残しておれば成功!。  なかなかこれが難しい、赤みに旨味があり美味しい肉汁は残さず頂く。  美味しいじゃがいもも、きっと同様にやれば、皮まで美味しいのが出来るのかな!?。  蕪菁の浅付けが出回る頃、あのぬめり・繊細・緻密感の口当たり、きっぱりした独特の歯応え、甘さこれも季節感が楽しめる。  富山県産”こしひかり”をゲット。   生秋刀魚を焼く、『プチ!プチ!、ジュワ!ジュワ!、パスッ!、……!』、さまざまな断末魔を、陽気にあっけらかんと、絶え間なく、間断なく発表される。  生き物の最後の呟きにしては、豪快で潔い、そして次第に変化を遂げる。  今は小ぶりなスダチ・酢橘を 、チュッ…*!!、あっという間にとても柔らかいやつつは消えてなくなる。  2尾は欲しいと思う。  開きなら、2尾は欲しいと想わない、1尾で充分。  ホクホクの丸干しでも同じ。  生にはアミノ酸とが極めてシンプルで、あまりにも素直な食感を提供する。   小松菜のお澄ましを作る、昆布を鍋に放り込み、スーパーへ。  陽をたっぷり浴びた厚みのある、旺盛な緑の濃い、根がたっぷり膨らんだ土の付いたのを。  横浜グルメ倶楽部・ノンスモーク仕上げ・粗挽きフランク、”お鍋やポトフの具材に”もゲット。  アゴだしパックで出汁をとる、昆布を取りだし、小松菜をよく洗い茎から切り落とす。  薄口醤油とザラメ少々で味を整える。  美味しい大山豆腐を掌で半分に切り、水を張った容器に入れ冷蔵庫へ。  残りを9分割、そろり…*と鍋に。  粗挽きフランクを斜に程よい美味しい厚みに切りこれも。  待つこと暫し、とてもいい匂いが。  斜切りは、むっちり膨らみ端が捲れ上がり、とてもそそる〜*。  プリプリした歯触り、しっかり自己主張の歯応え、プチッ!プチッ!お液が弾ける、腑とと頭に直撃する天晴れな旨味、程よくくどくて味わい甲斐がある。  口に入れ噛むごとに嬉しい歓待・歓迎がある。  忘れた頃に懐かしく想い出し、そして無性に激しく欲する旨味。

2007年12月6日木曜日

ヴァイオリンが聴きたくなり猫の棚の前に立つ。  ラベンダーの匂いが微かに降りてくる。  雨の世界が空気が重い湿った日には、充分でなくとも、あぁ〜*感嘆を声に出さなくとも、鼻腔と脳髄が震える様子を捉えるから得心がいく。  秋になりずいぶん大きく実った洋梨の皮を剥く、秋には緑であったのが、薄黄緑生地に薄黄土色の地図模様。  アトランティックやスカンジナビア半島、グリーンランドが認められ、一面に雨粒が敲いた驚きの痕跡を止めている。  ボトムのしっかり張った安定感と幾つかの凹と、隆起に変わりない有様であるが、『フ……ン!、……。 ……か!。』感心したり、ため息やら。  形は個にして普遍、絵画のモチーフや古典西洋音楽の曲のタイトルにさえ見受けられる、とても愛したくなるもの。  手に取るとヒンヤリ、ずっしり、すべすべ、とっても太い柄。  凸凹体に挑み、ナイフで皮を剥く、ぬめぬめした果肉をスイスイ、ほぼ剥いた後半はヌルヌルとても持ちにくい。  さて芯取りはリンゴのように、4つに縦割り、ささっとはゆかぬ。  まな板に置き柄を掴み、芯に沿って迂回するように・つもりでナイフを進める。  軸を 誤たなければ、成功するはず、が苦戦。  人様、友人さえにもお目にかけれない、ますます燃えて来る。  クスリのような不思議な魅惑の匂い、たちまちネットリとても甘い ・清冽な仄かな酸味、口当たりの果汁が浸みだし、ジャキ!、ジャキ!した破砕感、そして淡雪のように颯爽と解けて無くなるように滑り落ちていく、楽しくて美味しい。

2007年12月7日金曜日

Tartini/ The Devil's Sonata/ Andrew Manze(タルティーニ/悪魔のトリル)や、イタリア・バロック・ヴァイオリン名曲集/ エドゥアルト・メルクス(Vln)など抜き取る。  悩みを吐露するような、打ち明ける兆しのようなもたれ掛かる、親しみやすいラテンのメロディー。  激しく鼓舞しせかすのだが、同時に鎮静と諦めの混沌とした叙情。  夢の中でメロディーが浮かび、目覚めて書き留めたと言う、夢のような伝聞付きの曲。  そんなことは、耽美とは関わりなし、むしろ有害、そしてあまねく知れ渡ることとなった。  汚濁と喧噪、人工灯の冷ややかな無機質の坩堝に向かう、妙に唆されることに自己嫌悪とワク!〜*、ワク!〜*、の混沌としたもの。  いつも繰り返される思惟を押しやり、ビルの地底に降りる。  壁のように連なる冷ややか、人工光輝を浴び続ける棚を覗き込み、白き蕪が透明の袋で横たわっているのを掴む。  別の壁沿いの冷ややかな棚で、ホッケを見る。  南国育ち、ホッケは首都の西方の街に棲むようになってから知る。  大きな木のしゃくし状の物で、中央の炭火とそれを囲む連続客席間の空中を旋回していたのもそうか。  大きくなった柚を見る。  やや扁平に胴が張っている、ゴツゴツした起伏は明るい、とっても聞き分けの良い黄、正月の朝の匂いがする、神聖な澄明が降りてくる。  このとても厚くて包容力のある、頼もしい皮を美味しく頂きたいから研究中。  細切りに、一晩水に晒す、同量の砂糖、水で炊く、アク取りもしっかり、パラフィン紙などに拡げて乾燥、グラニュー糖をまぶす、広口ビンなどに入れて眺める。  しっかりした歯応え、程よい苦み、お腹の方が喝采を叫び!、『もっと!、もっと!』と欲する!、怠惰な日々の吾輩はキックにより、やったるで!の気持ちで、忽ちキリリと昂揚する。  目覚めあれば、お茶がとても美味しく、荒野願望がふつふつと沸き起こり、箱から飛びだす。  ホッケの干物、鱗を持たぬめヌメヌメした皮、はらはらと離れの良い身、たっぷりの脂、焼き加減の難しい魚だ。  蕪の一夜干し風、大ぶりのすでに刻みの入った一個ものが望ましい。  滑らかな肌理、ややヌメヌメしている、仄かな甘み、しっかり丁寧な・緻密な歯応え。

2008年1月5日土曜日

大根を見る、2つに切られている、青首の方ばかり2個籠へ。  葉っぱに近い方を切り落とし、桂剥きを行い大根おろしを作る、指先が擦られ血が滲み、紅葉おろしになる空想は決まって過ぎる。  清冽な汁が楽しめる大根はよい物と確認出来てしまう。  フグの切り身をゲット、鱗のないプリプリ透明感がある、小ぶりの一尾が内臓を切り取られ菱形になり数尾パックされている。  お造りなどで食すのとは、種類が違うと思われる。  天袋の扉を開き缶を取りだし、名刺大に適当に切っておいた昆布を数枚鍋に投入しておく。  短冊に切った大根、ニンジンをザザーと入れ、玉葱を縦に2分、横に3分ポンポン投入、鰹出汁の顆粒をパラ〜*パラ〜*、砂糖を適量、フグの切り身も。  一煮立ちで薄口醤油を、適量ドボッと極めて正確に投入。 弱火で大根の芯が無くなれば炎を止める。  蓋取り外し極めて容易・細長透明容器、から取り出しや皮なし柚子を取り種を棄て、醤油の小皿に。  白身のホッコリを清冽な香りで頂く。  お正月には、なますをきっと用意する、スパーの地底棚のは、たいていニンジンは少ない。  甘酸っぱい美味しいのは、何処にあるか予め知っておく。  東方か西方か、その向こうか。  既に作ったことある、柚子の皮の炊いたん(≒タイタン)を作る。  6mm幅に切り、食べたい大きさを満たす、水に一晩晒す、ひたひたの水、等量の砂糖、中火でアクを取りながら煮詰まる寸前まで煮る、ザルやパラフィン紙に拡げ、顆粒白砂糖をまぶす。  寒風に2日晒し乾燥させ、しっとり感に仕上げ、透明密閉容器に保存。  お茶、紅茶、コーヒーを頂く時に大切に頂く。  美味しい記憶が胃腑の方から手を伸ばす、清冽な美味しさが口中に拡がり、暫く風となって吹き抜ける。  きっと満足するほどの、食べ過ぎに注意。  これは、清冽な思惟と風であるので、たやすく食欲を満たす類の物にあらず。  強いて申せば、マーマレードの極めて洗練されたものであろうか!。  これほどにも、喉から手が出るほど明快に体が欲する、美味しいもんには、きっと体に必ずや卓効があるに違いない、心・気持ちには清冽なキックと爽快・鎮静があることは思い知っておるのだが〜*。  朝は、フランスパンの生地で作った円錐状のパン。  底部側面は、8個の凸・歯車状、頂部は緻密な渦巻き、これをパン用包丁で一口サイズに素早く切る、きっと手は塞がっておるから。  

2008年1月6日日曜日

明治プロビオヨーグルトLG21に、ひろさきや・無添加・山ぶどう&ブルーベリージャムが欠かせない。  Parmesan・-砕いたチーズ・パルメザン-/ ユニオンチーズ製、チェスコ販、まろやか・チェダーのひとくちチーズ/ 雪印などは、いつのまにか習慣とならず遠ざかってしまい、土曜日の午後や夜の物、それも思いついた時のみになっている。  金時ニンジン、とても長い∇,真っ直ぐでみごとな直線を見せる、濃い赤に圧倒され想わず籠に。  紫の鉢巻き、かわいいひげ根の蕪も。  ハンバーグは食べるヨロコビと焼く楽しみがある、作るよろこびは未だ知らず。  西方のマーケットに決めている、作りたてのようである、寒い中そのためだけに出掛ける。  フライパンに蓋をして弱火で焼く、ただそれだけであるがとても難しい、程よい焦げ・火の通し加減。  ブロッコリーの茹で具合も同じくらい難しい、いずれも赤みを少し残し、そして青臭さと歯応えをしっかり。  洋食亭・ブラームスの味を目指す、三日月の皮付きポテトは望むべくもないが。   いつものように、カレンダーを2008年版に修正しました。  いずれもローカル(PC)に保存、HTMLをテキストエディターなどで編集・応用出来ます。  ローカル(=PC)への保存は、”2004〜8年カレンダー”などを右クリック、[対象をファイルに保存] - 【ファイルのダウンロード】、【ファイル名を付けて保存】 - <保存する場所>: ……、などで。  ※: 【Internet Explorer】 - [ファイル] - [名前を付けて保存]−[ファイルの種類] ”Webページ、完全” ……、などで変わってしまったファイル名や、*.html 中のパスは要修正。  (*.xls)は、MS Excelで編集。

2008年2月9日土曜日

湯豆腐は、大山豆腐・きぬごし・本にがりに限る、缶から既に切っておいた昆布を二きれ取りだし鍋に入れ、準備する。  4倍ほどの面積に甦った黒きものを確かめ、ヨロコビを押さえる。  半丁は、水を湛えた器で退いて貰い、掌で縦横3等分、そろりと鍋に移し弱い炎で煽る。  春菊を洗い、六本を取り残りは、くるんで冷暗所に避ける。  下半分の葉を千切り、切り落とす、これは 後でフランクフルトと炒める。  ちょっと豆腐が膨らみかけた頃、春菊を投入。  柚子の皮を剥き、房を半分に切り、ゆびで押しつぶし種と実を皿に移す、房の皮と種を避ける。  皮むき胡麻を専用の小フライパンで煎る、弱火で煽りながら丹念にひっくり返す。  小すり鉢であたる、『チリ…*・チリ…*』、いい匂いが立ち上り、辺りに立ちこめる、そのまま食卓へ。  ほうれん草を茹でる、大鍋に入れタップリの水から加熱する、沸騰したところで菜箸でひっくり返し、一呼吸待ってから、冷水に曝す。  朦々たる湯気でシンクが、『パン!』と反応する。  両掌で水気を絞る、茹でたてはとびきりの甘さがあり美味しい。   大根おろしを作る、回すようにすると、キメの細かい舌触りの滑らかな美味しいのに仕上がる。  カサゴの一夜干しを焙る、身の方は飴色になり、癖のない柔らかいいい歯応え、魚臭くて美味しい。   やや大ぶり肩の盛り上がった、濃い赤のリンゴ、斜の棚から5、6湖選ぶ。  高くて美味しい紅玉の大きいのは、シーズンを過ぎたのか見かけない。  あの、清冽な果汁の迸り、密な果肉の程よい堅さ、もろさの絶妙な調和は、暫く味わえない。  皮を剥き4つに切り、長く使い込み柳の葉のように細くなったナイフで芯を取る。  皿に並べ箱に入れ電磁波を浴びせる、色が変わるほど時間をかけると、果汁が流れ出てしまう。  この蜜で黄色くなった芯を、木の枝の針金に刺して置く。  振り向いてみると、きっと メジロが番いでやって来て啄んでいる。  山野木の実が無くなったこの時期から姿を現す。  粉をふいたような静謐な黄緑の羽根や 頭、白い羽毛の腹・胸を感心しつつ眺める。  未だ小さいのや、まるまる太ったの、番でないのも。  全く音がしない。

2008年4月12日土曜日

ホウボウ・魴、 砂地に棲み、虫・エビなどを食べ、鰯などをひと飲みも、50cm程にも成長するらしい、『ググー…*、♪』、音を発する、仲間と交歓するのだろうか。  尖ったおでこ、手のような触手!?、三角の尾鰭、白い腹、大きな鰭鰭はとても美しい色彩、眼が醒めるよう!、剽軽な顔、口は何か言いたげ。  赤い斑模様大きな頭、首から下は身を削がれ、繊切り山盛りの大根の上に綺麗に並べられている。  これは、お昼に頂く。   半透明白身、レモンをギュッ…*!、全く生臭くないので驚く、いくらでも食べられる。  キャベツを繊切り、電磁波を浴びせ汗をかきぐったりしたところに、レモンをチュッ!、醤油をたらり〜*、かき混ぜる。  いい歯応えで、仄かな甘みが 滲み出す。  良い感じの鰤の切り身、プリ!プリ!の年輪模様、ねっとりはち切れそうな赤身、パラリ…*、塩を振りロースターへ、『‰ ∞……ッ!・@ ∝……ッ!』、好ましい音と匂い、立ち上る熱排気。   いい焼き色、照り、そしてあっという間に引き締まり堅くなる。  半日後に冷蔵庫から取り出すと、脂分が固まりホク…*・ホク…*を過ぎ、パサ!パサ!。  あばら骨をしっかり引き抜く、レモンを三日月に切り取り、チュッ!。  きっと多めになってしまうんだ、折角の魚の味が台無し。  手に付いた果汁、独特の粘りがある、両手に延ば してみたり。  深鍋に少なめの水、缶から白きアミノ酸結晶の利尻昆布を2枚取り出す、これが4倍の面積になる間に食材を調達。  鰹削り節をひとつかみ取り鍋に、袋をパチンとはさみ冷凍庫へ戻す。  鰹削り節が勢い良く踊り、鍋の縁にくっつかぬように火力を調整、いったん火を止め網杓子で掬う。  じゃがいも、ニンジン、ベーコン、砂糖、小松菜の茎を投入。  少し経ってから薄口醤油、小松菜の葉っぱを。  これに玉葱や長ネギを加えると、味が一変する、途端に薄味の味付けが難しくなる。   とても美味しい鰺の開き、毎日楽しみ!。  この手のものは、ある日突然店頭から姿を消し、そして忘れた頃に再び登場する。  赤みを帯びた普通のサイズ!、天日干しを明記している。  しっかりした歯応え、うまく骨と皮を外せると気分が良い。  枝豆、TVを見ながらプチプチやると、止まらない。  体に良さそうなので、そのままやっつける。   類が無い味、絶妙の仄かな塩味。  納豆の種類はとても多い、何時も迷ってしまう。  美味しそうなタレのを探す、未だこれと言ったものなどない。  タレの袋が簡単に切れることも大事。  この っ…*!!、と箸でかき混ぜる、パックから直に頂く、ご飯に乗っけたり味海苔で巻く方法はとっくに止めた。  段ボールに白いフタ・□がたくさん貯まる、資源ゴミの収穫!。  朝食のような夕食は、とても気に入っている。

2008年5月1日木曜日

トビウオ、尖った顔、大きな目、砲弾の体、青い背、白い腹。  お造り にレモンをチュッ!、プリ!プリ!ややねっとり、脂が無く全く癖がない、止めど無くすすむ、山葵・生姜が有り難い。  キングサーモンの切り身、サーモンピンクであることに改めて気が付く。  たっぷりの脂がある、いい色に焼ける。  トマト 、濃い赤、先が尖っている、やや痩身、扁平気味、とても美味い・甘い。  青臭さ、水っぽさは見あたらぬ。  体に英気が注入される想いがする。  普通のトマトを美味しく頂く工夫を考えよう!。  大きく長い茄子を見かけた、早速焼き茄子に。  やや小さいイチゴ、味が濃厚で美味しい!。  オーブンで茄子を焼く、ゴロゴロ転がらぬように、片面焼けると扁平になり火がよく通るようになる。  できるだけ満遍なく焼き上げる、工夫を凝らすのは、面白い。  少し熱が取れたとこで、蔕を切り落とし、フォークで工夫しながら皮を剥ぐ、いい焼き色が出現すると嬉しい!。  薄茶、薄黄緑、さまざまな色が出現するので興味が尽きない。  皿に並べる、汁が少し、ほろ苦くて、腑に喝采が興る。  枝豆は手が汚れる、まとめてプチ!プチ!、ポッコン!をやり、皿に盛り、ワシワシとご飯と共に。  あぁ〜*、甘くて美味しい新しい味の発見!、あの青臭さがないようでもある。  新じゃが、新玉葱を食す、できるだけ手を加えず、そして美味しく。  昆布と削り節で出汁を摂り、砂糖・醤油少々、岩塩&スパイス・ガーリック風味をパラ〜*パラ〜*しっかりと。  ベーコンを二きれ投入!、いいコクを目指す。  大きなじゃがいもの皮を剥く、凸凹の無いのが並んでいた、一個で充分、おっくうがらずに制作できる。  大きな賽の目切り、玉葱もザク!ザク!。  弱火でじっくり、いい匂いがしたら味見!。   細長く切ったじゃがいもとベーコンを炒める、ちょっと面倒だが、気合いを入れ『さぁ…*、やるぞ!』とやれば、楽しくもある。  加熱時間が難しいが、程よい好みの歯応えに仕上がった時はうれしい。  味と同じくホク…*・ホク…*した満足がある。  だから気分転換にもなるし、バロメーターにもなってしまう。

2008年6月16日日曜日

10年近く使い続けたPC用スピーカーを交換した。  小さいバックロードホーンはとても夢を掻き立ててくれた。  秋葉原の有名な大型店で、視聴し満足の上買ったものである。   何故か、当時の店内の様子を覚えている、IBMのサービス拠点が一角にあり、なじめない各階の探険の不思議な雰囲気どこからくるのか?、謎でもあった。  解けないまま、場所とビジネス展開の様相も変化したようだ。  一時期を契機に訪ねて行くことがピタリ!と途絶えてしまった、食事処を見つけるために右往左往したことを想い出す。  PCのパーツへは直線ルートで向かったのに。  壊れないのでモニターとして充分であったので、そのまま使っていた。  左右のスピーカーを接続しているDINプラグの接触不良、やはり統計学的な故障率に依存した寿命であるので頷ける一面、接触不良による音切れの苛立たしさは嫌なものだ。  接点を布ヤスリで磨いたり、ピンを少し曲げて見たり。  1ビットアンプ 内蔵のPC用スピーカーの音は、明快で元気がとても良い。  すぐに感じてしまう潤いの無い、雑巾で顔を撫でられたような印象。  管弦楽曲などでの、”ふぅ…*”と迫ってくる空気感が無い。  いろんな音源 ・波動が干渉し響き合い融けあう時に生まれる、唐突な出逢い・衝突の歓喜・感激が稀薄。  遠くからの山を乗り越えやってくる風が、木々の枝でくるりと宙返りハタ!ハタ!とはためき、ゆっくり揺れる挨拶が無い。  静謐な癒やしの対極のサウンドである。   生演奏の現場にあるひたひたと迫る、もたれ掛かるようなもの、空気中でパチパチ弾けるもの、面となり立体となり飛礫のように迫ってくるハッとしてとても優しい・懐かしいものがない、心身を預けたくなるような安心・安堵・無条件降伏のヨロコビがない。

2008年6月17日月曜日

急ぎ足で駆け抜けるせっかちな、出逢いと別離の余韻を失った無愛想なもの。  おやっ!?、と感じさせるもの、音楽の感興を削ぐものはなんだろう!?。  ”疎外感”に包まれてしまうサウンドに、慣れてしまった時のことを想像すると凹む 、(´。`)。  ハーゲンダッツの、”アズキミルク”と、”Affogato(バニラエスプレッソ)”が美味しい。  いままでは、何も考えずに、”バニラ”を選んでいた、小豆系を探していて、”黒糖黒蜜”などを試したりして、いまはこのいずれかに落ちついている。  ”抹茶”は食わず嫌いだと自任している。  いつか、気が向いたら試してみよう 、決してその気になるまでは口にすまい。  散々焦らしたあげく、”やはり口に合わない”などと申しては申し訳ない。  調子の良いときに、一番思いつかぬ時でもあるのだが。  フジッコ”水ようかん”さらりとしてあっと言う間まに 溶けてしまう、あっけないほどだが、むしろとても好ましい・美味しい!。  決してベト付かず、後味さわやか、どっかで口にし、忘れられず探していた食感と、とても似てすばらしい!。   あっと言う間まに溶けて無くなる、贅沢な時間を過ごしたような気分。  子供の頃なら、食べでが無く、きっとがっかりしたに違いない。  ”CHATEAU COUCY”、さらりとして深い静謐な唆しがあり、お茶目である。  とても充足の昂揚した時間、お気に入りのJazzを取り出したくなる。  新鮮なグレープフルーツが山盛りになった、メインの入り口近くの台で見つける。  ずっしり重い”グレープフルーツ”を選ぶ、果たして輪切りにしてみると、ぎっしり果肉が詰まっている。  これは果肉をも賞味しなければと、グレープフルーツ用スプーンできれいに掬う。  嬉しいことに種も極く少ない、4個パック入りの若干スカスカ、種多しのとは雲泥の差である、これはうれしいこととてチェックをかかせぬ!。   朝は、クロワッサンをオーブントースターへ、焼けるいい匂いが立ち上る、熱い”ホラ貝状”を掴み、焦げた辺りをナイフで削る。  ”海洋深層水で作った豆腐・絹ごし”の冷や奴、醤油でもとても美味しいのだが、エシャロッテを微塵切りにし、乗っけてみたんだ。  甘みが引き立ち、清冽な風が吹き抜ける。  とても瑞々しい胡瓜をスーパーで見かける、今日のは一段と新鮮で美味しそうであった。  きゅうりもみの作り方を調べた。  薄切りにし、塩を振り15分ほど置き、さっと水で洗い、キッチンペーパーで絞る。   この時ばかりは、よく切れる包丁を取り出す、チョッピリ緊張する、まな板に∠に立ち悴んだような指先で押さえ、素早く!と言い聞かせ、トン!トン!。  コロ〜*コロ〜*逃げる薄き断片が悔しい。  酢・砂糖を合わせ、醤油を数滴たらしタレを作る。  鱧の皮を合わせるとあるが、無いので、”若狭の小鯛の笹漬け”をそぎ切りにして合わせる。   ここで暫くすると、水分が侵出し味も馴染み、トゲトゲしたものが無くなり、まろやかになる。  食事処で出される、ギュッと絞ったのはつまらぬ。

2008年7月5日土曜日

遅い朝、タカナシ低温殺菌牛乳をゴクゴクと、かしわ堂の”<カリッ>とカルシウムせんべい”を、ポリ!ポリ!、トマトにチョッピリ醤油を、タラッ…*。  パスコのクロワッサンは、きっとオーブントースターで少し焼く。  尖ったとこは焦げるので、熱いやつをナイフでそぎ落とす。  とても美味しい匂いが辺りに拡がり、いっそう食欲が煽られ・推進される。  美味しい、冷たいそうめんを上手く作ることが、今の希望。  魚の旨味を何にするか応用・展開の範囲は広く、特に夏はずいぶん楽しめるはず。  美味しい冷や奴は、無上の歓びである、こんなに美味しいものが他にあるだろうかと想うほどである。  しかしこれが難しい、続かない。  あんなに 美味いと思ったのにと、首を傾げることがあるんだ。  それで、今日は、と思い立ったときに立ち向かう。  新生姜の皮を剥き、磁器の小さいおろし器で擂り下ろし、賽の目白き物をハフハフと頂く。  一口ごとに、新しい清冽の風が吹き抜け、止めどない美味しさが、どんどん訪れ倦むことがない。   PC(WindowsXP)を起動すると、ウィルスバスター2008のポップアップWinで警告が出た。『”apdproxy.exe”は安全か確認してください!。』の由。  日本Googleで”apdproxy.exe”を検索し情報を得た。  SDメモリーを 挿し込んだ時に勝手(自動的)に立ち上がる、”Adobe Photoshop Album Mini3.0 - Photo Downloader”のプログラム本体である。  これのインストールは、”Adobe Reader 8”などのインストールやバージョンアップなどでインストール時に勝手(自動的)に行われる。  PCやInternet Explorer7.0の動作を遅くする、などの影響があるらしい。  停止は、”Ctrl+Alt+Del”キーで、【Winタスクマネージャー】を起動、[プロセス]タブで選択し、プロセスを終了させる。  常駐(自動実行)停止は、【スタート】- [ファイル名を指定して実行] - [MSCONFIG] をタイプイン - [OK] -【システム構成ユーティリティ】- [スタートアップ] - 該当の[v]を外す- [OK]で。  安全(復旧容易)・簡単実施は、”窓の手2004”を使う、【窓の手2004】- [自動実行] - 目的のプログラムを選択 〔→〕ボタンで、”削除した自動実行プログラム”[  ] に移す、〔設定反映〕で完了、再起動時に有効となる、メッセージは左下を[v]し表示を止める。  自動実行への復旧は〔←〕ボタンで”現在自動実行プログラム”に戻す。  しかし、”Adobe Photoshop Album Mini3.0 - Photo Downloader”の起動で、再び常駐になってしまう。  削除は、【スタート】- [設定] - [コントロールパネル] - [プログラムの追加と削除] で。  なんだか、”釣り針の返し”に引っ掛かった魚の気分!、(´。`)。  PCの快適なレスポンスと、ウィルスバスターの検索所用時間短縮を目指し、使用しないプログラムを片っ端から削除し、さらに無用のプログラム常駐を探しだし、停止させた。  Microsoft  SQL Server関連、薦められるままアップデートを繰り返したため、多量の古いファイルが貯まっていっておる、JavaVM、Java SE Development Kitなど、サイズの大きいものは思い切ってどんどん棄てた。  不要・スパイウェアーファイルなどの探索・処理・削除は、セーフモードで起動し行う、キビキビと素早くやってくれる。

2008年7月6日日曜日

PC起動時、DVD・CDやSDメモリーなどの装着時に勝手に起動する類のもの、きっと何かと一緒に(おまけ的)に、戦略的にインストールされて しまうもの。  また、WindowsXPなどと競合 ・干渉するApple製プログラムなども、IT界の覇権争いにしっかり巻き込まれていることに気が付き、鋭意立ち向かうこととしたのさ。  Microsoft Visual Studio 8、Microsoft .NET Framework 2.0 SDK - JPNなど、恐らく使わないかもしれぬが、Webテクニック開拓などを行う際に、支援的な役割・条件提供をしそうなものは残した。  その内、じっくりと立ち向かいはっきりさせるのさ。  【スタート】- [プログラム] - [アクセサリー] - [システムツール] - [ディスククリーンアップ] を実施。  【窓の手2004】- [ログオン(2)]] [v]ログオン時にTempフォルダー内を削除- [設定反映] で、完了。  これでログオン時にTempフォルダー〔C:\Documents and Settings\設定の名前\Local Settings\Temp〕内を削除の設定を行った・。  残骸は手動で削除、ここにはアプリケーションのインストール時にインストーラーが、削除できず残った痕跡がごっそり、とても大きいサイズでびっくり。  【Internet Explorer7】- [ツール] - [インターネットオプション] - [詳細設定] - [セキュリティ] :  [v]ブラウザを閉じた時 [Temporary Internet Files]フォルダーを空にする、設定を行い。  更に、”C:\Documents and Settings\設定の名前\Local Settings\Temporary Internet Files”内ファイルなども時々手動で削除。  ”C:\WINDOWS\Temp”内ファイルなども時々手動で削除 、スパイウェアーなどは此処に潜み、PC起動時に作動開始する輩が多い。  PC起動時の壁紙を変更してみた、”C:\WINDOWS\system32”ホルダーに、”madonna1380.bmp”などの”*.bmp”ファイル (限定)を配置、”窓の手2004”で指定する。  【窓の手2004】- [ログオン(1)] - [ログオン画面の壁紙] - [参照] で画像ファイルを選択、- [設定反映] で、完了。  〔注釈: 半角”¥”が、”\”と表示されるのは、このページのフォント指定が、”Lucida Sans Regular”などであるためです。

2008年7月7日月曜日

更なる、不要ファイルの削除は、Web情報 1 などを参考に、じっくりやるのさ。  Javaの最新版をインストールした。  ダウンロードに先立ち、【Internet Explorer】- [ツール] - [インターネットオプション] - [セキュリティ] - [V 信頼済みサイト] - [サイト] - [追加] で、ダウンロード先サイトののURLを登録するか、ステイタスバーの右の、”V 信頼済みサイト”(緑)を確認するさ。  一般的な、ダウンロードサイト、Java では上手くいかず(混み合ってる模様)、ダウンロード(all)から入り、> [Top Download] > Java Runtime Environment (JRE) 6 の 、”↓ Download”をクリック、JDK 6 Update 7 の、”[ 》Download ] をクリックで。  あるいは、最も一般的なInternet ExplorerでのJava実行環境のインストール・更新は、Java SE Downloads(日)から直に入り、Java Runtime Environment(JRE)6 Update 7(最小ファイルサイズ) [ダウンロード] のクリックで、該当ファイル(jre-6u7-windows-i586-p.exe)をPCに保存、実行で。  PC(Windows XP-SP3)のウィルスバスタ2008を起動、”検索開始”メニューから、検索を開始、後半にさしかかったあたりで、エラーメッセージを表示、停止した、プログラムの強制終了で抜ける。  『 Ufnavi.exe – アプリケーションエラー " xxxxx"の命令が"xxxxx"のメモリを参照しましたが、メモリが"read"になることはできませんでした。』 とメモリーリーク障害を表示する、何度やっても同じ。  Ufnavi.exeは、”C:\Program Files\Trend Micro\……\Framework\32bit\146”フォルダーにある、ウィルスバスターのプログラムの一部である。  関連情報をトレンドマイクロのWebで、”UfNavi.exe”をキーワードに調べた。  トレンドマイクロ > 個人…/ホームオフィス  > 検索[UfNavi.exe]  [Go]で検索、『見つかりません』のレスポンス。  [   ] 上の”製品サポート情報から検索する”をクリック、検索範囲を限定しもう一度検索してみると、『…… …… Solution ID 2063517 』の1件がヒットした。  ハイパーリンクをクリック、サポートページを開き、”修正プログラムのダウンロード”を右クリック、対象をファイルに保存、”vb2008_ …… UfNavi_1160.exe”を実行、解決。

2008年7月14日月曜日

郷里から西瓜が宅配された、嬉しいなによりの励まし、身が引き締まる思い。  懐かしい住所などを見ると、決まって夏休みの宿題、溜まっている日記を書く光景が過ぎる。  心配した姉が言う、『……!、”そして”を、 こんなにたくさん書いては……!。』  あまり変化のない、一日に変化を付けようとして、時系列的に、出来事を数珠繋ぎにし、文字数を稼ぎ・膨らましていたんだと、思う。  たった一度だけだったが、いっそう強烈に刻印された。  接続詞の省略は、文章をスッキリ・生き生きさせ・切れのあるものにする核心を、ズバリ!と衝いた恰好、小学生だった。  主語 も多用していたようだった。  あとで、美味しいもんを貰った気がしたが、なんだったか想い出せない。  あるいは、親戚に出掛ける前に、宿題を片付けようとして、上手くいかずべそをかいていた私を見かね、めったなことで言わなかった、言葉(教育的指導)を発したのだと思う。  とても、珍しいこと・意表を衝いた ことだから、ひどく凹んだ。  ”そして”、”それから”の普通の使い方なのに!?、と思いつつ、そうしようと心掛けた。  理屈で無く直感で、やはり良くないことなんだと理解した。  何十年も経ち、同じ季節の夏祭りの頃、ふと想い出したから、なんだか嬉しかったんだ。  姉が帰郷したある日の午後、防風林の水溜まりでけたたましく鳴く、キリギリスを掴まえてきたので驚いた。  長じて、文章を書いたり読んだり、吟味したり、いい文体(≠文化体育委員)を探求することは、とても好きである。  冷蔵庫を整理する、期限切れの食品を多数発見!、ちょと嬉しい。  ジャンジャン棄てる、日頃見ない汚れも目にするから、布巾を絞りガシガシ磨く。   2分割した特大の西瓜が収まった。  スーパーで美味しい”おこわ”を求めた。  ホク!ホク!、サラ…**サラ…*した、いい歯応え 、美味しさがずっと口から腑にかけて残る。  西瓜を1/16ほどを切り取り、木の丸い御盆に乗せ机に運ぶ、グレープフルーツ用のスプーン、木製の柄の小さいフォークも。  グレープフルーツ用のスプーンでザクザクと切り取り、フォークに刺し例のスプーンで種を取る。  郷里の味がした、いつものグルメ風のコメントは出てこない、……。   いつもの、”スイッチ”が入れられぬ、別世界を歩む思惟が優先してしまうんだ。  嬉しい!、(;。;)。

2008年7月15日火曜日

年賀はがきに、草書体φ(.. )で、『……すいか着いたよっ。』と印刷しポストに入れた。  住所の一部に誤り!?を見つけ、データベース(*.xls)を忘れないうちに修正しようと、確認したんだ。   お昼は、クロワッサンをオーブントースターを炙り、尖った頂点の焦げ目をナイフで削る。  とても香ばしい、バターの焼けた良い匂いが鼻を衝く。  OPINELは小型で、そらまめの鞘そっくりの木の柄が付いている。   緩やかな膨らみ、尾は魚の尾のようにやや広がり山形に切り落とされている。  長年使い込み、幾度となく砥石で研いだ刃は、柳の葉のように細くなり、柄の塗装は剥げ、晒された白っぽい生地が露わになっれいる。  すべすべとサラ…*サラ…*のざらつき感、とても心地良い。   リンゴを四つに割り、芯を綺麗に抉るには、これ以上のものは無い。  掌にすっぽり、握ると小指が掛からずはみ出しグリップがすばらしく安定しこの上なく具合がよろしい、とても使いやすい。   くるくる回すと、指と擦れとてもいい音がする、『シュル…*・シュル…*』”衣擦れの音”と似てるようだ。  ”鳴き砂”の要件、粒子サイズと硬性、清浄を想わせる。  大きいのも、バイシュクルを漕ぎ西方のICIまで出掛けて手に入れたが、使うことが無く錆びてしまったまま、キッチンの引き出しの奥に。  これは、折り畳み野外など に携行し、万能的に使うものだろうか!?。  リンゴの皮むき・芯の抉り取りや、じゃがいもの皮剥き、玉葱の根の部分の抉り取りなどに欠かせない。  すぐ錆びるため、トマトの蔕を抉ってとったときなど、酸と触れた後、サッ!…*と、洗うようにしている。   フォークも無垢の木製、小型のを毎日使う。  回転させて加工した、指にフィットする段が幾つか付いている。  絶妙のざらつきがあり心地良い、滑らない。  リンゴやトマト、西瓜、などには欠かせない。  これが無いなんて考えられず、もう数本欲しくて探し続けている。  トマトを切り岩塩パラリ!、グリーンアスパラとベーコンの蒸し焼き風、つぶ貝のあっさり甘辛煮、水茄子の浅漬け風。

2008年7月21日月曜日

PCの壁紙を涼しげなもんにしようと、探してみた。  壁紙- Microsoft で検索、Windows XP: Digital Photography Winter Fun Pack 2003 を試すことに、Web or サーバーが混んでる!?・トラフィック増大!?なようで上手くダウンロードできない。  実に興味深い、提供サーバー側の何かの操作か!?と勘ぐりたくなる。  WinterPhotoPack.msi を、ここで 、VideoScreensaver.msi も、ここでダウンロード、インストールした。  2004年版のWinterFunPack2004forWindowsXP.msi も、ここでダウンロード。   これらの概要は、”米Microsoft、2003年春季向けお楽しみ集「Windows XP Creativity Fun Packs」を公開”を参考にした。  【スタート】- [プログラム] - [Window Fun Packs] - [Winter2003] - [Window Fun Packs 2003] をクリックで起動。  これ以降は、タスクトレイのアイコンのクリックで起動・モードを指定できる。  Digital Photography - Winter Fun Waiipaper Changer - Launch the Wallpaper Changer をクリックで、設定メニューを表示。  壁紙の画像ファイルは、”C:\Documents and Settings\ユーザー名\My Documents\My Pictures\Windows XP Fun Pack\Winter 2003\Wallpaper”に収められており、追加・削除は、Explorerで行える。  この画像(予め幾つか入っている)を壁紙に指定したりタイマー切り替え(スライドショー)、ビデオ・スクリーンセイバーができる。  Video Screen saverの設定は、【スタート】- [設定] - [コントロールパネル] - [画面] - で行える。  『ドンドコ・ドンドンドカン!・♪♪』で始まる、(デフォルトムービー)だけでも面白い。

2008年7月22日火曜日

ホルダー内のファイル名の一斉変更の実行(例)。  Internet Explorerのキャシュからファイルを取り込み(コピー)時に、”……[1].js”の如く付加される[1]部分を、Flexible Renamer を使い、一斉に削除する方法。  目的のページを表示します、【Internet Explorer】- [ツール] - [インターネットオプション] - 閲覧の履歴[設定] - [ファイルの表示]と辿り、Internet Explorerのキャッシュホルダー : ”C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Temporary Internet Files”を開きます。  目的のファイルを選択コピーし、”C:\ユーザー名\!temp”など任意の”一時ホルダー”にペースト、保存します 、このときに”……[1].js”の如く、[1]部分がすべてのファイル付加される。  再使用に不都合なので、次のようにファイル名の一斉変更で削除する。  Flexible Renamerを起動、〔フォルダー指定〕をクリックしホルダーツリーを表示/隠蔽、対象のホルダーを選択、開きます。  〔∽ リネーム〕メニュー選択を確認します、ターゲット : [v]ファイル、フィルタ : *、[v]高度なリネーム、ファイル名検索方法 : ◎ワイルドカード、検索 : *[1].*、置換 : \1.\2、右枠の現在の名前列に : ”……[1].js”が、 新しい名前列に :  ”…….js”(変換候補)、が一覧表示される。  実行は、〔リネーム[R]〕をクリックします。  ”検索が完了しましたが、(ファイル名が変わったから)何も見つかりませんでした。”で変換完了。  Explorerで”一時ホルダー”を表示、変換完了を確認できます。  Flexible Renamerの最新版の入手は、【Flexible Renamer】- [ヘルプ] - [ホームページを開く] で。  Flexible Renamerはインストールしないスタンドアローンタイプなので、起動は保存ホルダー内のFlexible Renamer.exeのクリックや、【スタート】に置いたショートカットから起動させる。  インストールタイプ(レジストリーに記述)のプログラムと同様に、【スタート】- [プログラム] - [それぞれのプログラム] へ と辿り起動できない。  これを可能にするには、【Explorer】で、”C:\Documents and Settings\ユーザー名\スタート メニュー\プログラム”ホルダーに、Flexible Renamer.exeのショートカットのコピーを配置する。   〔注釈: 半角”¥”が、”\”と表示されるのは、このページのフォント指定が、”Lucida Sans Regular”などであるためです。

2008年7月26日土曜日

 いつかやりたかった、”好きなブログの更新をチェック”に挑戦したんだ。  使用するプログラムを物色、goo RSSリーダー - アプリ版(Javaアプリ)をインストールし、早速使ってみた。  実行時のJavaアプリのサイズは、100MB近くありとても大きい。  Web版とサイト情報などの運用データを同期させたり、 保存・バックアップ/読み込みが容易。  このバックアップファイル(goo_opnl.xml)は、WordpadやFrontPage、XML Notepadなどで編集(登録サイトの削除など)できる、サイズは180kほどのテキストファイル。  これはまさに、RSSに特化したInternet Explorerであり、Blogの利用はInternet Explorer7よりもも高速・便利。  何故速いか!?、実に興味深い、〔`。´〕。  タブ対応ブラウザ 風であり、デフォルトサイト設定は、[F4]キー - 【goo RSSリーダー設定】- [ブラウザ] - [全般] - スタートアップ[v]起動時に以下のURLを開く : [ ]にタイプインします!。  RSSサイト登録は、目的のページをInternet Explorerなどで開き、”RSS2.0”を右クリックし、”ショートカットのコピー”、そしてgoo RSS リーダーv3.xを開く。  ”Ctrl+R”キーで【サイトの追加】ダイアログの”サイトURL”に”http://…….blog.so-net.ne.jp/index.xml”が 自動でクリップボードから表示される、〔判定〕ボタンを押さえ、〔追加〕を押さえる〔=Enterキーを2回♂〕。  ”goo RSS リーダー”で表示中のページで右クリック、”このサイトをgoo RSSリーダーに追加”のをクリックで可能。  ”RSSサイト”のツリーにサイトタイトルが追加され追加順に並ぶ、右枠に、”記事タイトル・登録日時・カテゴリー・URL”が一覧表示される。  最新20記事+α/サイトが表示される、αはPRである(^.^;))。   この”PR”は、”goo RSSリーダー”が更新時、気まぐれにサイトに付加する独立したPRページであり、とても邪魔で削除時に間違って記事を削除しそうになる。  予め登録されている使用しない(goo関連)サイトはすべて削除し 、データ処理の高速処理を目指す。  ”すべての新着記事”、は5サイト×20記事が表示される、詳細・仕組みは未だ不明、(;。;)。

2008年7月27日日曜日

500サイト程を登録してみた、更新の反映は素早い!、 既定のブラウザInternet Explorerなどが右下フレームに起動し、”nice”や”コメント投稿”が行える。  [F11]キーで、サイトツリーと記事リストは隠れ/表示する。  手動”新着・更新チェック”は、RSSサイトを選択、[サイト] - [更新]で開始する、終了を待って、”RSSサイト”を改めてをクリックし、『記事を表示します 、お待ちください』の後、最新一覧を表示。  また起動時の、”サイト情報更新”がデフォルト設定で行われる。  この設定の確認/変更は、[F4]キー - 【goo RSSリーダー設定】……起動時の設定 : [v]すべてのサイトを更新する、で。  自動更新間隔は、[F4]キー - 【goo RSSリーダー設定】- [RSSサイト] - [更新設定] で、60分min。  記事一覧表のアイテムは、”未読・タイトル・日時・サイト・カテゴリー・URL”の、昇/降順ソートができる、そして迅速な働きは気分よろし、検索・絞り込みや、”PR”の削除に凄く重宝・ありがたい!。   エラーメッセージがきっと表示されるサイトがある、このWeb開発者向けメッセージ『ランタイムエラーが発生しました、デバッグしますか?。』 はいつも、”いいえ”で抜けなければならない、なんとかしたい。  解決方法が見つかった、【goo RSSリーダー】- [設定] - [インターネットオプション] - 【インターネットのプロパティ】- [詳細設定] - ブラウズ : [ ]スクリプトエラー毎に通知を表示する(チェック無し)、[v] スクリプトのデバッグを使用しない(Internet Explorer)、[v]スクリプトのデバッグを使用しない(その他・Internet Explorer7)、のチェックそれぞれ確認(実施)し解決。  常駐(自動実行)停止は、【スタート】- [ファイル名を指定して実行] - [MSCONFIG] をタイプイン - [OK] -【システム構成ユーティリティ】- [スタートアップ] - 該当の[v]を外す- [OK]で。  ”窓の手2004”には表示されず、常駐解除できない、実に興味深い。  MicrosoftXML Notepad 2007 1の最新版をインストールし、使ってみた。  入手は、Microsoftサイトが(例)によって不調、Microsoft XML Notepad2007 v2.4.2670.22266のダウンロードはここで、”XmlNotepad.msi  2007-06-05 - 1.82 MB”を右クリックし、対象をファイルに保存、で。  保存した*.msiをクリック、インストール完了。  起動は、【スタート】- [プログラム] - ……で。

2008年7月28日月曜日

メニューなどは英語、編集ターゲットファイルの日本語はサポーしておる、編集画面のフォントの設定は、【XML Notepad】- [View] - [Option] - で。  早速、”goo RSSリーダー”の運用データのバックアップファイル(goo_opnl.xml)を開いてみる。  【XML Notepad】- [File] - [Open] -ファイルの場所・ファイル名を選択 - [開く] で。  【Tree View】- [opml] - [body] - [outline] - にサイト毎の、タイトルやxmlURL、htmlURLが記述されている。  そして、音楽家検索のXMLファイル(search_xml.xml)を開いてみた。  これは、Wordpadで作成・ 編集していた。  XMLファイルは、テキストデータを記述する、構造と構文が厳格である、これはきっと汎用性と処理の生産性を重視したためと想われる。  テキストを90°起こし横長に眺めると、破綻が些かも無い精緻な連峰に見え、墨絵の屏風画を連想させる。  HTMLでは許され(ブラウザーの寛大さ・フレキシ ビリティに依存)見のがされ、外見何事もなく処理される記述誤り、しかしXMLではシビアーに処理される。  これの正当性を吟味・修正するツールが多く存在することは、むしろ好ましい。  動きを停止したWebファイル、数百行のテキスト(XML構文)を目を皿のようにして凝視 したり、切り貼りなどで、見つけた記述誤りが、半角スペースだったと判明したことや、似た誤りは10回ほど。  原因が単純の極致であるため、どっと疲れ食欲も引っ込み凹んでしまった。   いささか慣れたとはいえ、ちょっとしたタグ抜け・タグ内での不要スペース混入などに、気を配らずコンテンツ本来の充実・遂行・推敲に集中できる。  とてもありがたいツールを入手でき、ホク〜*ホク〜*なのですわ。

2008年8月3日日曜日

ブログのスタイルシートを編集し、タイトル背景画像やハイパーリンク色などを変更した。  ブログのスタイルシート(So-net、Amebaの編集方法)にまとめた。  ふぅ…*っ、送って貰った西瓜、大きなやつ2個を とうとう食べてしまった。  TVで、西瓜の皮の美味しい料理方法や種の栄養についてを観たのに、ちょっと手遅れ試せなかった。  自然の恵みをおいしく頂ければ、言うこと無し。   白き扉の向こうは小さな電気照明で照らされ、棚は棚として受容の構えを怠らず、よろしい!。  冷却庫はスッキリ!、やはり全体が見渡せ、奥にも手が届く状態はすばらしい!。  トマトを切り皿に盛り、塩の海か岩塩を 気分で選び、ほんとに呪いほどをパラリ〜*。  この自立瓶風容器に描かれた憂愁を湛えたシンプルなイラス、星月夜の静謐な深い渓への想いを掻き立て、ゴラン高原を連想させるからとても好きである。  峻烈なジューシーが拡がり、奥深い味わいをじっくり味わう、気が付くともう無くなっている。  後味すこぶる爽やか、きっと味付けなどは極少で 、キック以外はむしろ不要、口に残る余韻が果てしない連鎖を渇望させる。  子供の頃、井戸水に浮かべて冷やしたのを始めて口にしたとき、種をどうにかしようと困ったことを想い出した。  毎日、”海洋深層水豆腐”か”大山豆腐”のどちらかを欠かせない。  これほど飽きさせない、シンプルに見えて底知れぬ深淵は希有。   毎日、微妙に味が違う、美味しいやつほどそう感じる、これが嬉しいそして楽しみなん。  白の丸くてかわいいセラミックの下ろ器、滑らかな生姜の粒子・汁が実に旨味を発揮してくれる。   自然の恵みに感謝!。  流石に、クロワッサンとは合わせられぬ、白き物に申し訳ない。  正午前、南方からの熱風を縫ってMini Stopへ、”冷 製バジル トマトスパゲティ”、島原極寒仕立蔵囲い”手延べそうめん”、”STARBUCKS LATTE”を購入。

2008年8月4日月曜日

= (・。.・)= デザートグラスは、シールを30点、明日はもっと早起き!、ゆっくり探索しよう、(゜∇゜)。  トマトを切り、パラリ!と呪いほどの岩塩を!、昼食。  トマトケチャップソースが小さな丸い容器に、蒸し鶏一切れ、トゲトゲ形の葉野菜、トマト、スパゲティはとても美味しい、 サッパリとコクの絶妙な調和・優しい奥深い味のバランスがとてもいい。  ひんやりホク!…*ホク!…*したコクをワシ!ワシ!運ぶ、プチ!プチ!した歯応え、おっとり積極的な舌触り、後に残る充足の味の記憶。   手延べそうめんは、”谷川連峰うるおい天然水!”で解し、下ろし生姜・擂り胡麻・澄んだつゆで頂く。  細く白い麺は妖しい魅力を晒し、横たわる。  ”地鶏の照り焼き切り”を電磁波炉で波動を照射!、パチ!パチ! 賑やかに蘇生、断末魔音。  これはメインでなく、あくまでプロテインの補充!。  強烈な子供向けの甘辛い味付けはとっくに飽きているハズなのに、美味しく感じてしまう。  極く短時間で 瞬く間にとても高温になる、実に興味深い。  そうめんの寛大・素直・秘めたるしたたかさを確かめ堪能するため。  ”STARBUCKS LATTE”はとても滑らかで濃厚!、エスプレッソテイストの方向が明白。  いつもはダージリンの韲えかな淡麗・浄潔・風雅を愛飲しておるから、強烈な旨味攻撃に参る のさ┌|・.・|┐。  この魅惑・魔力に何時しか絡められ捕らわれ、虜になっちまいそう”な、危険な嬉しい・ヨロコビの予感、癖にならぬように気を付けよう。  きっと冷蔵庫にあることを、先日忘れておったから、だいじょうぶだろう!?。  そして用心深い、既にHaagen-Dazsの濃厚な滑らかさに口福・降伏してる人物は、密かに警戒の念を新たにする。  夜は、タッパからじゃがいもと玉葱の吸い物を出し、 ひと煮立ち。  7本分の胡瓜もみが収まるタッパからひとつかみ小皿に取り、コハダの酢付けを削ぎ切りにして和える。  茗荷をスライス、胡瓜のスライスとは違いとんでもなく簡単に終わる。  しんなりシャキシャキの薄切りキュウリとコハダのしつこいナトリウム 、魚臭さが戦っているジャムセッション、対極の葛藤をためらわず頂く。  鯛入りの蒲鉾の削ぎや拍子木切りもいいなぁ、今度きっとやってみよう。  むき海老のボイルは、感心しなかったな。

2008年8月20日水曜日

白くて丸い小さなセラミックの下ろし器で新生姜をゆっくり擂る、精神をシャキッとさせる匂いが立ち上る。  ドーナツ状の凹みに溜まった薄黄緑のドロドロ、このままでもいいが小皿に移す、既に美味しいスイッチが入っている。  大山豆腐を半丁、掌で賽の目に 、伏せた皿で受ける。  この白き物と清冽、これ以上のものがあるだろうか!と、驚き・納得の旨さを感じる時が偶にある。  そして、続かぬ、なんだろう!?、興味が尽きぬ。  それを探求しようとは一向に想わぬ、ただありがたく受け入れるだけ。  すべてに、何時だって、 素直なこの気持ちを懐き続け、立ち向かい・接しられればと想うのだが…*!。  ”藤稔”(種なし)を初めて食す、巨峰と似ている大変美味しい。  コーヒーで云えばエスプレッソ、凝縮された自然の恵み、しっかりした甘み清冽な酸の爽快、皮のニクイ苦みが嬉しい。  今年は、稚鮎の天麩羅をとうとう口にすることがなかった、海老と翡翠(ひすい)麺の冷し中華にも一向に 足が向かなかった。  Mini Stopのデザートグラスのシール集めに、定刻にいそいそ出掛けてしまうから。  いつものスーパーで、太刀魚の切り身を見かける、どうやら冷凍もんでなく、近海のトレトレらしい。   あぁ〜*、嬉しや、すぐ籠へ。  2切れを2分、塩をパラリン〜*、ロースターへ。  パチン!パチン!、ジュー〜*ジュー〜*、折角の好ましい美味しい音も、真上の換気扇にかき消されておる!。  銀色がやや薄茶を帯び、すばらしい色に!、ライムをチュッ!。  背と腹の細かい櫛状の骨をそっと外す。  尻尾の先まで中心を貫く精緻な対称の骨は、とても長く堅い。  柔らかい むっちり・ややねっとりの白身はとても魚臭くて美味しい。  茗荷をスライスした、小鉢の美味しい醤油 で。  残りは明日にでもと思って取っておいたが、ヒョイヒョイ無くなってまった。  とても脂質が多い白身は、ほかに類が思いつかぬ。  きっと、ジグを素早く巻き上げ中に、ゴンッ!。  咄嗟に素早く、目にも留まらぬ速さの反射で、このっ!とロッドを煽りフッキング。  ウフフッ、愚か者めがとグイグイハンドルを巻き上げ、エイっ!とばかり甲板に。  そんな、活字でしか遭遇したことのない、まったまさんの釣り光景をきっと思い浮かべつつ、美味しい晩餐は完遂。

2008年8月21日木曜日

べっとり唇者のデザートは、Haagen-Dazsのアズキミルク。  これまたすこぶる滑らかな、クリーム色の堅さを緩慢に喪失し続けるやつを!。   小豆色が隠れていようが、お構いなしにズイ!ズイ!と、ゆっくり・いささか急いた気持ちで露天掘りなのさ!、(^ ^)。  いつものスーパーで、アップルティー(FAUCHON APPLE TEA THE AROMATISE A LA POMME)を購入、甘ったるいリンゴの匂いが立ち上る。  これは、ダージリンとの対比を試み楽しみたい衝動に駆られた時のもの。  偶に、古いロックを聴くような気分に似ている。  パルテノン神殿に向かうが (例)の赤白青のねじり棒は引っ込んでおり見つからず、やはり閉まっており『……』取っ手に手書きのメモはが掛かっていた。  夏期休暇に出掛けたらしい。  目的を失し所在なくトボトボと、住宅地の碁盤目の道を辿る。  こんもりした木々があるときっと、けたたましい蝉の降雨、暑さがいっそう増す。  夕刻は涼しい風、ちょっと秋の気配、不発に終わったか !?、千切れた風来坊か!?、もくもくした積乱雲が残照で投影された無彩色の宮殿を構築しておる。  ことあるごとに見上げ、この巨大な仰け反って賞賛せざるを得ないような、宮殿を見つけられる黄昏。  憂愁と俄感傷に晒された気分が明日への寄りかかりとなり、きっとホクホクと希望めいたものが頭を擡げる。  背後から全身に浸透しザワザワと更新、サッ…*と駆け抜けるリフレッシュが行われる、だからこの客観のひとときはとても好きである。  裾はこれまた無彩色のたなびきが長々と横たわる。  カラリ!と極めて明るい残照は、淡いピーチ色を湛え、とても穏和で充足の気持ちのように見える。  高層には、西方に向かう枯れ木”Ψ”のようなもの、陽を浴びて光輝を放ちつつ、真っ直ぐな軌跡を遠慮なく引きずる。   不思議なことに、この枯れ木を見つけるのは、頭上ででも、東方でもなく西方であり、既に軌跡の尻尾は消えかかっておるのさ。  とても静か。

2008年8月23日土曜日

NTTからお知らせの手紙があり、光電話(NTT Bフレッツ ハイパーファミリータイプ)のルータ(PR-200NE)のファームウェアーのバージョンアップを行った。  電話機を使って行った。  (1) 受話器を上げた際、『ツー』音の前の『ピー・ピー・ピー・ピー』音が該当ルーターとのこと。  (2) 『***11』とダイヤル、受話器を置く。  (3) 手順書に描かれた、ルーターのランプの変化を確認する、あっという間に完了!。  (4) マニュアル(4-8項)を参照、”Web設定”でバージョンを確認する。  http://192.168.1.1/ にアクセス、めいめいのログイン画面を経る、v5.11であった。  (5) ついでに通信速度を測定する、スピードテスト/ブロードバンド通信速度測定サイト を利用。  下り(ISP→PC): 59.8Mbps、上り(PC→ISP): 41.04Mbpsであった。  数回おこなったり、時間帯などを変えるなどで、トラフィックなどの傾向を類推出来そう。  遅い朝、急いた不安な気持ちで、Mini Stopへ、”冷 製バジル トマトスパゲティ”、島原極寒仕立蔵囲い”手延べそうめん”ともに棚に無い、しかたなく、蕎麦と”STARBUCKS LATTE”、”赤飯おにぎり”を購入。  雨がシトシト、湿気は増した訳でもないが、白桃の匂いがリビングから忍び寄る。  初めはこの狂おしい動物的さえある匂いは、いったいなんだろう!?と想った。  今年初めてのを剥く、ザクザクとナイフが走り面白い・気持ちいい。  四つ切りにし、柳の葉のように痩せてしまったナイフで芯を抉る、割れそうになる。  水茄子の漬け物、シャキシャキして仄かに甘い、美味しい。  きっと灰汁があるから、食べ過ぎは良くない葛藤で頂くが、すっかり忘れている。  たくさん作った胡瓜の薄切りをタッパから取り皿に盛り、このしろ(小鰭)を洗い短冊に切り土佐酢を振る。  小鰭の酢漬けはとても酸っぱく、水洗いをしないと、せっかくのキュウリもみが台無しに。  またしても、近海トレトレ太刀魚を見つけ直ちに塩焼き!。  やや良い色になるまで炙る、透明感をのこした白身はとても柔らかく、香ばしく仄かな苦みが加わりてとても美味い。  スダチはいつものスーパーに無く、カボスをチュッ!。  ハゼ釣りの記事を観るにつけ、釣りの感触・楽しみより、炙る良い匂いがとても懐かしい。   玉葱とメークイーンのスープ(和風)を作る、昆布とアゴで出汁を取る、澄んだいい色がうれしい。  コクを出そうと思い、こく旨・サラミ - 伊藤ハムを少し入れる!、どうやら成功したようだ!。  動物的の肉のみが持つ旨味が美味く調和。

2008年9月27日土曜日

ガスの魚ロースターを掃除する、気分転換にはとてもよい。  億劫に感じた誰かさんは、どこのどなたかしらん!、何時も想う。  だから、この歓びをすっかり忘れかけた頃、やりがいがたっぷり蓄積された頃まて、猶予を稼ぎ行う。  使わない包丁で滓を削ぎ、洗剤付きの極細金属束子でゴシ!ゴシ!。  どんどん変化を遂げ、それなりの行いの結果がグン!グン!顕著に なるのは、裏切りがなく明快で実に気分がいい!、(^ ^)。  みるみる間に予想以上に早く、完了!。  金属束子は、すり減って殆ど無くなっていた。  行いの結果が目に見え、終わりのきっかけにも。  唯一の欠点は、この洗剤の匂いが手に残ること、”ミューズ- 薬用石鹸”で綺麗に消え去った。  洗顔用の甘ったるい香りの石鹸では、ダメであった。  このダメなヤツで手を洗い、ついでにというか、自然な成り行きで顔まで洗ってしまった。  少し前、雨が続いた時に、2倍になっていた胡瓜が、元の¥49.0-に戻っている、心なしか緑も深みを 増している。  長いやつを6本を籠へ、一尾¥90.0- の秋刀魚も、たっぷり脂の乗った秋鮭も。  キュウリは、よく研いだ野菜用和包丁で、トントン……ン。  たっぷり嵩を増した薄切り を塩もみ、水分がたっぷり出たところで、ぎゅっ!と絞りタッパーへ。  もいでからどんどん成長を続け、先が膨らんでくる、スカ…*スカ…*に。  やはり秋は旬の季節、魚、野菜、果物はすこぶる美味しい、そして大自然との関わりをしみじみ感じ入る。   頭を切り落とし、塩を満遍なく振り煉獄の刑場へ。  『ジューッ!、プシュー…*!、……』景気のいい音。  銀と青が薄茶、黒に変化を遂げる。  良い匂いが拡がる、スダチをチュッ!、丁寧に小骨と皮を外す、ホク!ホク!の味は開きや丸干しとは全く別物。   どんどん進む、あっと言う間に2尾が骨と尻尾、皮、腹皮が皿に残る。  大ぶりのずっしりスベスベ洋梨は、実に絵になる。  この絵本などでしか見たことのなかった、すこぶるの安定感を形にしたら、さもありなんといった不思議な形がキッチンに転がっているのは、どうも落ちつかぬ。  あの、E・サティ(Satie, Erik/ )の作品と、どこかで見たジャケットの絵がきっと脳裏を過ぎる。  未だ緑を残した褐色の、ゴツゴツした安定感充分の、すばらしい形!、何時も感心する。  例の柳の葉のように痩せたナイフ - OPINELで皮を剥く。   ずっしりと重くヌメヌメしてとてもよく滑る、危ない!。  4つに割り、いよいよ芯をえぐり取る、スッ…*と刃が滑 り込む、とても芯が少なく関心する。  剥き出しの微かに青臭い甘さ、ジューシーであり、サク!サク!の歯応え。  への字口の……太郎さん、漫画好きをことあるごとにひけらかす光景。  拝見しててはなはだ気分がいいものではない、むしろ密かに愛読するのこそ、微笑ましいのだが。  マンガフリークであることひけらかし、国民の共感を呼び込む !?姿勢は、頷けない・失望だ・希望がない。  愛読書を公にするなら、ぜひ文学書の類を真摯にとりあげ、人物およびその哲学の理解に、役立つ情報をこそ発信して欲しい。  皆の期待を一身に受け止め、推進力の糧てとしてくれい !。  こればかりは、時期を逸すやもしれぬ。

2008年9月28日日曜日

大きなトマトがとても美味しい、独得の歯応えは未だに、このっ!と、何時も挑戦的な気持ちを克服しなければならぬ 。  この気持ちの喚起は、すっかり条件反射化・定形化している。  ちょっとした思い切りを経て、清冽な爽快と比類無い旨味・後味に毎度感心 してしまう。  底抜けに何時だって明るく陽気、生きる喜びを絶やさない。  いつでも、これを料理のベースにするイタリアンなどは凄くエライ!、と想う。  これだけは、先ず日本人として脱帽である、オペラだけではないのだ!。  マーマレード が美味しいと感じるようになった、なってしまったのだ。  これは、しかたがない、給食でしか口にしたことがなかったのに。  あのときは、強烈な苦みにへきへき、そして不思議な後味に妙に感心したり。  明らかに年齢を重ねた結果、味覚・嗜好の変化だろう!。  こ の誘惑に、逆らいたいと は想わぬ、素直に従おう。  クロワッサンをオーブントースターで灼き風味を醸す。  きっと尖った頂きが、黒く焦げる、ナイフで擦るとあっさり剥がれる。  誠にあっけない。  ネットリとパリッ!に透明な薄黄を乗っけてハフッ!、いただく。  甘さと清冽、ホロ苦ににたしっかりした美味しさが、喉を通りすぎる。  お腹が反応し波打つような歓待。  ”改めるのに充分な時間は常にあり、何時だって遅すぎることは無い”、らしい。  いいピンク色のフランクフルトをソテーする、メークインと玉葱のスープに入れる。   グーンと反り返り、自己を主張した、地べたに転がりじたんだを踏んだ様子は、痛快でさえある。  いいコクが発揮され、プチ!プチ!した歯応えとジューシーな感触がとても嬉しい、脂も侵出 し、とても美味しい。  男爵は、 なんと皮を剥くのに適していない形、絶妙の美味しさがありホク!ホク!と良い歯応え。  しかしスープ類では、油断すると砕けてしまい程よい姿、歯応えを発揮させるのは、大変苦心する、諦めておる。   ねっとりしたメークインばかり、頂いている、そして常に切らさぬように、良いものを熱心に探して奔走さえしている。  ”ひじきの煮たの”は、店によって味や具が異なりいずれも楽しみ、そして総じて濃い味付けが多い。  それぞれが提出・主張する具は、豆や蒟蒻、おあげさん、椎茸、ニンジン、レンコンなどである。  これらの”具”は多くて3個が普通、凄く美味しい”ひじきの炊いたん”を見つけ、常備したいと想っている。  お昼、昨夜灼いた秋刀魚と玉葱とじゃがいものお澄ましを、タッパウエアーから出しあたためて頂く。  なにやら、合点が行かぬ思いと、一晩冷やした秋刀魚の灼いたのは、あぁ〜*ホク!ホク!して美味しい。   既に銀と金、青の輝きは暗褐色に覆われておる。  皮と腑を包む細かい骨を、楽しみながら綺麗に外す。  きっと脂成分が凄い変化を遂げているのだろう!?、そして果たして体にいいのは、これか!?、焼きたてか!?、などと想いを潜らす。  デザートは 、ブルーチーズ(FROMAGE BLUE)とか、スターバックスの”STARBUCKS LATTE”もしくは、ハーゲンダッツの”Affogato(バニラエスプレッソ)”が 、準備出来ればホクホク・とても幸せ。  エスプレッソの旨味を 知ってしまった唯一の不幸は、普通のコーヒーに物足り≠NASA・無さを拭いきれぬ想いで頂かなくてはならにこと。   アメリカンに限らずいわゆる普通のコーヒーを飲む局面できっと頭を過ぎる。  近所に店舗があれば、毎朝出掛けたいのに。  かわいい三角屋根、ガラス張りのモスバーガーへは、歩いてほんの数分、近すぎて着換えるのが面倒なのでずいぶん行っていない。   凍てついた厳寒の夜、セーター姿そのままで、ぷいっ!!と出掛けるのが一番。  理想は、コーヒーを飲みながら、不意の夕立・土砂降り、路面に叩きつける雨粒を眺めること、帰りの頃はすっかりあがっているんだ!。

 2008年10月5日日曜日

尖った口、ピンとした尻尾、綺麗な痩身、パンパンでムチムチの暗青に銀。  これの尻尾を切り落とす、頭はそのまま。  こうすることで、オーブンに揃えて入る、綺麗に骨の上下に分けて身を解し食べやすくできる。  綺麗に満遍なく極力薄く塩(Alpen Salz 岩塩)を振る、こうすることで真っ黒い焦げ目が無くなり、黄金色のいい色になり、皮も剥ぎやすい。  また、内蔵でまな板などを汚すことが無い。  刑場からは、煉獄で灼かれる音が!、『プッ…*!!、……、プシュッ!!、ジュッ!』  尻尾が無いと箸で身を解き易く、実に具合がよろしい。  また頭があると、首に近い心臓は胃などの内臓が形を止め、これまた食べやすい。  首から下をバラバラにされ、すこぶる身軽になった頭、アゴから喉、頬は真っ直ぐな直線、銀の輝きを止める。  頭の頂点は微かな青を帯びている。  断末魔の形相、横顔が精悍でとても潔い。  受け口、あごが迫り出し、耽美主義、楽観主義を思わせる。  『ウヒョッ!』 酩酊の境地とも、『あぁ〜*、……!!』諦観・受容の感嘆の声のお姿とも見える。  ライムを半月に切り取り、チュッ!・…*。  中央に真っ直ぐ、背骨の左右に割り、ハラハラと皮を残しホク!ホク!のやつを外す。   内側から拡げ、皮から身を剥がすように頂く。  腹側の細かい骨が上手く外れると、なんだかヤッタ!というささやかなヨロコビ。  鮎のはらわたを想わせる、プルプルしたものなど、見る度にとても面白い。  心臓と想われるヒシの実の様な暗褐色をパクリ!、殆ど形を失った内臓も少し運ぶ。  栗が現れ続いて色づき始めた蜜柑が、少し遅れて未だ橙色にもならぬ柿が、そしてやおらパサパサでない熟したジューシーな林檎が八百屋・スーパーに並び始める。   チョコレートをゲット!、”MEIJI - GATEAU CHOCOLATE”と、”GLICO - VAN HOUTEN CHOCOLATE - Dear cacao”。  むっちり、 トロリー〜*と蕩けるようなした舌触り、濃厚な栗の甘み、ココアのえもいわれる旨味と、シコシコとネットリした粘りココアの苦み、芳醇な魅惑の香りを楽しめる。  ダージリンと一緒にデザートに。  いずれも、箱の構造が実に興味深い。  空けるまでの、戸惑いと見つけるまでのワク!〜*、ワク!〜*。  封を切った後の取り出し方は、創意工夫が伺われ、楽しいのに出会う と、ホク!ホク!とうれしい。

 2008年10月19日日曜日

旬!?、走りの小松菜を見かけた 、さっそくお澄ましにて頂く。  大根や里芋、青梗菜もいよいよ美味しい季節。  頭上の扉を開き缶を取り、暗褐色の板を2枚、取りだし鍋に投入しておいた昆布が戻り、4倍の面積になり静謐に息づいておる。  美味しく食べられる形に切ったニンジン、玉葱、砂糖少々、一煮立ちの頃、あごのパックを投入。  手作りのプチ!プチ!、むっちりピンクのいい色のソーセージを斜に切り投入。   メークインを美味しく食べるサイズ・形に裁断投入。  小松菜の茎を投入、薄口醤油をドボッ!、小松菜の葉っぱと柔らかい芯をそっと煉獄に。  すぐに火炎を停止させ、いい緑の菜っ葉の仄かな甘みと渋みを注意深く味わう。  ねっとりホク!ホク!のメークインをハフ…*ハフ…*頂く。  椎茸の茎を取り、オーブントースターへ、熱いヤツに醤油をサッ!、ライムをサッ!。  稀な味、あえかな繊細を味わう。  小箱に珍珠シュウマイを閉じこめ、強烈な電磁波を浴びせる、パチン!、……!。  熱々の皿をとりだし白く曇った膜を剥ぎ取る。  ライムをチュ!、醤油をたらり!、ネットリした歯応え、混沌とした旨味の合奏を味わう。  暖めた急須に、ダージリンをスプーンに山盛り2杯、いい夕焼け色をなみなみとマグカップに。  ベーカリーモリのアプリコットタルトは、清冽な酸味と生地のサク!サク!ホク!ホク!がたまらなくヨロコビだ!、しっとりしたアプリコットが砕けて解けて消えていく。  美味しい余韻が残りとても幸せな気分。

2008年11月7日金曜日

”ネギ鳥丼”、濃厚な旨味のタレ、ネギの仄かな甘みと歯応え、鶏のさっぱりした美味しさ、さっくりした歯応えを味わう。  小さな正方形のパックをパクッ!と勘合を外して開き、紅針ショーガを退避、電磁波炉に閉じこめ、微振動・極超短波を浴びせる。  ぐったり汗をかいた、ほかほかのヤツをワシ!ワシ!と運ぶ。  程よい 少なめ分量、濃いめの味付けがとても嬉しい。  ”いぶりがっこ”がとても美味しい、炊きたてのご飯がとりわけ、ホク!…*ホク!…*美味しく頂ける。   ねっとり甘い”こしひかり”がホクホク美味しい。  TV番組で冬の山形名物、河原で大きな鍋で里芋を煮て大勢で頂く、”芋煮会”を見かける季節。  作り方をやっていた、牛肉、大量の野菜を入れておった。  いつものスーパで、極く新鮮そうな真っ黒な大ぶりの里芋を見かけた。  この里芋を美味しくいただきたいと咄嗟に想い、”鹿児島の黒豚ソーセージ”、長ネギ、玉葱をカゴへ。  既に鍋の底で黒きものが4倍の面積になって這っておる。   ナイフ(OPINEL)で里芋の皮を剥く、ツルツル滑りゴツゴツした凹凸でとても苦心する。   ネットリとても固いのが出現する。  固くて力をこめて斬る、ザックリ!・メリッ!メリッ!…*♪、いい音を楽しめる。  大きめの一口サイズに、ネットリした感じがとても期待を持たせる。  ”あごだし(長崎五島産)・マルモ”で出汁を取り、砂糖、岩塩&スパイス・ガーリック風味をパラパラ!。  黒豚は縦に2分、長ネギをザクザク、玉葱もざっくり! 。  丁寧に灰汁をすくう。  薄口醤油で味を整え、ネットリが良い歯応えになれば完成。  ホクホクとしてネットリ芋らしくなく!?、いくらでも頂ける美味しさ。  ホウボウ、とても新鮮なのを見かけた。  剽軽な尖った装甲車を想わせる角張ったお顔、つぶらな目、きれいな鰭、赤っぽい稀な色。  ちょっと勇気を出して、捌いてくれるよう頼む。  『皮とりますか!?』、『はい、お願いします!。』  3尾がきれいな白身になった。  刺身包丁でそぎ切りにし、皿に並べカボスをタップリ絞り暫く冷蔵庫へ。  淡白な味、しっかりした歯応え、稀な旨味、どんどん進む。

2008年12月6日土曜日

これは、休日の遅い朝食。  いつもは、ヨーグルト・LG21にひろさきや 山ぶどう&ブルーベリージャムをスプーン半分を乗っけ、バナナ、牛乳、”かしわ堂・カルシウムせん”。   湯豆腐用の春菊がある、あの茎をソテーすると、きっといい苦みと歯応えがすばらしい!、に違いないと思いたった。  あっという間にしんなりしてしまうやつ!を、一気に使い切る、すばらしい方法でもある。  湯豆腐での春菊は、しんなり・サラリとしてキックは殆どない。  なすがままで自己主張は必要充分なありようにに止めておるようだ。  淡白な白き物と絶妙なる調和である。  これの野趣をガッチリ賞味したい、させていただきたい。  とても大きな・濃い濃い赤のニンジン(金時・岡山県産)は、火がよく通るように程よい厚み・大きめの一口サイズにスライス。  形は四角、なんとも芸がないが、それは全て己のもの。  ”鹿児島の黒豚ソーセージ”を縦に 半分に、シメジ、真っ赤なニンジンのスライスを極少量サラダ油でソテー。  いい色になったところで、春菊の茎を縦に割り、適当な長さに断ち投入。  最後に春菊の葉っぱを投入、米国モートン岩塩&スパイスガーリック風味を、パラ〜*パラ〜*。 絵のない皿に盛り、醤油を少し。   呪い程度の、柚子をチュッ!、ユズノンのキックと清冽・喚起を施す。  プチプチの歯応え、コクたっぷりの濃厚な肉汁、ほろ苦い旨味を、ホク!・ホク!頂く。   しんなりの葉っぱは濃厚な野趣!、茎はシャキシャキの嬉しい食感、とても美味い、満足(^o^)。  濃い赤のニンジンは、甘くでホクホク!、例の匂いは消えクッッキーのようでもあるな。  ”Pasco - お豆と十六穀入り食パン” (大麦、黒米、もちあわ、黒豆、発芽玄米、赤米、もちきびアマランサスキヌア、小豆、たかきび、黒ごま、白ごま、はと麦、トウモロコシ、ひえなど入り)をトースト。   滋味溢れる大地の香りを想わせるお味、いい歯応えをゆっくり味わう。  噛んでいると、しみじみ美味しさが侵出してくるから、嬉しくなる。  夕刻、スーパーへ、鰤のお造りが並んでいた、そして ・やはり棚の末端にカマが、これにぱらりと塩(Alpen Salz 岩塩)を丁寧に・限りなく満遍なくパラ…*パラ振り、煉獄の火炎地獄へそろりと入城たっぷりと入念に焼く。  『 ∽ …………ッ!!。』、い音がして、いいきつね色に!。  開かれた鞘状の骨からパラリ〜*と身を外すのは、とても面白い。  ”GERARD - FROMAGE BLEU”の苦い清冽と深淵をいただく。  ”Chateau Moulin de Lavergne Prestige”の清冽、コクを賞賛!。

2008年12月21日日曜日

いつものスーパーでコチを見かけた。   絶妙とも言える、落ち着きはらった・すばらしい!砂地模様の背側、すべすべの扁平な白い腹、頭でっかち・固く閉じた大きな口・スラリッ!とした強靱なバネを秘めたしっぽ、ちいさなクルッとしたつぶらな目。  三枚に下ろして貰おうと想ったが、忙しそうで、小ぶりしかも5尾だったので躊躇した。  空中テーブルにパンの耳くずを入れておいた。  窓に目をやると、ペットボトルの両側を切り落とし、幾つかの止まり木を配したシステムの中で、何かが プルプル・もこもこ動く気配がした。  そっと近づきレースカーテン越しに見ると、ほっぺの白い小さな雀のような(※: ヒガラ?)のが、パンくず (”Pasco - お豆と十六穀入り食パン”1 の耳を刻んだヤツ)に潜り込んで一心不乱に啄んでいた。  素早く選別作業をしている、気に入らないのは、『プイッ!、…… @¢!』横に投げる。  これの繰り返し。  んぁ…*、かわいいなぁ〜*、(*^.^*)  地味な色合いにも 、いたく心揺さぶられたんだ。  目まぐるしく首を動かしていた、暫くすると止まり木をチョン…*チョン…*、移動する姿が見えた。  たいていは番でいろんなもっと大きいのが 、入れ替わりやって来るのだが、今年は未だのようだ。  鋭い尖った嘴、全身黒っぽくテカ!テカ!なのはヒヨドリ。  ミカンが大好物な連中も、未だ時期早なのか!?、姿を見せてくれない。  あぁ〜*、枝に刺した蜜柑色は、乾ききって茶色になってしもた。  盛りには、小一時間ですっかり皮まで穿ってしまうのに。  早く鶯色の柔らかい緑を見たいのだ。  彼らは楽しそうに、遊びの開発の名人・あるいは選ばれて意気盛んなモニター者のように、喜々として飛来するが、直接好物の果実に向かうことは断じてない!、枝を執拗 に飛び回り迂回しながら、上下の揺動飛翔や跳躍を実行しつつ、まるで忍者遊びのように・楽しそうに接近する。  システム開発の最重要ポイントである、鳩の排除に成功しておるため、ずいぶん前に見たっきりだが、奴らの飛来は安易にして・風情の欠けらも見あたらぬ。  そして、騒ぎ立て・羽音も素っ気なくて乱暴だ。  彼らは いずれも華奢でありとても小さい、そしていずれも早起き選手、しかも”超”や”極”の付く強者なので、恥多き怠惰な日々を過ごす人物と相見える機会はとても少ない。  山に向かって遠ざかる後姿も、見ることが出来ない。  だから、暫くささやかな疎外感を楽しんでおるんだ。  やはり自然な遭遇を大切にしなければ。

2008年12月22日月曜日

Microsoft セキュリティ更新プログラム(月例パッチ):”12/10”と 、”Microsoft MSが定例外の緊急パッチ「MS08-078」、IEの脆弱性を修正 2008-12-18”を知り、早速 Microsoft Update にアクセスしたが、暫く待っていつものページ・”ようこそ Microsoft Updateへ”に繋がらず、”エラー番号:0x80072EE7”付きの メッセージ(Webにエラーが生じました旨)が表示される。  ”エラー番号:0x80072EE7”で検索し情報を得た、”DNS”と”hosts”に関係があるらしい。  @IT > Windows > Windows TIPS > インデックス > Microsoft Updateの主なエラー番号別対処方法を参考にした。  (1)  次のように、”hostsファイル”の編集を実施。  ”エラー番号:0x80072EE7”(ERROR_INTERNET_NAME_NOT_RESOLVED)の記事を参考に、hostsファイルの無用な記述(きっと有害)を削除し、”127.0.0.1 localhost”行のみ残した。  ※: WindowsXPでhostsファイルを開くには、【スタート】を右クリック。- [エクスプローラー] - [C:\WINDOWS\system32\drivers\etc] とホルダーを辿り- [hosts]を右クリック。 - [開く] - 【ファイルを開くプログラムの選択】- [Wordpad]をクリック、テキストが表示される。  ネットワーク管理者などが指定した記述の削除は、管理者の許可要す。  編集し上書き保存します。  目的行 の記述を無効化(コメントアウト)するには、(例)のように行頭に”#”を記述します。   hostsファイルはNet接続時に”DNS”より優先的に参照される、家庭での通常使用では使われることはない。  ”hostsファイル”は、スパイウェアーなどで書き換えられることがあるため、プロパティ・属性を”書き込み禁止・読み出し専用”に設定し、さらにネット接続が”! ン…*??”と感じたときなどに要チェック”、らしい。  (2) 次のように、”DNSサーバーのアドレス”の編集を実施。  ”DNSサーバーのアドレス”を、ルーターの設定する値からプロバイダーのものに変更した。   1) 【コントロールパネル】- [ネットワーク接続] - [ローカル エリア接続 #] - [プロパティ] - [全般]  2) ◎次のDNSサーバーのアドレスを使う。  3)  プロバイダー(So-net)の指定する、・ 優先 202 238 95 24 と、・ 代替 202 238 95 26 に設定。  4-a) 次のように、ルーターの設定値に 書き換えられ・戻らぬように設定変更。  4-b) 【コントロールパネル】- [サービス] - [IPv6Ressolver Servics] - [全般] 、スタートアップの種類:手動、サービスの状態:停止、にそれぞれ設定 することで。  4-c)  NTT Bフレッツ ハイパーファミリータイプの”IPv6Ressolver Servics”(これは使用していないから無用)の自動起動を停止させた。  5) これで 、”Microsoft Updateへの接続不可”は解決した。  更に、Webページの表示が随分速くなり(元に戻り)、頻発していた画像の”×”などは皆無になった。   そして原因はひとつなのでいろいろ検証した結果、”DNSサーバーのアドレス”変更は、今回の件とは無関係だと気が付いたが、 安定性が向上し(元に戻り)、気になっていた不安定性(*1)が完全に払拭された、これからも注目する。   (*1) : Webに接続したまま1時間ほど放置(キー入力など無し)すると、ネット接続が切断され、ルーターの電源の再投入での復活が必要であった。  原因については、Firefox 3.x正式版を試験的にインストール時に、PC環境の書き換えが長時間行われたこと、またソフトのインストール時におまけ的(たぶん覇権を目的とした独尊的なもの)に目的外のものがインストールされたり・環境設定が書き換えられ たこと、などをあれこれ考えている。  また、”Microsoft Update”は前回は自動で滞りなく実行されたため、これらの不具合の対応・解決が遅れた。  しかし未だ特定出来ず、関連情報に注目している。

2008年12月25日木曜日

ホウボウの刺身を頂く、透明で仄かに赤みを帯びている、ねっとりとした舌触り 、心地良い歯応え、淡白で仄かに甘い。  真っ新のキト!キト!、少なめの山葵との絶妙の調和、どんどん進む。   汁ものは、旬の野菜をたっぷり、しかも好みのものばかりで変化の楽しみもあり、雑多に陥らぬように出来るだけ少ない種類で。  先ほどから鍋の底で大きな・四角い黒いもの・昆布が蘇生し、4倍ほどの面積に成っておるのを確かめる。  バイシュクルで食材を調達に出かける。  暖房で暖かい頬や首筋、鼻腔を、ヒンヤリした穏やかな外気が擽り、気持ちがいい。  未だピーチカラーの残照を残しつつも、東方からじわじわと無彩色に浸食される天空は、いつ見ても飽きることがない。  空気のとても澄んだ寒期は、コントラストの際だつ、すばらしい!作品に出会えるから大好きなんだ。  いつものとうりのようであるが、毎度のこと真っ新のキト!キト!が随所に潜んでおるという、嬉しいよろこびに包まれる。  ”長崎五島あごだし”を2パック投入、煮立ったところで取り出す。  あおくび大根の皮のかつら剥き、危険なようであるが、”ハッ!・(^.^;)”としたことは皆無。  しっかり力を込めてすこしずつ進める、いつも意外と早く完了してしまう。  いつも誰かに見せ、『あぶないわよ!』などと注意されたい、と思うのさ。  なんだか最初から、上手く出来た気がする、りんごの皮剥きと同じ要領だからだろうか!?。  ”青首”部分は、”大根おろし”にして使い切る。   ヒリ!ヒリ!する匂いのすばらしい!ジュースたっぷりのがたっぷりでけた。   小さな末広がりの小鉢でグビ!グビ…*!と頂く、醤油の量がいつも気になる。  折角の大根の辛味を阻害してやいないか!?、これは醤油の旨味を味わっておるのでは!?。  外食では、このたっぷりジュースの”大根おろし”にお目に掛かったこ とがない 。  秋刀魚の絶妙の焼き、”銀”が”黄金”に変わり、”パチン!”といい音を伴い弾けて生じた裂け目、この折角の歓喜の姿も、自慢げに皿の端っこでおっ立つ凸が目に入った途端に、”慣例・義務・体裁”などの語が脳裏を過ぎり熱が冷める。  誰かが”ギュュ…*!”と絞ったカスを自慢げに盛り上げるなんて 、やはり間違っておる。  藻草を想ってしまうではないか!、臭ってきそうじゃ。(^.^;)。  きっと、奥で板さん達がハフ〜*ハフ〜*、ワシ!ワシ!頂く、賄いの焼き魚にはたっぷりジュースの”大根おろし”が、小鉢などで供されているに違いない。  京都の老舗でも、果たしてそうなのか!?、機会があれば、きっと逃さず見てみたい。  

2008年12月26日金曜日

濃い赤の金時人参をトン!トン!、里芋の皮をナイフで剥き、ねっとり刃に吸い付くヤツを、ズイッ!・ザクッ!・パリッ!、とした小気味よい音と、断ち割れを密かに楽しむ。  玉葱の根っこをナイフでえぐり取り、ザクッ!、トン!トン!。  この根っこを植えておくとどうなるか!?、実験は未だやっておらぬ。  たっぷり陽を浴びた 艶やか濃い緑は厚みがあり美味しそう。  細長い大根のそっくりの根付いた茎の下部をザクッ!、これは明日プランターに植えて楽しむ、食べる訳ではない。   やがて丸っこい・かわいい濃い緑の葉っぱが出てくる、どんどん成長し茎がズンズン伸び、茎に纏わり付くような葉っぱが付く、春には1m近くなり黄の菜の花が咲く、 そしてぺんぺん草のような姿の菜種が出来る。  この菜種を蒔いたことは、未だ無い。  ”ブナシメジ”を解してパラ〜*パラ〜*。  先ずザラメをザッ!、味醂をドボッ!ドボッ!。  薄口醤油は後で、隠し味は、”鹿児島の黒豚ソーセージ”2個を縦に半分に、”米国モートン岩塩&スパイスガーリック風味”を極く少々。  いずれも程よいあくまで主体たり得ず、属性に止まる節操のあるコクを侵出させるため。  灰汁をこまめに掬う。  味付けは思いのまま、甘めにも、辛めにも出来る。  いつも目分量、計量カップは埃を被っておる。  一番気を配るのは、それぞれが煮くずれせず、いい柔らかさ・歯応えに仕上げること、水っぽい薄味にならぬこと。  出来れば、大きなタッパウェアーから片手鍋に取り暖めても、新たなる美味しさを発揮して欲しい。  仄かに赤みの射した梭子魚の開きの、頭と尻尾を切り落としさらに半分に、ロースターで煉獄の火炎責め。  白き冷却可保存箪笥風の扉を開き、冬には旬の柚子をきっと準備するのさ。  脂の無い白身の干物の焼きは、油断できない。  殆ど焦げないからだ、うっかりするとカリカリになってしまうんだ、これは自信をもって申すのさ。  干物は焼くのじゃなく炙るもんだと、思い知ったんだ、幾度も!、(^.^;)。  グーンとだだっ子のように反り返ったのを、きれいに骨から外す。  皮 などは ΘΘΠΠ〜  がいつも枯れ草の上で丸くなり、うつらうつらしながら待っている!?。  かぶの千枚漬けは今が旬、ヌメヌメした口当たり、サクッ!とした食感、仄かな甘みと苦みの妙なる調和が、とても美味しい、そして高価。  食べ過ぎると、ちょっと腹痛!?。   デザートは、厚切りバウム-Pascoを斬り、ダージリンを大きめのマグカップで、赤褐色の静謐な戦ぎと官能の唆しを見いだす香り。   厚切りは手の込んだ・巻き込んだラミネート構造を潔く、”)”に斬ったもの、きっと保存に適している。  ナイフを射し込むと、ザクッ!と感じがとてもいい、食感も”ザクッ!”と”ホクッ!!”が混沌とした、とても嬉しいもの、あまり類がない。   

2008年12月27日土曜日

朝は、”Pasco - お豆と十六穀入り食パン”、”大山豆腐 - 絹ごし”半丁の湯豆腐、ゆずなます、かぶの千枚漬け、納豆のシンプルにして、自分好みの納得・ある意味贅沢なもの。  魚がないとほんとにサッパリした、精進の気持ちになってくるから不思議。  電炉から、雑穀パン独得の香ばしい匂いが漂ってくると、胃と気持ちのスイッチが同時にカチリ!と入る。  黒き昆布の上に泳ぐ心持ち大きくなった白きもの・立方体、生姜醤油の小皿で若干の冷却が瞬時に行われる。  舌触りはサッパリとして、味はコッテリなんだが、生姜の清冽が旨味を際だたせる。  口に入れた瞬間に形が壊れ、美味しさがフッ!と零れる。  最初の一口から最後の一個まで、変わらない美味しさとカタルシスの侵出は、いつも感心する。  何かに似ているなと想う、そうだ!、いい音楽や文学の属性にしてエッセンス。  自分もいつかは創作し・実現したいとずっと願望を懐き続けてきたもの。  変わらぬ感興は、地底深くたゆたう記憶の海として、永続性を持ち継承される。  画像のように直接的・客観的 な観察の域を越えられない限界、イマジネーションの跳躍を拒むもの、そして瞬時の感興ではない。  春菊は、絶妙の柔らかさ、独得の苦さが嬉しい。  デザートは”メイプルワッフル”をオーブントースターで炙る、電炉から、ワッフルの独得の甘い匂いが漂ってくると、しみじみ幸せ。  夜の食材の調達、”太刀魚”の切り身、”カンパチ”の切り身、こうや豆腐、春菊、柚子、小松菜、シメジ、山バナナ、納豆、豆腐、パン、ひじき(総菜)、FROMAGE BLUE・ブルーチーズ、FAUCHON・ダージリン缶 。  納豆は小粒のものが多いようだが、大粒の方が栄養があり・安心な気がするのだが。  こうや豆腐は、清水ミチコのブログ >” 2008-12-08高野豆腐”を見て触発され、添付のレシピ・”天然味だし”で調理。  先ず粉末の出汁と水を指定どおり、沸騰したところで、3個を入れる。  みるみる間に2倍に膨らみ鍋一杯になる、どうも3個が限度らしい。  落としぶたをして13分煮る、すっかり汁が吸われ無くなっておる。  ブログの”12分”の意味するところが、変曲点であり・頂点であることがてもよく解る。  ポイントの指摘は見過ごしてはならない、意味の理解・実感・納得出来ぬ場合は、さらなり!。  ふっくら、出汁を良く含んだ美味しいのがでけたようだ。  きっと高級なヤツは、蕩けるような滑らかな舌触りなんだろうか!。  ”白き保管庫・冷却可”で冷やしておるから、きっと美味しさが際だつに違いない。  どうも植物性タンパク質を頂いておると、体がとても軽く感じる。   豆腐の美味しさの秘密についてあれこれ考えていたら、ゆばに関しては美味しい!、記憶がない、随分前に日光に出かけた時に食べたような。  これは、”物性タンパク質”の美味しさを知るためには、何とか得心を得たいものだ!。

2008年12月28日日曜日

朝は、”ライ麦いり食パン - Pasco”1 をトースト、いい焼き色を目指す、仄かな酸味が食欲を煽る。  バナナ、明治プロビオヨーグルトLG21に、ひろさきや・無添加・山ぶどう&ブルーベリージャムを準備。  山葵を丸い磁器の下ろし器で下ろし準備。  先日の分身、”カンパチ”を削ぎ切りに、”こうや豆腐”も揃える。  これが無ければ、湯豆腐にしたかったんだが。  朝陽を浴びていただく、白き物、おろし生姜のキック、春菊の清冽苦みは、これだ!と思わせるものがある。  きっと朝湯とのセットは、しみじみ幸せ感を満喫できるに違いない。  カンパチは 透明・桜色、プリ!プリ!・ねっとり・むっちり、舌に纏わり付く、仄かに甘い 感じがあるようだ、後からくる旨味を味わいながら、山葵を乗っける。  たっぷり出汁を吸った”こうや豆腐”、冷えたのは味がキリリとして、とても気に入った。  お昼に食材の調達に、いつもの4択とは違う第五のスーパーへ。  勝手が分からず何が何処にあるかサッパリ解らぬ、左回りに”コ”の字に壁面に沿って、生鮮食料の棚があるのはたいてい同じ。  たいていは果物から始まり、野菜、魚、肉、総菜、豆腐・納豆、酪農製品の順。  その他の味噌、醤油、砂糖、乾物、お茶などは整然と細長く等間隔に配置された棚に置かれておる。  しかし地下や一階のこれらの広いとこで、短時間で目的のものや、想わぬ発見を見いだすことは、すこし修行が必要なのさ。  だから、未だ”感の及ばぬ”新天地では、ごく自然に些か気持ちが急いて・昂揚してくる、自分ひとり緊張しているといってもいい。  なんだか、店員を初めとしていずれも、顔見知りさえも全く見あたらぬ、宇宙基地の探索は時間感覚を失する、そして軽く場所酔いする。  先ずどこかで見覚えのある商品の存在が、よりどころとなり安堵をもらう。  ”市田柿 - 伊那谷特産”、いつもは小粒のやつばかりであったが、大粒のしっとりしたやつを見かけたのでかごに。  里芋もゴツ!ゴツ!泥まみれでない、形の整った、程よいサイズのがある。  鰤でなくメジ鮪のカマ、ロースターに辛うじて入りそうなのをゲット!。  お茶は何処でも同じでなく、きっと違ったものが並んでおる、こればかりは見ても解らないので、おきまりの銘柄にしているつもりが、あれこれ手を出している現状。  全く、これは敗北である、決められないのだから…*、とほほ!、(´。`)。  豆腐は、お気に入り(大山豆腐)が置かれておるのは、2箇所。  こればかりは、売り切れなどで入手できない時は、別のものにしても、ちっとも満たされぬ。  だから、食べない!。  こんなところに好き嫌いが潜んでおるとは!、自らにビックリ・呆れる!、(´。`)。  ”長崎五島あごだし”も2箇所にしかない、これも 替わりが未だ見つからぬ、(^.^;)。  ”若狭の小鯛の笹漬け”の樽入り・ちゃんとしたやつは、西方の街まで出かけなければ、口に入らぬ。  きっと、通販のやっかいになる運命なのさ!、CDは数年前から100%ポチッ!。  今となっては、CDショップに行くのが恐いような為体。  デザートは、”山寺庵 ぜんざい・ZENZAI・ HOKKAIDO(100%北海道産大豆)- 和歌山産業”か”ぜんざい - やまざき”を深小鉢に移しレンジで加熱。   プルプル状が解れてサラリ…*とし、とても自然な状態になり、食感がすばらしい!、美味しく頂けた。  そしてこの、違いは未だ定まらず。  カロリーは、114Kcal/ 170Kcal、炭水化物は25g/ 38gであり、分量が随分違う。

2008年12月29日月曜日

PCの起動時に、”Adobe Flash Player v10.x ダウンロード(日) サポート”のアップデートを促 すポップアップWinが表示された。  これに存在するセキュリティーホールは基本的・構造的なものと想われ、つとに知れ渡っており、これからも続くと想うのが自然。   躊躇するに及ばず即座に実施し、あっという間に完了する、”(バージョン確認)”で確認すると、”10.0.12.36”になっていた。  Shockwave Playerのバージョンは、オンライン作動テスト”で確認すると、11.0.3r471”であった。  ”Acrobat Reader(日)版Get! v9.x サポート”を次のように起動し、バージョンを確認しようとして、【スタート】- [プログラム] -  [Adobe Reader9] - [ヘルプ] - [アップデートの有無をチェック] をクリックしたら。  なんと、すぐにアップデートが開始されよった、あれよあれよと思う間にあっけなく完了した。   これも、以前からセキュリティの脆弱性を持っており、全くと言うほど使わない、でもやる。  こちらは、PC起動時には自動アップデートを促す、ポップアップWinなどによる案内は無いようだ!。  きっと別の状況で、アップデートを促すメッセージに遭遇するだろうか!?。   ”goo RSSリーダー - アプリ版 (Javaアプリ)”の運用データのバックアップファイル(goo_opnl.xml)を編集するため、Microsoft XML Notepad 2007 1で開いてみる。  Microsoftの『バージョンアップがありますよ!』、旨のメッセージが表示されたので、すぐさま実行する。  今回は、PCに一旦保存することなくオンラインで”実行”した。  ”XML Notepad 2007 Version 2.4.2670.22266 から、Version 2.5.2798.17141”になった。  割と新しい発展分野のソフト(アプリケーション)なので、これからも発展的アップデートが繰りかえされると予想。  これ(goo_opnl.xml)に登録サイト数は、”644”になった。  これは、閲覧サイトの約50%、無用・無関心サイトをこまめにチェックし削除し、ダイエットに努めた結果。  ”goo RSSリーダー - アプリ版 (Javaアプリ)”の毎日の起動、初回時のみ数分(2:20)かかる、殆どRSSの受信要する時間、そして素早い操作(読み込みページの切り替え)!?で毎日≒1回ほど固まる。  復旧には、再起動を要す、この再起動はあっという間に 完了する。  この”素早い操作”での”ハングアップの発生は、 登録サイト数の増大が原因なのだろうか!?、限界なのか!?、果たしてそうなのか!?、重大な関心をもっておる、〔`。´ 〕。  この”素早い操作”や付帯条件など発生のきっかけは、未だ特定出来ておらず、再現も未だ出来ないし、原因も予想出来ず。  気長に注意を払えば、必ず・きっと・想ったより速く捕捉出来る見通し。  出来れば 、速やかに解決したいものだ。  ”Ctrl+Alt+Delete”キーで、”タスクマネージャー”を起動し、”goo RSSリーダー - アプリ版(Javaアプリ)”のメモリー使用量を見ると126MB、Safariは66MB、Internet Explorerは33MBなので、こいつは大変な重労働をしているものと想われる。  いわゆる”重い”ので、”軽い動き”が期待され、早期のバージョンアップに少なからず期待を持っておる。  Javaのバージョンを確認 ・アップデートする。  アップデートに先立ち・前もって、古いバージョンを削除(※: 関連・詳細情報)しておく、【スタート】- [設定] - [コントロールパネル] - [プログラムの追加と削除] をクリック、古いバージョン(Version 6 Update 7)などを削除し、準備する。   ※: バージョンアップ時に、インストラーが前バージョンを自動で削除しない、だから普通は10個近く貯まっておる。  【スタート】- [設定] - [コントロールパネル] - [Java] をクリック、【Javaコントロールパネル】- [アップデート] - [今すぐアップデート] をクリック、【Javaアップデートを入手可能】が表示された、”Java 6 Update11が準備出来ております。”とのこと、[インストール] をクリック。  【Java セットアップようこそ】- [同意する] をクリック、インストールが実行され、あっという間に完了する。  【スタート】- [設定] - [コントロールパネル] - [Java] ををクリック、【Javaコントロールパネル】- [基本] - [バージョン情報] で確認する、”Java 6 Standard Edition - バージョン 6 アップデート 11”が確認出来た。  試しに、java.com: あなたと Java > Javaの有無のチェック > 〔Javaのバージョンの確認〕をクリック、『Javaのバージョンを確認しました。 正常な…です、…推奨された…、Version 6 Update11……がインストールされています。』と結果が表示された。  確か前回は、PC起動中に、バージョンアップを促すポップアップWinでの案内があったのだが !?、と思い調べてみた。  【スタート】- [設定] - [コントロールパネル] - [Java] ををクリック、【Javaコントロールパネル】- [アップデート] で、”頻度・日時”が設定出来ると知った。 

2008年12月30日火曜日

遅いお昼は、”ライ麦いり食パン - Pasco” をトースト、いい焼き色を目指す。  心地良い歯応え、噛むほどに仄かな酸味と甘味が広がる、自然な展開は嬉しい、そしてさらに食欲を煽る。  なによりパンは、手の自由度がとてもいい!、 横長にたくさん並んだボタン、あちこち抑えながら咀嚼、さらに鏡越しのTVを見ながらの食事にとてもマッチしておる。   タッパから片手鍋にとった、野菜スープを暖める。  大根は味が良くしみてまさに食べ頃、里芋はまだいい歯応えを止めておる、輪切り人参は仄かに甘い、玉葱はとろとろ。  昨日の”太刀魚の塩焼き”の骨を外したものに、柚子をチュッ…*!とやった醤油を準備。   きっと脂分が固まったのだろう、やや固くホクホクした食感を楽しめる、そしてとても魚クサイ!!、ある意味味わい深い!、(^o^)。  口直しはかぶの千枚漬け、清冽な白、仄かな甘味・酸味で魚臭ささは霧散したようだ。  ヌメヌメした口当たり、サクッ!・シャキッ!とした食感、仄かな甘みと苦みの妙なる調和。  昨日のほうれん草のおひたしに煎りゴマ をパラリ〜*。  流石におひたしは、暖かいご飯がいい。   仄かに甘味ある嬉しい歯応えの赤い茎が美味しい。  大根おろしを深小鉢で頂く、ピリピリした辛味と醤油の旨味の混沌とした、絶妙の調和を味わう。  切れのすばらしい!後味は、トーストパンとの相性は何の問題もないようだ!。  先日の”高野豆腐”は、おつゆの侵出と同時にいい歯応えと喉ごしが味わえ、あぁ〜*しみじみ幸せ、大満足!!、 (* ̄。 ̄*)。  これは、トーストパンにもマッチする。  更なる挑戦は、添付の粉末出汁から脱却し、”長崎五島あごだし”か、鰹節、昆布、科学調味料、味醂、薄口醤油で、添付の”出来合い・敗北感のある”を越えたと、得心のいくものを作ること、〔`。´〕。   納豆をこねくり回すことを忘れていた。  あの白い粘り、グルタミン酸の生成は楽しい!、グッと抗力で押し返される感じが、すばらしい!。  100回ほどが良いと知った。  しかし”昆布だしのたれ”はコネコネの後で加えるもんだとは、知らなかった。  売り場には、たくさんの銘柄が犇めいており、いつも悩む。  今まで、いろいろ食べて来たが、未だにこれだっ!、と指摘出来ないでおる。  ご飯にかけずに、ほぼ2回で完食する。  これを始めて食べた のは社食での美味しい目刺しの朝食、ダルマストーブで味海苔をさっと炙ったやつで、玉子掛けご飯などを巻いていたんだ。  美味しいトッピングを見つけたい、”茗荷”か”葱”、”生姜”辺りから試してみよう!。  デザートのダージリンにFROMAGE BLUE・ブルーチーズをもって、ランチはやっと完遂し、ホクホクした満足に包まれる。   誤解を畏れず申せば、食事の唯一の目的・よろこびはデザートにあり、材料の調達から始まる一切の行いはこれに向かって運ばれる、有り体に申せば一日の楽しみに欠かせない。  これがいいキックを発揮し、心地良い酩酊、太陽風を満帆に孕んだジンジンする光波エンジンの響き、100万光年の彼方、第七銀河に逗留する、宇宙基地に座標を定め秘やかにこの星を離れる。

2008年12月31日水曜日

朝食とお昼が接近し、くっつき一体となった、そして遅いお昼。  ”ライ麦いり食パン - Pasco” のトーストは、とても楽しみ〜*。  なんの工夫もなく、塗りたくるものもない、プレーンな味わいを至上とする。  包丁で耳を切り落とす、これは入念に刻み野鳥さんに供する。  お気に入りの、ほっぺの白い小さな雀のような(※: ヒガラ?)は、とても小さくてメジロと同じほどなので、たっぷり時間 をかけて細粒に刻む。  前は、両掌に挟み揉んでいたが、もっと時間がかかり汗をかくほどなのでやり方を変えた。  今度は、コーヒーミル(Melitta)でやってみよう!。   灯台のような形、投光室に回転する粉砕羽根がある、一部分がスイッチになっている屋根を外し豆を入れる。  随分長いこと愛用しており、故障知らず。  ライ麦のしっかりした歯応え、ねばりのある心地良い口当たり、 香ばしい匂いホクホクと仄かな甘さに包まれる。  湯豆腐、昆布が充分蘇生したっぷりとひろがり寛いだ頃に、火炎に。  ”白き物”は、ねっとり・しつこい味わい。  生姜の清冽と 出逢たっときの絶妙の合奏は、さっぱりとしてたちまち崩壊する形あるもの、無類の旨味を奏する。  春菊の香雅、したたかな実体はぐったりして、自信と諦めの混沌としてとても好ましい自然体。   ”白き箱・冷蔵可”の前に立ち、何も考え得ずにラップで覆った深皿をいろいろ取り出す。  ”柚子なます”、清冽な酸味シャキシャキの歯応え、仄かに甘い。  ゆずの皮は透明で黄、独得の苦さがとても嬉しい。  ほうれん草のおひたし、濃厚な胡麻のしつこさに塗れて、たおやかな歯応え は独自のもの、しっかりした茎がいい歯応え。  ”高野豆腐”今回は水を多めに、弱火で2倍ほどの時間コト!コト!やったため、柔らかくで優しい口当たり。   とても美味しいため更なる洗練・繊細・奥ゆかしさを訴求したいと欲す!。  添付の”既成の粉末出汁!”への挑戦は、戦略の決め手が漠として要を得ないため、未だ実施に至らず考慮中!。   希望は押しつけがましいものが皆無であり、優しさと慈悲に包まれ・愛されておるておると実感でき、頬が緩むようなもの。  しっかりした歯応えと、フッ…!と砕け蕩けて喉を下るもの。  調味料こ個々の味・主張は見あたらず、交響詩のように総体として深い感慨に包まれること。  インプロヴィゼーション蜂は 赴くまま・自由ににブン〜*ブン〜*頭上を舞っておる。  戦略のきっかけ・ポイント、これだっ!と言うものが羽ばたいたと感じた時、糸を繰り寄せ、悠然と開始するつもり。  しっかりした腑、いい銀色。鮮やか・透き通った切り口の太刀魚は、相変わらず、やや固くホクホクした食感を楽しめる、そしてとても魚クサイ!!。   未だピーチカラーの残照を残す天空を見上げながら、風の中をスーパーへ急ぐ。  いつもとがらりと陳列が替わり、正月商戦が剥き出し!、探索意欲がことごとく後退、いつもより少ない 収穫でそそくさと足早に帰還。  少し前は3日からの営業であったが、近頃は元旦でも営業しているので、ありがたい!。  冷蔵庫は、余裕の空間を確保しており、奥が見えないとか、大事なものにすぐ手が届かない、といった不便はないのさ。   お正月は、”何もしないことを行う”のが、本来のあり方、強いて言えば、うつらうつら宇宙の根本原理や、人間としての日々の思惟について 、いつもの飛躍を遥かに超越した・とても逸脱した、あれこれ想いを巡らし・問うてみる時間がたっぷりあるもの。

 

 

 

御愛読ありがとう。    fin.

=(゜。.゜)= 日記の最新ページを開くじゃ…*。に続く。


太陽風ДζΨΠ∀3(ホームページ)へ …* Copyright (C) 2021 むんにゃき(太陽風ДζΨΠ∀) All rights reserved.  96/10/12 ??:?? 〜 21/01/28 11:23:14  (1997/03/09〜2021/01/28)  ハロー(^. ^)(2021/01/03〜)また来てね (^.^)。